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牛乳が余ってると騒がれても全く安くない そしてコーヒー牛乳
 何年か前に「水より安い」って言葉が出たと思うが、バターが足りない騒ぎもあったし、それを改善させるためか牛乳は高値で安定させていたのだと思う。コロナウイルスのせいで外食産業での利用が激減して余ってしまったわけだから我々を責められても困る。

 鳥インフルエンザや気温の関係から卵の値段が上がったり下がったりしたわけだが、なぜ牛乳が余るなら激安にならないのか? いったん安くしてしまうと後が大変だから捨てたほうが安上がりって算段も見えてくる。各業界であること。もしそうなら負い目を感じる必要なしだ。

 牛乳だけでは飲まないし、安くあげようとしてコーヒーに牛乳を混ぜるとコーヒー牛乳にはならず薄すぎるコーヒーが出来上がる。だからホットコーヒーだと濃く作れ、そこへ牛乳じゃなく粉ミルクを入れる。牛乳を想定してまで濃くすると苦くて飲めなくなる。

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 世間一般の給料日前には売価が下がるため、通常135円売りが112円(税込み)だったカフェラッテは10個買った。ローソン100に行けば108円だけど遠く、日用品販売の薬局は品切ればかり。なんで売れるものを売らないのかが謎だが、社会の裏を考えれば考えられる。

 安売りしすぎると商品を卸してもらえなくなった事例は多数ある。あんたには卸さないと言われても法律で守られない。その他の販売店の存在が強く自由競争は非現実。


 オープンプライスなのに発売日に大手カメラ屋を回ると全く同じ値段が掲載されている。他店を見てから値札の印刷なんて間に合うわけがなくメーカーの指示さ。昔話でコンピューターだが、いくら以下で売るなとメーカーからのファックスをこっそり見せてもらったことがある。もちろんそんな指示は違法。他社ではバレて行政処分。メーカー側として、そこらを逃れるためなのか知らんが直販のみにして多くの販売店が閉鎖に追いやられた。
 世の中にポイント還元なんて浸透してない頃からあったのが、レコード(CD)や書籍のように売価が決められてると競争が割引券(ポイント制)や粗品という逃げ道だった。特売がやばいならポイントを高めてくれれば良いのにね。




 一時期、近隣の日用品販売の薬局でカフェラッテの値段を通常と特価に分けたことがあったのだが、通常だと全く売れないためやめるのが早かった。

 複数のスーパーマーケット系列でプライベートブランドとして販売されているチルドカップと呼ばれてるカフェオレは300mlで100円弱なのだがカフェラッテと雲泥の差だから二度と買わない。

 極カフェオレは牛乳ぎらいが嫌だと思う部分が際立っており種別も「乳飲料」。カフェラッテも乳飲料だが、カフェオレじゃなくカフェラテであるにも関わらず苦味が少なくて濃いコーヒー牛乳は、おこちゃまの舌にピッタリ。平時の売価じゃ絶対に買いたくない高値なのが問題。

 森永乳業が高飛車になれるのも、コカコーラ社、ドトール コーヒー、スターバックス コーヒーなど各社がチルドカップに参入したが敗北した。コンビニであるとプライベートブランド商品もあるし、もっと旨い100円コーヒーがあるから入る余地がなく、カフェラッテの場合はコンビニで買うには値段が高すぎ別の市場のほうが大きい。大雑把に分類すれば、苦味を感じにくい大人の市場と、子供がいる家庭の市場の違いだな。

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| emisaki | 2021-12-22 Wed 08:33 | 生活::食料品 |