2021-11-21 Sun
村外から十津川村内の対象施設に宿泊すると奈良交通 八木新宮線のバス運賃全額キャッシュバックが11月29日から開始される。何年ぶりかの復活だね。今回の期間は短く、2021年11月29日~2022年1月10日(12月30日~1月3日を除く)となっている。支払いは現金払いのみとなっており、168バスハイク乗車券やICカード払いは対象外。
補助金を利用しているため予算の上限に達した場合には早期終了。上限の予測を発表するわけがないので調べてみると、乗り合いバスで全額補助は、
・乗合バスを活用した観光イベントの開催 上限1000万円
・地域と調整の上行う、観光需要にあわせた実証運行 上限5000万円
となっていた。補助金事業期間の最長は2022年2月28日までだが、短いのは「GO TO トラベル」を見越してのことなのか?
大和八木駅から十津川温泉まで全員が往復したとして満額1000万円で1449人分。実証運行での補助金は上限であって実績に基づく予想人員などにより申請額が定まるため申請された補助金の額はこっちには解らない。期間の短さからすると利用者は少なそうだが、八木新宮線の運行補助金になれば幸いだ。
かつて、この流れは闇の中でしたからネット時代の「透明性」なのか「見つかっちゃった」のか?
GOTOトラベルが実施されるより安全だね。なんたって秘境でバスが通ってるだけマシ。卑怯なくらい秘境奈良(なら)ば十津川村の沿いだが救われないか。公共交通で行ったら二泊三日になる。夜に着いて早朝に出発すれば一泊二日で行けるが、それでは寝に行くだけだ。
運行を知らない人にはチンプンカンプンだが、通学路線として運行されてるため早朝に村から都市部へ運行し、夕方に都市部から村へと運行されている1往復が秘境路線。日中、そのバスは他の路線で運行してたりするため夕方まで遊んでいるわけじゃない。
「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」とやらの「地域と調整の上行う、観光需要にあわせた実証運行」の申請が許可されれば観光として逆方向の路線運行の経費にはなる。
過去には奈良県の事業として村々の路線をキャッシュバック対象としていたが、今の制度だと事業者が申請しなければならないためコミュニティーバスでは村ごとに申請して許可されないと無理。
→ 十津川村 > 奈良交通バス運賃キャッシュバックキャンペーン開催!! 11/29~
→ 奈良交通 > ニュースリリース > 十津川村バス運賃キャッシュバックキャンペーンについて
| emisaki | 2021-11-21 Sun 10:54 | 旅・散策::情報・宣伝 |
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