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考察:紅まどんな、せとか、小太郎、ひとめぼれ
 今年の「紅まどんな」は、まだ1個しか食べてないが過去に何年か毎年食べてきて品種的な限界なのか「紅まどんな」は、あっさり系であって甘い系ではない。甘みを感じるようになるには放置する必要があるが、それは水分量と反比例。保管すればどうしても水分が抜けてしまう。

甘いってことなら先日に到着した岩手の林檎「冬恋」のほうが甘いが糖度だけを競っても意味ない。

 「紅まどんな」においてJAの通信販売でこれ以上の品質は買えない。高級で有名な千疋屋で買ったら桁が違うのに出会えるのか解らないし、3~4年前に見たときより売価が2倍くらいに跳ね上がってる。そこを見失わせるのも、温州みかん1個や苺のあまおう1粒800円だったり、林檎が2000円くらいだったりするから。

 千疋屋と言えば熱海に果実のくり抜きゼリーを差し入れたことがあるが、オレンジ1個800円とグレープフルーツが1000円(2011年当時)。建前上、人数分は持っていかねばと思ったが二人分2種4個が限界だった。あれは愛しの八重歯ちゃんがいたから持って行ったわけで、普通の差し入れ品なんかにはできない。

 「紅まどんな」でゼリーを作ったら値段は?恐ろしいから考えないことにする。そのままでゼリーのような食感と言われてるから必要ないか。だったら「せとか」も似たようなもん。
 「紅まどんな」と「せとか」は数段離れているが系統的にはタンゴール。「オレンジ」が入ってるからみずみずしいのでしょう。時期が違うから「紅まどんな → 小太郎 → せとか」と春までつながる。
 夏海に惹かれて春先にでてくる「南津海」を買ってしまったらイマイチだった。種も入ってたし、ハズレだったのかどうかも二度目は無いから不明。

 くどくない甘さなら温州みかん系統にもあり、果実の重量比で言うなら「紅まどんな」より値段が高い早生種の「有袋越冬完熟 小太郎」。その半値くらいで買えるのが「下関越冬甘熟(かんじゅく)みかん ひとめぼれ」で共に一般的な温州みかんより更に小さい。ハウス栽培で夏に売られてるのよりも小さい。

 値段分の倍まで違わないにしても「小太郎」が旨いんだわ。今年は予約開始が早まっていて告知も入らないから忘れ、思い出して急い注文したら私で売り切れになった。通信販売の会員数がコロナ禍で激増したってのに同じ限定30ケース。これも奪い合いか。

小太郎: 2.5kg 6,000円 / 小売店 9,500円前後
ひとめぼれ: 4Kg 5,250円 / 小売店 7,800円前後
2021年初頭に届いた玉数だと、小太郎が単価200円、ひとめぼれが単価100円。

 忘れないように毎年思い出しておくか。「愛媛果試第28号 紅まどんな」と「甘平」を交配した「愛媛果試第48号 紅プリンセス」は2025年から出荷。「紅まどんな」より若干糖度が高く、収穫時期は「せとか」から「デコポン」の季節ってことだから期待している。

| emisaki | 2021-12-11 Sat 20:04 | 生活::食料品 |