今年行ったから検索されても飛ばしていたのだが2016年10月8日から2017年2月19日までの週末32回ある熊野古道の説明が付くバスツアーが1000円と安すぎて気になった。6回の1泊2日宿泊ツアーも全て9800円と安い。名古屋からの料金は含まれないが、尾鷲駅、熊野市駅など最寄り駅からの往復路線バスにガイドを含めて1名から保証されてる。何らか補助金でも出ているか？土産物屋の組んでいる？それとも名古屋の旅行会社だから現地までバス利用を想定？ など確証を得られるものがなく、名古屋からJRや名鉄バスが示されてるからなんだ。旅行会社のくせに現地集合解散の謎は何か...

　名古屋からの日帰りバスツアー5000円が宣伝されてることが判明。名古屋から行くなら料金込み込みのほうがお得ですから、もしかすると1000円は誘導広告なのか？

　そう思うには電車があっても難所な地域が南北に位置してるからで名古屋駅のバスセンターが昔から巨大であったことからもわかる。車社会であることもあるが田舎や山間部が多いためか関東よりも早く高速道路網が整備された。観光より生活路線として営業できてる路線は値段も安くなって競争が激しい。

　どうやら既存路線から現地で乗り換えのようだから専用バスってわけでもなく名古屋からの客で考えると儲けが出るわけだ。和歌山県内でも見かけたがツアーガイドはボランティア同然で存在しているみたいだから安すぎて怪しいという疑惑は減った。


　高速道路は三重県尾鷲（尾鷲駅近く）までしかないが、徐々に交通量は減るし和歌山県勝浦町までバイパス道路は存在している。名古屋から熊野市まで特急電車だと3時間、バスだと3時間20分くらい。値段の違いから妥協できる。

　JR東海の「南紀・熊野古道フリーきっぷ伊勢路コース」だと名古屋市内から8,230円（特急指定席往復＋フリー区間乗り降り自由＋バス）、名鉄バスセンターから熊野市駅前まで高速バスが片道3,600円だから熊野古道の日帰りバスツアー5000円は安く設定されてる。

　問題は既存路線を使うにしても出発日が設定されていることだ。設定日は休日である。ここを勘ぐると休日は利用客が少なくなる路線なのではないかと。特に都市から逆方向。そうだとすると空気運ぶより格安ツアー客を受け入れたほうがよい。


　自由な出発日の設定となると通常のバス利用となり、高速バスの停留所から路線バスも個別支払いとなるが、JRのフリーきっぷは三重交通の路線バスも指定区間で乗り放題になるから価格差がなくなり、立ち寄り場所が多くなるほどフリーきっぷのほうが便利。そのフリーきっぷさえなければバスは激安だから競合路線の競争で利用者の選択肢が増えた良い結果だった。

　日時が合って割引乗車券と組み合わせで利用することで現地近くで集合解散な熊野古道のガイドツアー（ハイキング？）の1000円も使えるのではないかと思えてきた。



東海バスの冬の謝恩ツアーは奥地には入らず速玉大社と那智大社（那智の滝）で組んでるね。
安いか高いか普通に計算すれば安いよ。
でも東京からのツアーだと新幹線使っても・・・おっとその話はやめておくか（笑）