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宣伝写真からスマホ普及により一般化した明らかな加工
スマホ普及によって何も記載がないまま大幅な加工写真が氾濫していたが、いい加減にして欲しい。
他人の写真を使うわけにもリンクを張る訳にもいかないため例として自分で撮った写真を加工した。


 ありがちなイカサマ写真だが、例はササッと作ったもので領域を指定してないから同じ色成分を持つ部分にも作用してしまってる。例えば建物に青成分が乗ったり、葉っぱじゃない部分の赤味が強くなったりしてる。巧妙に行うなら切り抜いての範囲指定が必要だ。

 ツイッターなどで見つかるスマホの何らかのアプリが処理するのか、単なる枯れ葉を紅葉にしてる加工写真も物体を認識して加工してるほど賢くはないため同等な色成分まで色が変わっており見破れる。

 デジタル加工で変えてしまってるのが問題で、全ては枯れ葉。調べれば、枯れる過程で緑の成分(クロロフィル)が消え、黄色(カロテノイド)や赤色(アントシアニン)を持っていて人が鮮やかに見えると紅葉と言ってる。そう言えば腐敗も人に都合が良い反応なら発酵か。日本人って昔からそうして区別する。外国だと同じも日本だと「蝶」と「蛾」は分けられてる。

 フォトコンテストなんかも規模が下がるほど偽写真が採用されたりするが、特殊効果のような部門でない限り基本的に加工禁止。観光地の写真がツイッターなんかに投稿されていて、そんなところあるの?と行ってみたらガッカリしたことがあるのは私だけじゃない。事前調査を強めることとなった一つの原因である。客寄せでそれを放置するのは逆効果だが、観光地自身がとんでもなく加工した宣伝ポスターを貼ってたりするからなぁ。

 意図的な加工がある一方で、デジタルカメラは無加工であると現実よりコントラストが下がり輪郭がぼやけた写真になる。そこは補正であって加工じゃないし、露出の変化によって色が変わって見えるのも肉眼のように都合よく脳がねじ曲げられないカメラだから仕方がない。そこを逸脱して過度な調整してしまうとイカサマ師になってしまう。

 かなり前から有名な桜並木の場所の宣伝ポスターで「あんなの有り得ない」と言っていたのは写真を撮りに来たおじいちゃんたちで全くの同感であった。

| emisaki | 2021-12-14 Tue 12:52 | 映像音声::情報・考察 |