2021-12-07 Tue
オノマトペなる擬態語なら状況からして繰り返すのが基本。「雨がザーザー降ってる」って具合だが、「ドスンと大きな音」とか繰り返されない情景では一語なのも複数ある。東京の人間からすると「カチコチ」に大きな違和感があるのも「カチカチ」か「コチコチ」だから。ネットで専門家に辿り着けず詳細が不明なのだが、地方発祥らしくも方言ではなさそう。
余談だが「カチカチ」には2つの意味があるが発音が違う。固まってる「カチカチ」と時計の秒針が「カチカチ」って音。だからって本件には影響しない。
核家族化によって接点が減ると伝承もなく勝手が爆発してしまう。代表例は否定形でしか使えない「全然」なのに肯定で「全然OK」と言うおばかさん。そしてオノマトペと間違ってるんじゃないかと思うのが、だいたい、おおよその意味は「ほぼ」であり「ほぼほぼ」なんて存在しない。
そうなる理由は私なりにもう一つ考えられ、日本人は文字の意味なんて無視して言葉を音や長さでもてあそぶ。長ければ意味を捨て去っても短くし、短ければ長くするのである。そこへオノマトペの思い込みから「ほぼ→ほぼほぼ」と言う無知な奴が出現したのではないかと。
馬鹿じゃないかって思ってきたのが「インディ・ジョーンズ」なる意味不明な略。インディアナ・ジョーンズって名前な人がいたら短くした愛称がインディなのに、なぜ名字を付けちゃうのか? それも日本人のお家芸だと思える節があるが、日本人名じゃないじゃん。
オノマトペじゃないが有吉なんかがテレビ番組で良く言う「むりくり」は無理矢理の方言。「キムタク」なる謎の略も短くなりすぎない言い方だが、有吉の相方(三久じゃなくて) マツコ・デラックスはなぜ「マツデラ」ではないのか。
ネットは無秩序である一方で外部の抑止力が伝わりやすいが、テレビは一方的だからこそ怖い。
| emisaki | 2021-12-07 Tue 09:14 | 大衆媒体::テレビ全般 |
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