2016-02-01 Mon
エスカレーター転落事故が報道された。どうやら2本のエスカレーターが続く途中の踊場で人が溜まったために折り重なって転倒したようだが、1名が重症とある。マスコミの言う重症は範囲が広すぎるが状況からしておおごとではないと思う。横を歩く奴が原因ってことでもないさそうだ。老人集団だから踊り場で溜まってしまったのが原因と思われる。それだから複数のエスカレーターで踊場を作らず動く歩道と合体してる1本のエスカレーターが増えてるわけですね。私が知る限り、愛知県ってエスカレーターで歩くなと大々的に言い出したところ。それが仇になった感じがする。横を空けてあれば密度が下がって踊場での人の逃げ場ができたと考えられる。
歩くの禁止は地方出身者の巣窟である東京でやったほうがよく、地下深い駅が多いからエスカレーターしかなく歩くために階段を設置せよとは前に要求したとおりだ。休日の東京駅なんて無秩序キャリーバッグ族で溢れかえってるから足を引かれるなんて当たり前で、エスカレーター事故だって起きてる。
大昔に長くて有名だった地下鉄千代田線 新御茶ノ水駅のエスカレーターも忘れ去られるくらい駅に長いエスカレーターは増え、駅の最長は大井町駅だ。自由が丘が職場だった頃に大井町駅も多用していたし、そのまま海側の京浜急行線の駅まで歩いたことが何度もあるので大井町駅が高台にあるのは知ってる。
乗り継ぎで考えれば東京駅地下ホームから地上ホームへは4本で高低差30メートルは越えてるはず。更に地下鉄南北線 六本木一丁目駅から泉ガーデンで出るときや、地下鉄大江戸線 六本木駅から日比谷線への乗り換えも嫌気が差す。地上への高低差は40メートルを越えるとかだが日比谷線の乗り換えでも上ってから下るので30メートル以上のはず。
他にも乗り換えなら、銀座線・丸の内線 赤坂見附から半蔵門線 永田町のホームを抜け有楽町線、南北線。比較的新しい南北線は乗り換えの大変な駅が多い。今回に関係しなくなるがエスカレーターだけで考えず移動で考えたら問題ありな駅は倍増。都営地下鉄 大江戸線なんて都庁職員専用と揶揄される路線だけに強引な駅が多い。特に駅と駅がつながっておらず地上に出て歩いて乗り換えるところがいくつか。別路線ならともかく、蔵前駅なんて都営地下鉄同士だ。
東京の地下は既に入り乱れてるから新しく作られた地下鉄は地上の起伏には合わせず深いままだから地形的に高台にある場所ほど地表から深いことに。深すぎる=エスカレーターが長すぎるほうが転倒したときの危険性は高くなる。
エスカレーターが長すぎれば歩くのもいやになってくれるだろうが、問題は上りより下りでしょう。上りなら折り重なる程度だと思うが、下りであると転倒=転げ落ちるという危険がある。
エレベーターのほうが安全だが、前から指摘してるように動けないくせに「老人ほど短気になる」という病に犯されるので、無理かもしれないがそこを自覚させることや、エスカレーター設置の設計時点で運搬人数の数割が踊り場に溜まれないとダメとかいう法的規定が必要と思われる。
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