2021-12-07 Tue
テレビさえずっと間違ったままの言葉シリーズだな。世間的には真っ当な教育を受けてない人達によるファミコン言葉(バイト敬語)が鼻につき「よろしかったでしょうか」なんて肯定の強制を言われるとムッとする。尋ねるなら「よろしいでしょうか」と疑問形ってな。平気でガキどもをテレビに出すのだから放送で聞くことも増えた。【雨が降りそうな状況】
さて、大阪は何をやってるのかとチャンネルを合わせると雨が降っているのに「雨模様」だとさ。それは東京の今の状況であり大阪ではない。大勢が間違えたらそっちが正しくされるっても、間違いへと急速にねじ曲げてるのは誰だよ。テレビに出て偉そうに語ってる奴らでは? だってあの年齢の高い気象予報士のM田氏ですら雨が降ってるのに雨模様と言ってる。
→ 文化庁 > 文化庁月報 > 連載 「言葉のQ&A」 「雨模様」の空から,雨は降っているか?
勝手に解釈してみると、雨模様(あまもよう)が「雨が降りそうなさま」と従来からの正しい日本語の意味で、雨模様(あめもよう)が雨が降ってる模様の略なのかもしれんぞ。実際、読み方は双方が認められてるから関係ないな。
【それを言うなら無重量】
身勝手司会者の大阪から謙虚な愛知へ切り替え。某氏が宇宙に行くって話題から「無重力」を連呼。飛行機で高度に上昇してから自由落下によって得られるのは無重力ではなく無重量じゃないか。自由落下が確立することによって地球の重力と相殺される。
宇宙に興味があれば知ってることで、つまんねーヤツだなぁ~ってことだが、ISSは重力に捉えられてるのになぜ浮くのかってチコちゃんに叱られるで取り上げられたばかりだ。
地球の重力(引力)は月をも捉えているわけだし、地球は太陽に捉えられてるから無重力になんかないってのは科学の常識。何光年と離れてても、どこまででも重力は作用してる。物質があれば重力は作用するって小さい話まで持ち出すと屁理屈だが、惑星や太陽ほどの重力は無視できない。
宇宙に無重力な場所は無いから無重力って言葉を抹殺したほうがいい。
ほぼ100%で世間は無重量のことを無重力と言ってるから、これはもう正せない。
【切れるのは電池だ】
交通事故ニュースになったら70歳だかのジジイ運転手が事故を起こして逃げた。「ケータイの充電が切れたから会社に戻った」って70歳のジジイが日本語を使えないのか?
切れる(消耗する)のは電池で「充電」とは電池に電気を充(み)たす行為だ! 日本語が使えない奴らの真似をしてどうするんだよ。これさ、もしかすると爺さんは正しいことを言ってて報道の馬鹿が言葉をねじ曲げた可能性があるな。
原稿に書いてあっても間違いは読み替えるのがキャスターの仕事。正しく知っていればの話。
| emisaki | 2021-12-07 Tue 17:08 | 大衆媒体::テレビ全般 |
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