2021-05-25 Tue
本来 gourmet は特定の人を指す言葉だった。過去にテレビ出演者の発言が私の知ってる認識とは違ってて危険だから取り上げたことがあるが、あえて調べ直してみても「gourmet[仏語] おいしい料理の愛好家。 目の肥えた味覚を持つ人」(出典:Google翻訳)、「おいしい料理とワインをよく知っていて、それらを選んだり、食べたり、飲んだりするのが好きな人」(出典:オックスフォード学習者辞書)であり認識は間違ってなかった。
そうなると「おいしいグルメ」って表現は人食い人種の台詞ってことになる。語源由来辞典でgourmetはワインに精通した人の意味で、そこから食通を指すようになったと説明がある。その先の説明は転じて料理を示すようになった訳じゃなく、知らないくせに勝手に意味を間違い マスメディアを通じて広まって変えられたと推定される。
当初は正しく使われてたのに、後から数の力でねじ曲げられた例も多い。
外国でどうかは知らないが、日本では外国語の意味を取り違えて広めてるのが非常に多く感じてきた。マスメディアを利用されると数のチカラで間違えが正当化されてしまうため正される日は来ない。これが世界的に起きた間違えだと正しい主張のほうが間違えにされちゃう。現にオックスフォード学習者辞書で『形容詞』においては「高価、高級なワインや食べ物」と説明されている。
インターネット関連で「ホームページ」の意味だって「ウェブページ」と取り違えた大間違いなのに正す気がない。だって正しい意味を知らねぇんだろ?こんな話が山のようにある。もっと重大なことまでやらかしてる無責任マスメディアが世間を批判する。それを「目くそ鼻くそを笑う」と言う。
| emisaki | 2021-05-25 Tue 17:00 | 大衆媒体::テレビ全般 |
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