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解けぬ八木新宮線 運行時刻表の謎
 過去に調査したとき、一部区間に乗車したとき時刻表は一つだったが、予想するに遅れが常態化していたため平日土日祝を分けたのだと思う。

新宮~→上野地 0924→五条駅 1057(1057)→高田市駅 1202(1202)→1224(1224) 大和八木駅
新宮~→上野地 1124→五条駅 1314(1257)→高田市駅 1419(1402)→1441(1424) 大和八木駅
新宮~→上野地 1337→五条駅 1527(1510)→高田市駅 1632(1615)→1654(1637) 大和八木駅

 変わってるのは新宮(しんぐう)から大和八木(やまとやぎ)へ向かう便の都市部だけのことだが、渋滞が原因ならば大和八木から新宮へ向かう便でも発生するはず。なぜならバスが走る葛城市(かつらぎし)大和高田市(やまとたかだし)橿原市(かしはらし)にて適当な場所を拾ってGoogleストリートビューで異なる時刻の道路状況を見ると渋滞は上下線で変わる。

 Googleストリートビューの撮影は渋滞を避けてるため早朝と正午を挟んだ前後の時刻なのは店舗の状況や晴れなら何月かと太陽の方向など写し出されてる映像からわかる。

 そこから渋滞しそうな時刻を知ることはできないが、八木新宮線が通過する時刻は外れてる。五条駅高田市駅大和八木駅において第一便は平日と土日祝に違いはないこと。五条駅大和八木駅と都市部になるのに差が増えないってことから運行時刻が異なる理由は渋滞ではないと考えられる。

 そうなると平日に上野地(うえのじ)から五条駅の間に何かある。五條バスセンターを考えそうだが新宮大和八木の方向では五条駅の次が五條バスセンターになる。奈良交通バスは位置情報を調べられる。飛行機でのflightradar24みたいなもの。これを書いてる時点(09:13)だと上野地で停車中だった(通常20分間)。ずっと見てれば何が起きるのか解るだろうけど、そんな暇は無い。

なぜ平日の午後は五条駅までに17分の遅れが出るのだろうか?

| emisaki | 2021-06-15 Tue 09:13 | 交通::バス |
「バス特」 次々と終了していた
 「バス特(バス利用特典サービス)」について例によって都合が良い言い方をしているが「ICカードの普及促進」なんて関係がない。なぜなら磁気カードから強制的に移行させてしまったのだからICカードを使わないなら現金払いに戻るしかなく、これを普及促進などとは言わない。

 均一運賃なんてのは大都会だけの話で、距離従量制運賃である大多数の路線では固定金額の回数券が発行しづらいから紙の金券式回数券が販売され続け、よく行く方面では私も利用させていただいたがICカード対応となった同時や徐々に回数券は消し去れてきた。

 推測すると、通勤や通学は定期券を利用するため、これで困るのが毎日は利用しないが定期的利用で通院や買い物の高齢者層ではなかろうか。

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 過去に考察済みだが、「バス共通カード」であったのなら5000円の先払いで5850円分が利用でき1ヶ月なんて制限はなく、金券式回数券でも同様であったため、ICカード化された時点で1段目の割引は終了していた。先のJRで解っていたことだがICカード化の費用は運賃に転嫁され路線バスでも同じことが起きた。

 ブックマークしてある路線バス会社のウェブサイトへ適当にアクセスしてみたら、京浜急行バス、東洋バス・千葉シーサイドバス、東武バス、西武バス、小田急バス、相鉄バス、国際興業バス、西東京バス、関東バス、伊豆箱根バス、江ノ電バス、横浜市営バスが「バス特」を終了した。横浜市営はこの投稿本日、2021年5月31日で付与が終了。探せばもっと出てきそうだ。

 単なる「割引の終了」。現金以外でICカードは強制的なのに普及促進が終了したからなんて嘘はいけないな。コロナ禍における減収が理由であること間違いなしだ。真実を記載すべきである。乗らない奴が偉そうに言うのではなく、乗っていたが乗れない事態が続いているだけ。

 交通事業者様方は、おおかたの人流抑制ができない原因である金儲け優先でテレワークをしない糞企業、そして、うろつきまくる糞餓鬼どもに文句を言っていただきたい。

 気温が乱高下、小学生ですら熱中症が出た事態。こっちも1~2kmと歩いて気持ち悪くなってる。バス乗りたいんだよ。訴えてきたが日本の大多数が地方症=究極の自己中と化しているだけに何だかんだ自覚症状がなく自粛したつもりだけで自粛なんてしてない。

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| emisaki | 2021-05-31 Mon 19:46 | 交通::バス |
奈良交通バス お得な作戦が崩れる
 2021年6月1日から残念なことになる。改訂後、2021年6月1日からはCI-CAカードにチャージ金額1000円あたり50円分付加となったため不必要な多額チャージ意味なし。

 路線バスで日本最長だけに運賃は5350円となる八木新宮線。「168バスハイク乗車券」なるものがあるが、乗り降り自由ではなく途中下車しても通し乗車と同じ料金5350円になるだけ。2日間有効だから途中で宿泊し、片方向に一直線でしか使えない。

 前回に私が乗ったときは未対応でしたがICカード対応になってる。そこから「168バスハイク乗車券」よりも「CI-CA(奈良交通ICカード)」のほうが良いと思っていた。それはCI-CAカードの預かり金が500円で5000円チャージすると5850円分が使えたから。

 5000円で5850円分とはバス共通カード(磁気式プリペイドカード)時代からであるが、東京周辺で行っている「バス特」は1ヶ月以内で5000円利用しないと付かないから何ヶ月かで使う場合には得しない制度になってた。

 ようするに金額的には現金払いで問題もなくなった。もちろん本物の都会人である私が他者に迷惑がかかることができるはずもなく支払いにもたつく現金払いは避けるがね。

 少し救われる方法が時差利用に相当する「CI-CAひまわり」。祝日でない月~土曜日 09:30~15:30の発車時刻と日曜祝日終日に利用できる別枠で1000円チャージあたり150円分が付加される。通常CI-CAは1度に5000円までだが、CI-CAひまわりは1度に3000円までしかチャージできない(合計上限2万円)。バス車内だと、お釣りの機能がないこと忘れないようにしよう。

 CI-CAひまわり 5000円分チャージしておけば 5000+150×5=5750円分となり、上野地は休憩(途中下車じゃない)、本宮大社前で途中下車しても4000+1560=5560円で支払い可能。そもそもCI-CAを所有してないため、営業所がない新宮から向かうならば事前に奈良交通の営業所に辿り着く必要があった。

 「バス特」も今や数多くの事業者が終了を発表する事態になっていたため奈良交通は独自制度であったが追従するかのよう大幅減額する。2021年6月1日以降は5000円チャージで5250円(+250円相当)しか付かないよう改定。ほか、周遊券では奈良市街地での適用範囲が狭くなってる。

 この投稿日にて直前に迫ってるからじゃなく、まだ一般の年代がワクチン接種もできないんだから旅立てるわけもなく発表を読んだ時点で絶望した。たかが600円、されど600円。

850円分から250円分に下がったが、ないよりはマシ。
コロナ恐るべきだが、八木新宮線に関しては廃線じゃないだけ幸せと思うべきか。

| emisaki | 2021-05-30 Sun 22:29 | 交通::バス |
次々と使いにくくなる交通系ウェブサイト 見た目≠使いやすさを知れ
 東海バスのウェブサイトは見た目を美しくしたつもりだろうが、動作が遅くてうざったいだけ。ウェブブラウザーによっても表示は異なるし、標準的になりつつある広告ブロックやトラッキング防止機能(アドオン)動作検証をせず作ってる。

 そして JavaScript なしでは見ることもできない。そういう意味だが、ちょっと違ってて JavaScript を禁止にしてると沈黙する。noscript も知らん奴が作ってるのか、情けない。俺なら個人の趣味だが、あっちは仕事だからな。見た目で誤魔化し、程度が低すぎる。

 東海バスの社員が片手間に作ったなら良くやったと言えようが、外注したならそいつらはド素人で金を払う価値がないよ。ひとまず表示するならいいが何もできないのに対処してない。

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 一時的に無防備に設定して各種ブラウザーでアクセスしてみたが、Firefox(現時点最新 88.0)であると左上のメニューボタンが表示されず横並びに文字列展開する違いが出た。

 スマートフォンは知らんが Google Chrome が device toolbar として強力なシミュレーションを搭載してる。だとしてもブラウザー対応の違いまでシミュレーションはできないだろう。

 利用者を無視して依頼主に「美しいページができたでしょ」って見せて完成したページは世の中に溢れてる。依頼主は素人だから知らなくて当然なんだが、制作が利用者を無視した素人を暗に示す。

 デザイン会社のくせに技術に手を出したって感じだろうか?そういう業者をたくさん知ってる。デザイン と HTML/CSS/JavaScript等のコーディングは職種 業種が違います。特にJavaScriptはね。


「依頼主が素人だと対価を支払うに値するプロかどうかを見極めることは困難」

「依頼主は内容を熟知してるため、使い勝手の善し悪しの判断ができない」




誰がためにあるのか?

 見てくれが良ければ良しなんて無知な素人デザイン会社が増えすぎたんだ。5年、10年前のほうがよっぽど使いやすかった。これは日本中で勘違いしてる連中に言えること。そもそも交通機関のウェブページって見た目じゃねーだろ。

 2020年に合併してウェブサイトを更に新しくした 熊野御坊南海バス株式会社 も見た目を優先して「見せかけの美しさ」を出したかもしれないが、ネット上に溢れてきた類似のページであり従来より表示速度が著しく遅くなり使いにくい。見た目のために余計な処理、映像効果(画面転換)のために待ち時間を入れているからである。環境映像ならYouTubeで見るから「とっとと、表示しやがれ」と。

 これですから大々的に新しくできないローカル路線の会社のほうが客として使いやすい。交通機関であって観光協会じゃねぇーだろって言いたい。実用性を最優先すべきである。観光バスも扱ってるだろうが、路線バスとは分けろって言いたい。



交通機関 全体に言える 使いやすくと勘違いした退化

 東海バスの変更で個人的に痛いと思ってるのが路線図から時刻表が表示できなくなったことだ。乗り換え時刻を「線」じゃなく多角的に調べることができた。

 「もくいく」なるものも多くの乗り換え案内と同じで「線」でしか見ることができない。せっかくコンピューターのチカラを使ってるのに作ってる人間が駄目なのだ。例えるなら、テレビもロクに見ない奴が録画機を作るからロクでもない製品しか作れない。今の日本人はそうなってしまった。

 昔ながらの書店で売ってる時刻表ならば「面」や「立体」的で見ることができた。「面」とは全体的な時刻であり「立体」とか指を突っ込んで3ページくらいをチラチラと見ながら乗り継ぎを探れたりする。

 なのにコンピューター化して「線」でしか見えなくなったり、途中の停留所の時刻も解らなくなったり退化、すなわち不便になった。馬鹿だろ。

 電車はもとより高速バスの時刻表なら売ってるが、路線バスの時刻表なんて売ってない。もし売ってたら日本全国に路線がありすぎるから広辞苑みたいになりそうだしな。だからこそウェブサイトが間抜けじゃ、どーしようもねぇーんだよ!


 あとはこっちで考えるからさ、路線図、縦軸が停留所名で上から下が進む方向、横軸が時刻帯になってる一般的な時刻表を置いといてくれよ。そうすればウェブサイトがクソ重たくても滅多に見ないから関係ない。

 公共交通に頼ってる旅人としてはオタクじゃないけどダイアグラムなら素晴らしいのも停車時間があると解るから。一般的な時刻表だと停車時間があっても識別できないことが大部分。

 発着別は巨大駅で一般的には出発時刻しか書いてないのが普通だから、乗り継ぎ可能か不可能か判断が難しい。ここでも一本「線」でしか表示されないコンピューターが弾き出す乗り換え案内では見えないが、時刻表が「面」で見えてると他の運行時刻から停車時間があることが解ったりするのだ。

 ボーっと乗ってる奴らばっかりじゃないんだよ。いつになったら利用者のことが解るんだい?スピード出せとか自己中なことは言ってない。すべきことをしろと言ってるだけ。


観光以上に調査グセで日本各地の交通会社のウェブサイトを使ってきたからね。
比較して議論できるだけの蓄積は持ってる。





<別件: ICカード対応した伊豆東海バス 回数券>

 ICカード対応してくれるなとは既に論じたが、伊豆半島の南じゃなく熱海周辺とあらば、たまにしか来ないくせにブツブツ言う老人が多そうだ。もちろん支払いでもたつかない利点はある。

 山形県では導入で特別な補助金が出たが静岡県ではそういう情報を目にしてない。しわ寄せは運賃。ICカード化によって危惧していたとおり愛用してた2000円の回数券が廃止された。

 ここまではわかっていたが、使えるなら使ったほうが得に決まってるのだが回数券の払い戻しを読むと返金額の計算は「発売金額-使用金額-手数料(210円)」 だった。

すると 2000円券 - 1940円使った - 210手数料 = マイナス150。150円払うと払い戻しできます??

 毎日乗るわけじゃないから長らく愛用していた回数券。最後で60円赤字なんですけど長く見れば得してるので紙クズにするのが吉。まだ460円分残ってますから使えるなら使いますよ。マリにゃんタウンへも使えるはず。その前に、いつ行けるか未だ見えぬ。

≪ 続きを隠す
| emisaki | 2021-04-29 Thu 19:41 | 交通::バス |
東海バス(熱海地区) 2021年3月16日からICカード対応してた
 ついに来てしまった 東海バスが交通系ICカード対応になった。お得な回数券の販売も終了した。手持ちのは使用できるはず。使用不可になるなら、そんな重要なことを書かないはずがないから。

 以前の論調なら「なんてこったい」だった。なぜならICカード対応してきたら国、県の支援策があったとしても東海バスとしての出費は避けられないから回数券が廃止されると予測したからICカードなんて対応しなくていいと書いた。

 予期した通りになりつつあり、まずは2000円の回数券の販売が終了した。いままで大都会を含め地方路線でのICカード対応で通ってきた値上げの道だから。

 個人的な救いとしては、もう入り浸ってもないし、定期的に通ってもないから普通の観光客でしかないからいいや。問題と言えば、まだ460円分の回数券が残っていること。2020年1月30日に行ったとき、2社が走ってる区間で来たのは伊豆箱根バスだった。

 回数券が紙くず、もしくは手数料を払って払い戻しは赤字になっちゃうから使えるものなら使いたい。行くにはコロナウイルス収束が絶対条件。

東海バス3月16日より熱海市内の路線バスにおいて交通系ICカード「PASMO」のサービスを開始します

| emisaki | 2021-03-19 Fri 08:41 | 交通::バス |
奈良交通のICカードを考えてみた
 都営バスなんかだと1回が210円のためプリペイド磁気カード時代と違って1ヶ月で5,000円乗りまくらないと「バス得」ってやつで850円分が付かない。一ヶ月で10,000円なら1,740円分付くわけだが、特定バス会社であるなら都内の均一料金ならばどこも定期券は1万円程度のため別事業者の乗り継ぎがないなら定期券を買ったほうがよくなる。

 奈良交通八木新宮線で考えると八木から新宮まで5,350円。奈良交通専用のICカード CI-CA(デポジット制 500円)を取得し、5,000円チャージすると5,850円分が使えるようになる。ここ重要で、プリペイド磁気カードと同じ買ったときから付いてくる。奈良交通専用だからこそだ。

 他社の交通系カードでも支払えるが奈良交通ではチャージができないってことで特典は付かない。だから500円出してCI-CAを得ることが条件。

これを長距離路線で考えると1度の旅行で使い倒せるのではないかと。

 「168バスハイク乗車券」だと同じ5,350円で2日間有効、途中下車可能区間があるが、料金分ではなく八木→新宮の料金。過去には他の区間もあったのだが今は全区間しか無い。

 途中を往復ならばCI-CAカードを利用したほうが得。3,000円で3,510円分だから2度チャージすれば八木~十津川温泉の往復6,900円には丁度良い。(5000円と1000円チャージでも同じ)

※上限は2万円だが5,000円以上のチャージについての特典金額は記載されていない

 今後のためCI-CAカードをお持ち帰りしても400円の得だし、戻せばデポジット制の500円は戻る。注意点は特典分は戻らないし残高がある場合210円の手数料がかかる。

よって使い倒すよう入金する。足りなければ現金で払えばよいだけの話。

 イオカード、SFメトロカードは定期券に満たない利用者にとって有益だったのだがICカード化とともに消滅、まさか地方のICカードで同等特典が残っていたとは思わなかった。

| emisaki | 2021-03-09 Tue 22:10 | 交通::バス |