2021-08-05 Thu
東京都ではマイナスイオンなる得体の知れない物を商品に使うのを禁止してるはず。確か平成13年だったと記憶している。東京都で見ているテレビCMは関係ないのだろうか?世間にエセ科学が蔓延し、効果があるように植え付けられ、未だに森林なんかで「マイナスイオンたっぷり」なんて言う馬鹿タレントをそのまま放送、存在する言葉を放送禁止にし、片や存在しない言葉を放送するテレビ局。
番組より規制の厳しいテレビCMであるが、嘘を信じてしまった世間を利用して薬事法に触れずマイナスイオンとやらの効能は一切言わないのだが景品表示法に抵触するのではなかろうか?
科学的に何らかの原子、分子で陰イオンや陽イオン化した「状態」、英語では negative ions と positive ions であり、電気的プラス マイナスであっても、マイナスイオンなんて習った覚えは無い。
何であれ意味不明な略し方をする日本人の悪いところだが、知ってる学者がイオンなんて物質名かのよう語るのが悪いんだが、物質(原子や分子)とイオンは同列ではない。イオンは物質の「状態」でしかない。電子が全てはぎ取られた「状態」がプラズマだしな。
大手家電メーカーでさえ陰イオン化させれば陽イオン化した物質も同時に生成されるから「ラジカル」なる言葉も持ち出してきたが、まだ比較にマイナスイオンなんて言葉を使ってる。大多数の客が理解できなければいいのかって姿勢が怖い。
新型コロナウイルスの蔓延によって大手のCMまで激減したことで、胡散臭いのがたくさん宇宙から地上に降りてきた。あんなの、こんなのが放送されていいのかってのが多すぎる。
東京キー局で例えば、もし「風が語りかけます。うまい、うますぎる」なんてのが流れるなら何の問題もなく、ついに関東に広げたかって思うけど、広告収入が激減して変な雑誌の後ろのほうに載ってるようなCMを見るようになり広告費を払ってくれるなら何でも来いってテレビ局が怖いね。
| emisaki | 2021-08-05 Thu 12:53 | 大衆媒体::広告 宣伝 |
先頭へ △