2021-11-21 Sun
コロナ騒ぎの前 2019年10月1日より熊野交通は瀞峡ウォータージェット船」「ドライブイン事業」を移管していたが、バス事業は吸収合併で2020年1月1日より「熊野御坊南海バス」との名称になっていた。2020年、ウォータージェット船は土砂流入にて航路の悪化にて運休、整備費、高齢化などを理由に12月に運休のまま事業終了が発表された。路線バスにおいて、「悠遊フリー」「那智山往復乗車券」の価格改定も発表され2020年12月1日より実施された。「悠遊フリー」においては従来3日間のみだったが1日(3000円)、2日(3500円)、3日間(4000円 ※改定前3200円)の3種類となってる。ちなみに、新宮駅~熊野本宮大社を運賃は往復3,120円。
「那智山往復乗車券」は1000円から1100円となった。紀伊勝浦駅から大門坂(430円)で下車して徒歩、そして那智の滝・那智山から紀伊勝浦駅(630円)へ戻ると1,060円で損となった。
2021年9月末をもって「【特急】勝浦本宮線」が廃止された。私が行った当時と比べ、川湯温泉・渡瀬温泉・湯の峰温泉への路線は厳しさを増していた。そもそもが奈良交通バスの八木新宮線は3往復の全て通るが、熊野御坊南海バスは典型的な通勤通学運行になっており、本宮大社から見て朝に新宮駅へ向かい夕方に戻る往復2便であった。
08時台の時刻が早まっており、本宮大社前を私が乗ったときは 08:40発、その後の改定で 08:30発、2021年10月1日改定で 08:20発となった。湯の峰温泉と川湯温泉にて大勢が乗り込んできたのも新宮駅へ午前中の最終便で次は14時過ぎ。8時半頃を過ぎてしまうと国道168号線まで温泉地にもよるが別路線の最寄りのバス停まで徒歩2.5~3.6km。
それ以外では龍神バスで紀伊田辺へが渡瀬温泉から12:22にあるが川湯温泉、湯の峰温泉は通らない(道路が狭いからでしょう)。あのへんに宿泊するなら知っておかないと危険。タクシーは料金よりも、いつ来るかが問題。タクシーを見かけたの新宮駅、那智駅、紀伊勝浦駅だけで、那智駅は予約で止まっていただけだった。温泉地でタクシーに乗るなら約1時間走ったところから呼び出して来るかと思う。
【現在の運行時刻で、かつてのルートをたどると】
前日に新宮。
新宮駅 05:53→07:14 本宮大社前 (※奈良交通バス)
本宮大社前 08:20→(バス)→09:37 新宮駅(温泉地経由で遅れの可能性)
新宮 09:42→(JR)→10:04 紀伊勝浦 (5分では乗車できない可能性が高い)
新宮駅 10:00→(バス)→10:28 那智駅↓
紀伊勝浦駅 10:25→(バス)→那智駅 10:33→10:44 大門坂
本宮大社発が20分早まったことで1本早いバスに乗れる可能性が高まった。
ようするに熊野本宮大社での滞在時間は約1時間。
那智の滝前 12:24→(バス)→12:39 那智駅 →12:48 紀伊勝浦駅
紀伊勝浦駅 13:00→(バス)→13:45 神倉神社前
神倉神社 →(徒歩)→熊野速玉大社
速玉大社前 17:18→(バス)→17:23 新宮駅
新宮 17:31→(JR特急)→20:49 名古屋
名古屋 20:59→(JR新幹線)→22:36 東京
今の方が楽そう。
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| emisaki | 2021-11-21 Sun 10:39 | 交通::情報・考察・計画 |
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