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ぶろぐん

JR東 伊豆×房総 半島対決
 今回も2017年1月1日から3月末までJR東日本の「JR東日本 伊豆・箱根・湯河原 温泉いっぱい花いっぱい」キャンペーンが実施される。前にテレビの題名で指摘した部分だがJRは伊豆・箱根・湯河原と地域を正しく分類しているが、旅の商業サイトなんかだと熱海が伊豆じゃなく別にされてることが多々ある。直接地名を出されているほうが利点が多いから当事者から苦情はでないわけ。確かに熱海だけ別格ではある。
さて、伊豆×房総 半島対決ってことやってるので主に観光として比較してみた...


伊豆: 半島内の電車 JR伊東線~伊豆急行線、伊豆箱根鉄道駿豆線
房総: 半島内の電車(汽車) JR総武本線 外房線 内房線 久留里線 東金線 成田線、いすみ鉄道、小湊鉄道

伊豆: 東京駅→館山 高速バス、特急電車 約2時間 (安房鴨川までも同等) 2450円、4130円
房総: 東京駅→伊豆急下田 特急 約2時間半、新幹線+特急 約2時間10分 5630円、6760円

伊豆: 特急 踊り子(スーパービュー、マリンエクスプレス) 伊豆クレイル
房総: 特急 成田エクスプレス わかしお さざなみ しおさい (あやめ は2015年3月廃止)

伊豆: 特急 6~16本/日(東京 新宿から。土日運行多し)、熱海 三島まで新幹線 約40本
房総: 特急 内房 1~2本(季節。平日 君津5本)、外房 11本(安房鴨川6本)、総武 5~7本(銚子)

伊豆: 面積 約1400平方キロメートル
房総: 面積 約5000平方キロメートル

伊豆: 高速道 伊豆縦貫道(伊豆中央道 修善寺道路) 伊豆スカイライン 熱海海岸道
房総: 高速道 京葉道 東関東 千葉東金道 千葉外房 圏央道 房総スカイライン 東金九十九里など

伊豆: JRえきねっと 旅行商品あり、トクだ値 特急料金設定なし
房総: JRえきねっと 旅行商品あり、トクだ値 特急料金設定あり

伊豆: 南伊豆フリー乗車券 伊豆ドリームパス 駿豆線一日乗車券 東海バス全線(区間別にあり)など
房総: サンキューちばフリーパス 南房総フリー乗車券 房総料金回数券 N’EX往復きっぷ など

伊豆: 東海バス 伊豆箱根バス
房総: 京成 小湊 千葉交通 千葉中央 日東交通 東洋 九十九里鐵道 成田交通 千葉内陸 ちばフラワー等

伊豆: 温泉 それほど掘らず沸いてるようなところが各所に多数あり
房総: 温泉 点在しているが有名なところはない (だいたい地下1~2km掘ってる)

伊豆: 土肥金山 シャボテン動物公園 アニマルキングダム iZoo パノラマパーク 三津シーパラダイス等
房総: マザー牧場 鴨川シーワールド ロマンの森共和国 太海フラワーセンター 市原ぞうの国、等


 苺について、詳細な地域での生産量データが見つからず静岡県・千葉県とすると静岡県のほうが出荷量は多いが、伊豆半島・房総半島して考えると現在では房総半島のほうが いちご生産者を多く見つけることができ、いちご狩りを行っているところも多い。房総半島は他の作物も多いが、単純に面積が広いばかりじゃなく平地の率としても伊豆半島より大きい。

 伊豆は平地が少ないため路線バスは網羅されておらず、ちょっと外れると自家用車なしでは行くことができない。それはフジテレビ土曜昼(タカトシ)、テレビ朝日 不定期日曜夕方(徳光・田中)、テレビ東京 特番(太川・蛯子)など路線バスに乗るテレビ番組はルート選択が可能な千葉県(房総半島)のほうが多く、伊豆半島の場合は決まった経路となる。房総半島の移動だと多数のバス会社をまたぐことになるがバス会社の少ない伊豆半島は調べるのが楽。

 また、伊豆半島は東京への通勤地としては離れすぎていて高速バスの定期路線がない。あっても不定期の観光バス。東京へ通勤は熱海・三島が限界で定期路線があるのは三島だけでしょ。房総半島だと住宅地、東京湾アクアラインの開通後は更に行き来しやすくなったため定期の高速バス路線が増えたから観光でも利用できる。

 房総は農作地と東京湾沿いは工業地から住居として発展したため内陸を含めて観光地という感覚がしない。温泉だと房総半島は日本のどこでも同じようにキロ単位で掘れば出ると言われてるよう何キロも掘って出してるが、伊豆半島だとたいして掘らずとも温泉は湧いている感覚だ。大雑把には農業、工業で房総半島、観光地だと伊豆半島に思える。面積の違いではなく経済生産高として房総半島のほうが大きくなるから交通の便も対比して発達してるのだろう。加えて伊豆半島は山間部が多く鉄道が引けず、伊豆急とて難所だったから東京タワーよりあとに開通し、西伊豆は鉄道がない。

 ほか多くの施設や観光地、東京から自家用車での行き安さなどなど詳細まで検討はしておらず、短時間で思いついたところを列記してみた。だから何ってことはなく、好きなほうに行けばよい。

<追記: 2021年6月30日で「南伊豆フリー乗車券」廃止>
| emisaki | 2016-12-02 Fri 19:55 | comments (0) | 旅・散策と行事::考察・批評 |
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