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ケーブルTVの価値
 過去に独立地方局でトップと言えばテレビ神奈川(TVK)でしょうか。東京キー局以外に全国ネットなんて番組もあったと聞いている。東京(関東)だけ見えないなんて関西の番組みたいな感じ。ところが視聴世帯数の違いによって巨大化してしまったのが TOKYO MX (MXTV)。うちも昔は大型アンテナとブースターにてTVKが映ったが、年々増加する高層ビルによって見ることができなくなっていた。それどころかビルに囲まれ東京タワーもアウトだったから共同アンテナによる供給となり、その運営がケーブルテレビ業者 J:COM に移管されたことで視聴者参入。それにより、TVKは無理だがテレビ埼玉と千葉テレビの視聴が可能となった...

<ケーブルテレビ>

 ケーブルテレビ会社のテレビ、ラジオの大部分は再配信事業だから後発の衛星放送事業者と競合した。それによってインターネット事業など別のことに乗り出したのだと思うが、それもNTTが悲惨な電話回線から光ファイバーになったことで電話、インターネット、映像配信と全てで競合することになり苦しい展開を見せているでしょう。客としては個人の事情による選択の道が広がった。

 ケーブルテレビの問題は選択の余地が非常に少なく、最初から5000円以上の出費を余儀なくされることである。スカパーのように好きにチャンネルを選ぶことができない。だいたいどこも2~3段階のセットしかなく、あとは高額チャンネルが個別になってるがそれだけを選ぶことはできない。加えてインターネット回線だの電話回線がある。

 うちの場合、営業が外部で歩合なのか知らんが、説明なしで安くなるという部分だけ強調されてNTTから電話を変更させられそうになったため、俺が速攻で止めて苦情を入れたことがある。IP電話となるため一部つながらなかったり、停電時に通話が不可能になることが説明されなかった。電話番号が変わらないとかいう問題じゃないんだ。基本料も200~300円しか安くならないのにリスクが大きい。

 先にNTTの光ファイバー回線を導入していたため、そっちだと光電話の装置にバッテリー給電する装置が別売されていて停電時も通話できるようになっているが、ケーブルテレビ局が設置したのはどうみてもAC100Vが必要だから不可能だ。更に地域停電したときに自宅でバッテリー駆動できたのにテレビが見えなくなったため、ケーブルテレビ局から電線(電柱)の途中にある装置への給電がなされないなら意味がない。このように、いざってときの説明不足なところが多い。大半の客が素人だからと思ってるんだろう。

 料金については職業引退した人でもない限り見る時間がないから高いと言わざるを得ない。隠居である、うちの老人もほとんど民放を見ているので、コストパーフォーマンスは非常に悪い。1、2チャンネルのために毎月5500円だったか払っている。アナログ時代は3980円だったかで契約したのに、頼んでもないデジタル放送へ変更と共に事実上の値上げとなった。厳しい台所事情はともかく、タクシー初乗りを約1キロで410円に下げるって実験する時代に門を狭めているのがケーブルテレビ局。




<痛々しい地方局> (地上波)

 見ていて痛々しいのが地方局である。 ラジオの出演者が、どいつこいつも同じになってゆくのと同様に、地方局の制作、アナウンサーなど東京キー局の「ノリ」をモノマネのように誇張するから、ずっと東京にいる側から見ると痛々しく見えるのである。

 そういうのをテレビで見てきた人たちが出演者になると、安易にマネをしてしまう。アナウンサーの教育においては東京キー局でもイカレたところがあり、スポーツ中継などが特徴的だが、「とにかくしゃべり続けろ」と大間違いを教え込まれる。ラジオじゃないから黙っても放送事故にはならない。それによって全くメリハリのないうざったくなり、緊張のシーンでテレビに向かって「黙れ!」と言ってしまうことが多々ある。

 その点でテレビ局がラジオ局と関係しているのも大きな間違いだ。同じアナウンサーがテレビとラジオを行うことが多い。更にラジオしかなかった古臭い考えを持つ先輩からテレビの違いを考えずに教わってきたのも原因。設備が整ってない時代の「放送席、放送席」とか必要なくても言ったりと、そういう時代遅れが随所に見られる。


<花火大会の生中継> (独立地方局/ケーブルテレビ/BS[衛星放送])

 私なりに花火大会の中継を例にするが、地方局は上記で示したことをとことん実践してくれる。花火なんて見る気もない縁日か宴会場な隅田川花火大会ならともかく、花火を見たいのに音も聞かせないほど、ごちゃごちゃしゃべり続けることをする。

 一転してケーブルテレビの花火中継では長い時間を取っているため、始まる前と終わってからは出演者が出てくるものの、花火の最中は静かになる。この状況は制作会社により大小あるが地上波放送とは区別できる。

 過去、ケーブルテレビも地上波のマネをして失敗したと思えることがあり、芸人を出して終始うざったい放送をしたことがあるが、地上波じゃなくBSでもCSでもないケーブルテレビという立場から学習はしてるようだ。

 東京キー局のBSは大きな差がある。今年は8月3日にBS日テレとJ:COMが長岡(新潟県)の花火を生中継した。BS日テレはテレビ新潟の制作で、出演はバスでよく寝る元某局アナウンサーと現地女性アナウンサーに花火鑑賞師士。地上波放送局の制作のため、とにかく「黙っている」ということができない。

 歌番組、イントロでごちゃごちゃとしゃべられるのもウザったいわけ。しゃべりがうまいとか言われて調子こいてるが歌・曲を汚していることに違いはない。以前、歌手が勝手に歌詞を変えたと怒った爺さんがいたが、視聴者(消費者)からすれば曲の最中にごちゃごちゃしゃべられるほうがよっぽど迷惑なんだよ!作詞家怒ってなんで作曲家は怒らねぇんだ! それと同じように花火が打ち上がってる最中にブツブツ語られてしまう。花火は見るだけでなく音も重要なのだ。

地上波に洗脳された作りをすると、

   「沈黙」という価値が全くわからないのである。

 過去に米国野球メジャーリーグ中継で米国のまま放送と日本のアナウンサーと元野球選手がいた放送の差を例にしたことがあるが、米国のはメリハリがあるが、日本のは常にうるさいだけだった。なんで、ゴルフで打つ前に「静かにしろ」って看板出るようなことがテレビでできないのかと落胆するだけだった。

 うるさくても良いと思うなら単に洗脳されただけでしょう。最近はうざいCMしか見ないが地上波とてサッカー中継(主にテレ朝)でスポーツファンの多くから「うざい」「うっとおしい」と言われた方をお忘れですか? 同じように芸人を出すと番組内容を考えず「芸人」をやってしまうんだ。

   今年のテレ玉(テレビ埼玉)による戸田橋花火大会中継も実にうざったかった!

 BS(衛星放送)という関係で地上波とは違う作りをしないと視聴者に受け入れられなくなった。BS-TBSが過去2回に8月15日の諏訪湖祭湖上花火大会を生中継している。これも系列の信越放送なのだが、大きな違いは「現場音声のみ」という選択肢があったことだ。そうでなくても、あまりウザったくなかったんだけどね。8月下旬に恒例のNHKの大曲こそ本当の花火中継だと思ってる。

 ということで、J:COMの長岡大花火の中継は花火鑑賞の的を射ていたが、BS日テレは地上波のノリが捨てられなかったに加えてクライマックス前の21時で放送終了と最悪。花火の終了予定は21:15で、21:07から30号(正三尺玉)に始まり尺玉100連発となるのだ。もちろんケーブルテレビは花火に合わせた放送枠を確保している。

   地上波の作りをマネしないところにケーブルテレビの価値がある。

予算や出演者的に追いつけないからマネすると痛々しく見えるわけです。CSに始まりBSが路線変更したように、ケーブルテレビもどこかマニアックな層を掴まないと見る気がしない。私が過去より地上波の悪い部分を指摘してきたように、

   余計なことをしない

のがいいんだ。それは予算がないという理由が功を奏しているのかもしれない。だからゲスト呼べるよう下手に予算がつくと地上波と同じうざったい作りをしてしまう。これからもケーブルテレビには地上波の悪面の健常者字幕放送を代表とする映像を汚す不必要な字幕・CGなどなさらず、音声ではメリハリのない騒音をなしで続けていただきたい。

これを通して地上波の大・大・大 勘違い制作を非難してるんだな、この投稿。

| emisaki | 2016-08-07 Sun 17:58 | comments (0) | 大衆媒体::テレビ |
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