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熱海の今後をまじめに考える 連載 「地方典型の考え方から脱却せよ」
 熱海観光の経営陣にはまだまだ古くさい大人の事情が残っていると考えられる。だから地元にアイデアマンがいたとしても理解されず潰されてきただろう。こちらでは内情はわからないものの、観光地の内情を追ったテレビ番組を何度も見ていることと熱海の活動から判断し、熱海は時代に合わせておらず無茶で飛躍しすぎた大間違いの意見に乗ってきた結果が今である感じがする。そして、失敗に気づかないのか目をそらせているのか、懲りもせず同じ幻想を追っている...

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 もし私がコンサルタント会社だったら熱海はオイシイ金づるだ。幻想を抱かせておけば一定期間は食い物にできるだろう。そう思うには議員さんたちのブログや議会の議事録とか読むと、この人達は客のことがわかってるのか?各地の観光地がどう努力しているのかわかっているのか?と言ってやりたくなるからだ。ひとのカネで視察などではなく、危機的状況で身銭を切ってもないくせに客のことなどわかるはずもない。全国が総力戦となっている今、お客のほうとして多少なりと気遣いするのは東北だけだろう。

 こちらが知らないうちであり結果論なので仕方がないが、前々から指摘している通り私は熱海に湘南も外国風も求めてないのです。湘南は湘南としてあるのだから同じなら湘南に行く。だが、映画「ALWAYS三丁目の夕日」に出てくる昭和の街並みは米軍基地が点在していたせいか三浦半島から湘南には早くからなくなっていた。熱海は20世紀末まで風情があったのだがリゾートマンション建設によって貴重な財産が消滅してしまった。逆行して過去を守ってきた地域のほうが環境客を集めている事にどう反論する気か?

 神戸、有馬温泉に行ったことがあるのだろうか? 神戸が横浜で大阪が東京、有馬温泉が熱海だと考えれば自ずと見えてくるはず。有馬温泉を都市にして何の意味があるのかを。更に関東には選択肢が多すぎることも選択肢から外される要因となっている。


 観光の目玉がない地方の典型をあげると、何もない所に限って「そういう問題じゃないだろ」ってことを考える。市の名前をカタカナやひらがなにする行為もそれ。そもそもアルプスは日本じゃないってところから始めたいのだが南アルプス市は後に何が続いたか? 愛知県でも空港からセントレア市にしようと目論んだことが話題になったが常滑は常滑でそれなりの知名度があるのに変えてどうする。指宿が読めないからって「いぶすき」にしないだろう。
 
 我々観光客からしてみれば名前で行ってる訳ではない。中身が重要に決まっている。だから別の理由なく ひらがな の町名、市名にしたところほど無名で何もない。調査すると市民のほうがわかっており、意味のない ひやがな名 を阻止した例が多い。なぜ日本人は中身より価値のない名前に拘るのか?ブランド商品と言われてるものも同じで大半はその物の価値ではなく見栄で所有しているに過ぎず、現代においては対価と性能、コストパーフォーマンスが見合わないからだ。本来なら価値の後に名前が通るようになるから、中身もないのに名前など本末転倒でしょう。

 勝手ながら批評させていただくが、Hawaii だから Atamii うんぬんの話が検索の過程で見つかったが、これには開いた口がふさがらなかった。ハワイ語でハワイという発音でなく、ハワイ語の文字を英語表記にしただけの理由じゃないか。調べれば、こういうのは日本でも各地に存在しており北海道ではアイヌ語に漢字が割り当てられていたり、私たちには普通に読めない地名がたくさんある。ともかく、知ったかぶりの間違った理由付けでatamiiなんて断固拒否する。訳のわからない事を言ってるくらいなら「Atamii のほうがかっこいいじゃん」と単純に言われたほうがいい。 くだらない理由で誰を丸め込みたいのかがわからない。 客を丸め込むようなことを考えれば自ずと頭の硬い連中も納得するはずで、先に頭の硬い連中を丸め込むことしか考えてないから客のことが読めない。
(何かとローマ字読みしてしまう日本人、MATRIX の発音は マトリックス ではなく メイトリックス)

 海外で知名度が高まるには「そこに何があるか」であって名前などではない。文字で外国人がグッとくるならAtamiでもAtamiiでもなく「熱海」に決まってる。そして、浅草、京都になんで行くのだ?外国かぶれの街造りが大間違いだって今さら遅くてもとにかく気付よ。外国人観光客と話を持ち出しておきながらヨーロッパ風の構想なんてアホかと言ってやりたい。

 当たり前すぎて書きたくもないけど、日本人が海外旅行したのに日本風の街並みばっかりだったらどう思うんだ? 日本人旅行者にだって東京にはいくらでも近代的な施設があるのだから熱海が都市化しても行く意味がない。残るは温泉くらいでしょ。だから温泉だけ奪っていった万葉倶楽部が成功したのではないかな。あの会社は熱海で観光事業が成功したとでも言うのですか。関東の施設営業なしに熱海の施設は維持できるのか教えて欲しい。

 私のような一旅行者に簡単に論破されるようなネタでは生き残れるはずもない。経営側が客未満では話にならない。死にものぐるいで勉強、調査、研究し、突っ込みどころが少ない観光地であってくれることを願っている。
この記事の題名の再確認、「熱海の今後をまじめに考える」だからイチャモンではないことに念を押して締めくくる。こんなことを考えさせてしまう時点で安らぎが得られてない。何もかも忘れられるような観光地でなくてはいけないのでは? 一般の旅行者もボーっしている訳ではありませんよ
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| emisaki | 2011-07-11 Mon 06:04 | 熱海::考察 |
熱海の今後をまじめに考える 連載 「個別な多様化より全体的連携」
 日本テレビ「~こんないい人見たことない!~史上最強の億万長者SP」で万葉の湯・万葉倶楽部の社長が紹介された。熱海に行くと某所に温泉輸送用のタンクローリーが駐車しているのをよく見かける。

 私の恥の余談だが、別の温泉地で温泉源が離れていてポンプで送れない宿にトラックで温泉を輸送しているとか聞いたことがあったので、熱海の山の上にでも送っているのかと去年まで誤認してたやつ。まさか横浜まで持っていってるとは思わなかった。
(参考: 熱海のリゾートマンションのいくつかは運び湯ですからこのタンクローリーの目的を誤認してただけです)

 この番組で知ったけど万葉倶楽部は小田原の旅館を日帰り施設に造り替えてガッチリだったんですね。都市部の客が何年も前から感じてきたことに対応しているからですよ。箱根・伊豆では、もはや東京の宿泊地になりにくいと早くから気づいていたのでしょう。こんなの東京周辺に住んでいる立場なら当然の事なんです。

 だから客が来るのを待っているのではなく、温泉を持っていってしまった訳ですね。時代の変遷において熱海には、この客の立場の変化がわかってない経営者が多いと感じます。市場調査が甘すぎたのと先を読む能力がなかった。よって方針転換もできず生き残れなかった。お客は東京だけではないから宿泊施設は不必要とは言わないが必要な数に淘汰されるでしょう。

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 さて、梅園が有料化で良い方向に改善された点、悪くなった点においては既に梅園のリポートで紹介済みですから、今回は梅まつり期間を関係なく、また熱海市全体の公園のような施設を総合的に見てみます。

 梅園の観光としての失敗は狭いのに梅ではない多種に手を出しすぎていることではないか。姫の沢公園と同じ方向性は意味がない。個人の庭園で済んでいた時代でなく周辺を含んだ集客を見込んだ観光用なら、たとえ1年の一時期であっても観客を魅了させることに梅に一本化すべきではないだろうか。
 紅葉においても熱海の山の木は種類の関係で派手に紅葉せず緑に埋もれ梅園の中も一部だけとなっており、客足はあるものの「目玉」にはなれない。なぜなら梅の花が咲くのと話は違い紅葉は日本中に見るべき場所がありすぎるから。

 梅林という大規模のところが湯河原、小田原という近隣にある危機感をもっと強く持つべき(そのほか大仁、修善寺、バイオパーク、小室山など)。湯河原は斜面で周りにくいが4000本もある。小田原曽我梅林では約35000本と桁違い、実の収穫の梅が多数あり同時に富士山も見える。“数ではない”というのは間違えであって、やはり客としては圧倒される。熱海梅園では広大な場所でもないのに一カ所で1年中の集客は無理。年中どこかで花が咲いているとしたいのでしょうが梅だけですら規模が小さいのだから何か固有の意味が必要。
(資料:群馬県 箕郷梅林10万本、榛名梅林7万本。東京都 高尾1万本。)

 年中何か行えそうなのは姫の沢公園だが、難もある。上記の画像は公園を上から見た図。わたしも隅々まで廻ったことなどないが、見えるので雰囲気はつかめている。 東京都立川市にある国営昭和記念公園が147.8ha、姫の沢公園は110haだが面積的には大差ない。まず昭和記念公園は平地であり隅々まで通路が整備されていて園内すべてをまわることができる。姫の沢公園は広大な感じがせず、山であって花だと植えられている面積は狭い。見渡しが悪いからって造成したり木を伐採する訳にもいかないでしょう。
そして、運営財団として実働とは考えにくいメンツが並びすぎているのも大いなる疑問である。寄生してなければいいんだが…。これは具体的にどのように使われている予算なのか事細かく質問してみたいのがある。

“施設に優劣を付けているのではなく、わざわざ行く意味をなしているかどうか、行きたいか”  国営であり東京都にある公園と単純に比べてブツブツ言うようなまねはしない。客としてどう感じるかの比較として私がわかりやすい公園として例に出した。遊園地に例えて「○○」と「ディズニーランド」のどっちに行きたいか、という状態なのだが、これは年齢層によって異なることだと当たり前のことくらい考えてもらってると思いたい。 
(資料: 国営ひたち海浜公園 総面積 350ha のうち開園部分 160.4ha。入場料大人400円、シルバー200円)

 1月末を想定すると梅園→糸川→土産物屋なる流れが考えられるが、糸川から近い熱海銀座はシャッター通りになってしまった。それに近くには私が勝手に「温泉街熱海の三大汚点」と呼ぶうちの一つがある。行った温泉地の中で、すぐに風俗店があるとわかるのは熱海だけ。目立ってはいけないものが目立っている。
 もしも再開発があったとしても運営している背後関係を考えると客足が遠のいても営業権を捨てるとは到底思えない。風俗店の隣に土産物屋はいくら新宿歌舞伎町でもない。いまどきこれが集客につながっているのだろうか? 更に今はバーより赤ちょうちん、横丁に戻っている時代であり、この状況は数年単位で急転は考えられない。

 あとの二カ所はテレビ東京の「モヤモヤさまぁ~ず2」で存分に紹介された。施設を出たときの大竹のモヤモヤした顔は、内容がかんばしくないか、内容に対して値段が高かったらの例で何度も使われるようになってしまっている。実際、その通りなのだから番組に文句を言うのは筋違い。汚点とは言い過ぎかもしれないが、胸を張って紹介できる内容かお客様に尋ねてみたらいい。この状態ではモヤモヤした場所に行ってみたいと思う奇妙な人が多いことを祈るばかり。それより多くの人が行ってみたい場所があったほうがいいに決まってる。


 桜と梅で競り合ってはいけないのだが、どうにも連携している様相がなく、外部に向けての周知活動もしてるかどうか。知ってる人だけが来るに近い。個人的にはいまのままでいいけど熱海的にはよくないはず。 ちなみに私が河津桜を逃れ南伊豆(下賀茂)へ流れたのは都内の駅に大量に貼られた宣伝ポスターによって河津の花見客が爆発的に増えてしまったからであり広告の効力は絶大。南伊豆も宣伝されているが知名度と交通の便が悪いため河津より客数は少ない。そして数キロ続く桜並木。そこにこそ行く価値があるのだ。年を追うごとに商売が前面に出てしまってる河津より癒しの空間を備えている。

 だが熱海には単独で行く価値が極端に減っている。関係者は知ってることだが、梅園へ観光バスは立ち寄ってるにすぎず有料化で通過されてしまうことを嘆いている。河津桜や修善寺方面、いちご狩りなどが主目的であることを考えると別に立ち寄る必要もない。有料化して通り過ぎられるのは、それに値する価値がないということに。
(私には価値があったから何度も入園料を払ってきたが、個人的な価値は万人に通用しない問題なので考慮しない)

 常時監視している訳ではないので実態は不明だが、ここ何年か通っているうちに以下の疑問が生じた。糸川の桜を見ている人は当然ながら梅園を知ってる可能性が高いが、反対に梅園に直接来たひとは糸川の桜を知ってるかどうか。もし知らないとなるともったいない。

 早咲き熱海の桜と河津桜は1ヶ月ずれがあるため南伊豆の観光路線とかぶることはなく、梅園との相乗効果を狙ったほうがよいのだが車で来る人は短期間に駐車料金を二度も取られるから金額はそれほど多くなくとも心理的にきそうだ。糸川ならすぐ近くに何カ所かコインパーキングがあるのだが事情通でもないとわかりにくい。


配慮が足りないという話だが、

   「熱海駅はどこですか?」 と尋ねられたら

   「ここを道なりに行ったところです」 と正しく答えても、これでは50点だろう。

尋ねられた場所にもよるが

   「来宮という駅のほうが近いですよ」 という注釈もあるだろうし、伊東線は本数が少ないので

   「駅へは坂もあるしバスを使うのがおすすめです」 と教えれば相手の選択肢が広がる。回答は臨機応変。

梅まつりの初日にコインロッカーの場所がわからない点について指摘したが、このように先に気づけないことが多い。景観が重要なので看板はあればいいってもんじゃなく多面的に考えなくてはいけない。 観光業でなくても経験をしてきているはずで、その情報を蓄積し、共有し、ただちに読み出し、組み合わせて使うという能力が欠けているのではないだろうか?


 リゾートマンション化に伴う湘南のような海辺の近代化は「観光地熱海」として崩壊をもたらしたことは言うまでもなかろう。こうした状態になっているのに、まだ多くの客層に対応しようとして失敗する観光地をマスコミを通して見てきた。最も多い客層にターゲットを絞るしかなくなっている。例え話だが、ゲームやアニメは超特大ヒットでも飛ばしてない限り一過性のものだが、鉄道ヲタクなら固定の層が景気に関わりなくいる。埼玉や愛知の鉄道博物館の家族連れによる盛況ぶりを見ればわかる。このように定常な分野があれば安泰なのだが…。

所詮、私の言うことは外野の戯言にすぎないのだが、鋭い市場調査の客の意見であることは確かなのだ。
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| emisaki | 2011-05-20 Fri 23:16 | 熱海::考察 |
熱海の今後をまじめに考える 連載 「東駿河湾環状道路」
 以前、熱海市長も視察ってことで東駿河湾環状道路を調べてみたのだが、熱海のどこにメリットがあるのか私は頭を抱え込んでしまった。全線が開通した時のルートもわかってる。現在開通部分の終わりの三恵台から函南町役場がある方向に伸びてから11号線と合流で終わらずすぐ横に新たな道で伊豆仁田駅より北側で136号線と繋がる模様。

そこで、この遠回りの道路のどこにメリットあるかこっちの都合で考えてみることにした...

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 この「東駿河湾環状道路」は東名高速の沼津インターチェンジから三島市内を避けるため、やたらと遠回りしており、函南駅の西側を通り結局は修善寺の方へ行く道へ繋がる。今年中に開通する老度を入れても半円状だ。三島駅を中心として東駿河湾環状道路、国道1号、国道246号線をまとめて環状線は形成している。環状だから遠回りに見えるのは当然だが、必要なのは環状ではなくバイパス道路ではないのかな。

 東名高速の沼津からこの「東駿河湾環状道路」を通り、国道1号線で芦ノ湖に行くにはメリットがある。では、完成時を想定すると、駿河湾に抜けるなら素直に沼津のほうへ行けば良い訳から、修善寺のほうまで行かないと遠回りの価値が出ない。その辺りが大渋滞であるというデータも今のところ見つかってないが、俺が「そんなの渋滞のうちに入るか!」と思っていることも現地の人間は「すげー渋滞だ」と思ってるかもしれないから判断は難しい。この地域性のズレは4~5年愛知県に通ったことでわかった。余談だが、それで愛知県が交通事故死ワースト1な理由が見えた。

 函南を語るまでの知識はないのだが、知ってるところとして酪農王国オラッチェに行くのに便利か?と言えば関係ないと言える。既存の道路状況に嫌気が差したことがないし、このオラッチェ方向とは熱海に向かう道なのだが、東駿河湾環状道路があって何が便利なのか教えて欲しいものだ。結局11号線を通らないと熱海には行けないんだから「東駿河湾環状道路」の価値が見えない。

 既存の道路を使ってられないほど三島あたりが混雑してそれを回避するためと考えられるが、この道路に価値が出る行き先は狭い。三島市内を避けて静岡や東京と伊豆半島を結ぶ輸送トラックくらいにしか利点は見えてこない。後は道路周辺のゴルフ場に行くやつとかだが超少数派。費用対効果はどれほどだろう?

 道路の周辺にホテルできたらと怖がってそうだが、この道路の周辺にホテルができて何の意味が?見えて富士山がいいところか。あと日本中どこ掘っても出てくる温泉くらいしか思いつかない。ゴルフ場に行く人数なんてたかが知れてる。どこかに行く拠点として選ぶ意味があるのか? 

 道路の関係で静岡方面からを考えたが、東京方面からを考えると伊豆半島の東側に行くメリットはないと考える。確かに小田原厚木道路の一部に小田原から真鶴あたりが混雑する。俺が子供の頃から変わってないから何も手が打てない場所なのだろう。ここをなんとかすれば熱海から先に抜けやすい。だからって熱海に行くのにわざわざ御殿場回りの沼津から行く必要性は感じない。小田原から真鶴あたりの混雑さえ解消できれば、狭い道しかない箱根が行楽シーズンにただならぬ渋滞になるから嫌気が差す人は空いてる方に逃れるかもしれないよ。

この件はまだ私に知らない点が多いと考えられるため、調査続行。よって考え方が変わる可能性がある。


 前提。私は幼少期から家族どころか親戚中の旅行とかに連れまわされたから伊豆半島の主要道路は把握している。常時使用する居住者の立場がわからないだけである。更に小学校を卒業するまでに新幹線も100回(50往復)乗っていると豪語するだけ旅行好き家系だった訳だ。別に金持ちではなく家族が多かったゆえに勤め先の保養施設が伊豆に点在していたため、安価に宿泊できるから度が過ぎるほど行けただけ。自分で行動できるようになってから日本中に拡大したが、不況のせいで近年は行き先が完全に熱海から伊豆半島に戻っているため情報も急激に更新されてきた。
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| emisaki | 2011-04-02 Sat 22:09 | 熱海::考察 |
熱海の今後をまじめに考える 連載 「梅園客としての生の声」
 道路や飛行場作る時の政治絡みの調査結果が水増し報告であったことは既に知り渡っている。市や議員さんたちは本当に正しいデータを持っているのでしょうか? 駐車場を例にすると、満車であるというデータは持っているが、では満車になって入れなかったデータを取っているか?とってないでしょ。時間帯、車種、地域、客層はどうだろうか。これを調べるのも誰か常駐なんて必要はなく監視カメラでもあれば後から解析できる。個人を識別している訳じゃないから問題はないと思うが?

 お客さん側による人脈も増え、近隣地域から毎週のように来園している方々から私が行ってないときの梅園の状況もわかってきた。また、園内を歩いている時にカメラのシャッター押しを頼まれた際、さりげなく会話することによって一般客から情報を引き出すこともできる。ようするに私が掴んでいるのは客同士だから聞こえる「生の声」と言える。当然ながら答えを誘導するような質問の仕方はしないのが正しいデータを取るプロのすること。アンケートやっても日本人が本心を書くとは到底思えませんからね。だから企業がわざわざクレームを付けてというアンケート手法をとるんじゃない。

 テレビ朝日の「お願いランキング」の中の美食アカデミーっていう企業に辛口判定員が評価を下すのを知ってるかな。従来ならスポンサーになり得る大企業に辛口評価なんて考えられませんでしたが、このコーナーが続いているということは企業は何を言われても評価してもらいたいんですよ。妥協や目をつぶってしまうのが大間違いな訳です。

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過去に後手後手のふがいなさを語ってきたが、後手でも対応するだけ素晴らしいと考えるべきか。
でも、なんでその程度が事前にわからないのかと思ってしまうのが多いのも事実。今後の展開を見守る。


・駐車場

 梅園の駐車場だが近隣は700円。民営で1000円のところがあったのは過去のことなのかな? 梅園の上は500円だそうだが認知度が低い。スーパーマーケットのチラシの何円差で動いてるなら おおごとだし、これくらい大差ないと考えるかは人それぞれ。観光バス専用かもしれない無料の臨時駐車場もあるが3キロも離れているからシャトルバスを運行させるため使えるのは特定日のみ。

 2月20日も駐車場は満車で混雑していたが2月13日が入場者数のピークのようである。私はその前の2月6日にも行ってるが2月20日の半数くらいかな、抜けた部分は他者の情報が頼り。日曜の情報しか集まらないけど。

<追記
 2013年1月: 梅園入口前の駐車場は600円。また期間中の特定日(主に土日)に海岸線の駐車場とシャトルバスを運行、桜まつり期間中の土日は梅園と市役所の間でも運行。
 2014年1月: 糸川(いとがわ)桜まつりと梅園はバスではなく貸しきりタクシー[無料]での移動となった。糸川付近に駐車場所がないため市役所が乗降場所となっている。



・通過点としての予定組

 開花時期やその他の観光地の予定もあるだろうが、2月13日は「旅館組合謝恩デー」としてイベントが多かった。内容自体が大きな意味を持ってると私は考えてないが、何かやっていることが重要であるとはいくつかの状況証拠から感じてる。

 各地で観光バスや船の寄港日がイベントに合わせてスケジュールを組んであるのは明白である。また、梅園内でもイベントスケジュールの看板を見て、つぶやいているおばさんたちを数々見ているので事前に知らなくても後々影響が出てくるはず。

 20日は観光バスも多かったが、予想されるのは修善寺方面苺狩りとか河津からの帰りでしょう。そう思うのも梅園への到着時間が遅すぎるから。私たちが帰えろうとする時間にバスが3台もやってきた。当日は天気も悪かったが、時期にもよりますが14~15時あたりから太陽が山に隠れて急激に暗くなるため、見た目がわるくなるばかりか急に寒くなる。

 パスツアーでは融通が利かないので私は使わないが、河津へ食事なし交通手段だけのツアーは東京から3980円からと格安。東京からJRと伊豆急の片道くらいの値段。こういうツアーは逆に現地でカネを使うだけなので有料の梅園に入るのは好都合だと思うのだが、違うかな。もろもろセットのツアーだとオマケがいっぱいついてるから更にお金を使うかはわからない。


・コインロッカー

 ついに私もコインロッカーを使った。 私の場合は崩れやすい食べ物を持っていたので持ち歩くわけにいかず仕方なく使ったのだが、一般的に滞在時間を考えたら300円は高いでしょ。私は1時間も入れてなかったが多くの人が長時間使うとは思えない。必要には賛同しているのでないよりいいのだが、入園料300円+コインロッカー300円という流れを考えないと客の立場になれないでしょう。


・マスメディアのちから

 今年は過去にない旅番組の展開。例年なら定番のところで収まるところが、情報番組でローカル局が行くようなところを扱っている。湯河原梅林なんてのもそれに入ると思うが、テレビ神奈川が扱うならまだしも東京キー局が扱うなんて珍しい。ニュースで15秒とか紹介されるのはあったが、特集されたことがあったか思い出せない場所も多かった。定番すぎたらテレビ的なネタがないのと集客に結びつかないのかもしれないが。

 湯河原は熱海に続きテレビ東京の「7スタBratch!」で特集された。案の定、湯河原の場合、熱海や小田原と違って関連して紹介する所がないに等しく、温泉しかない。更に湯河原梅林は思った以上に山奥にある。路線バスか自家用車で行くしか考えられない。また、傾斜面であるため、お年寄りが散策できるルートは限られることがある。そういう部分には一切触れないのがテレビである。木の本数で言えば熱海の10倍近いから扱ってなかったのが不思議か。

 熱海梅園の時も一言で済む部分に触れないし、既に指摘したが「レディス4」では熱海駅から徒歩なとどとんでもない道のりを紹介したりする番組制作のド素人ぶり。「いい旅夢気分」とかの専門職とは違う素人制作会社が動いているのだろうか。観光協会は事前に見て突っ込みを入れられなかったのかな、と心配してしまいましたよ。

 そもそも徒歩20分なんて語る段階で別の手段を紹介するのが普通。残念ながら一般の人なら30分かかっても到着しません。伊東線も本数が少なすぎて、特に新幹線とのつながりが悪いのは分割民営化の悪影響です。熱海駅で伊東線に乗り換えは最大30分待ちがあり得ます。それでも歩くよりはマシですが、東海バスがあるので来宮駅から歩くくらいならバス代220円を払う価値は大いにある。(確かJRはスポンサーじゃなかったはず。例えスポンサーだったとしても紹介しない旅番組なんてのは最低)
 せめて観光協会とかはしがらみのない駐車場の紹介や電車、バスの組み合わせを客の立場に立って紹介すべきでしょう。テレビはスポンサーありきなのでお話ならないが、知らせるのに絶大な力を持っているから頭下げて扱ってもらうにしても腹の中ではうまく使ってやるくらいの腹黒さが必要かもね。

 ほかに何もないと書いたが、だからこそ昼食や夕食付き日帰り入浴を“格安”で提供し始めたところがあるのだろう。他に何もないことが売りなるほどでもない地域に飛び火している2千円台からの昼食バイキング+入浴。熱海は他に何かあると思ってるが、実はないに等しいと危機を感じてないところが危ない。

 繰り返すけど、観光客が多い時期の更に日曜日に14時から17時過ぎまで飲食店が準備中って呆れてまくってます。20日も2組、準備中の店を覗いているのを見かけました。これは通りすがって偶然見かけただけですから、潜在的にどれくらい隠れているのだろうか? そして準備中も、そう見えるシャッター通り寸前の街中の情報を持ち帰ってきた観光客はどのような展開を見せてきているか。その環境があってから後に梅園の客を街中に流す方法を考えてください。

 無理してまで開ける必要はないが、客を拾わないのはもったいないと思っただけです。来宮神社に店ができてるのに相反して梅園内の出店がなくなるらしい話も聞いたため、街中に意味が出てくるのではないかと思ってるのです。



・ボランティアらしき人達いました
 前回、写真くらい撮ってやれよと書いた件の後始末として記述します。赤(朱色)が梅園の正式スタッフで黄色がボランティアでしょうか? 前にも見たことがありますが、いついるのかよく判らない状況。意外と人数がいるのに園内に分散しているように見えないのと、特定時間で全員いなくなるので何の価値があるのか疑問です。


余談
 2月20日は酔っぱらいの集団が多かった。本当に絡んだら助けますけど、そこそこ流れのうちは場所の空気もあるので緊急時以外は流れに任せます。しかし、写真撮れってカメラ持たされてる私まで絡まれるのだから酔っぱらう前に来いよなぁ。このくらいは想定内ってことですかね。酔ってない危険人物よりかはマシってことでしょう。すみません当事者にしかわからない内容でした。


梅が目的じゃないので良い位置から撮影していません。

さてさて、いつものオチ。 あ~あ M O A(エム オー エー)の梅園 誰もいない訳じゃないけど、すいてるなぁ~
バスの客が俺一人って貸し切り状態! 書かれてない訳じゃないのに、なんでこんなに客がいないんだ?
誰かの敷地でないと思われる場所からの海の景色が見える場所を探してたから中に入って見てませんけど。



 私は別の職業で分析や調査の力はついているが観光としての分析力がプロであるとまでは言えない。自画自賛で客としてはプロである。それは誰もがプロかもしれないが…。


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| emisaki | 2011-02-20 Sun 23:40 | 熱海::考察 |
熱海の今後をまじめに考える 連載 「梅園、有料化」
最初の件は、おおげさに取り扱う話題ではないですが、

熱海の今後をまじめに考える 連載 ・梅園での手荷物預かり所
にて書いた件に進展があったので報告する。 やっつけ感が漂うけど指示がされていた。

 この張り紙はいつなされたか?調べられた段階で1月10日にこの張り紙は存在している。 まさかの見落としで俺の難癖とか言われかねないので自分の撮った写真を確認したら、やっぱり8日の段階では貼ってなかった。私は何も言ってない。誰が指摘したか知らないが、ここに書いてすぐに動きがあったことになる。

 2月6日、ちょっとコインロッカーの場所を覗いてみたら、そこそこ使われてるようでした。これはこれで、よかったんじゃないでしょうか。私は1月中に何度も使ってます。だって土産物を持ったまま歩くのがイヤだから。でも短時間利用だからコストパーフォーマンスは悪い。

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過去のことですが、、、
入口の建物ができる前にプレハブ倉庫みたいなのがあったのがコインロッカーだったのか!そんなの眼中なかった。当時は景観もへったくりもない酷い状況だったとも言えます。なんだかんだ書いてるけど、今の標識のほうが見栄えがよい。だって以前は一カ所にトレイ、足湯、韓国庭園など5~6本も看板が立っているという最悪な状態もあった。


 1月28日に読売新聞静岡版によると1月26日までの入園者数は昨年55,444人から37,530人と3割減となっている。私は以前と今の数え方に疑問を持っているため、この人数を鵜呑みにはしていない。全国の有名な初詣の来場者数の発表が問題視されていたり、熱海への年間観光客数が出所によって桁違いであることからも市側の調査数値は信頼できないからだ。この通りなのか、もしかすると半減している可能性すらある。

 駐車料金が高いとのことだが、以前から歴史を誤認させるアミューズメント(娯楽)施設!?でもその点は指摘している。だが100%民間施設なら役所からできるのはお願いくらいだろう。梅園の近くの駐車場は高い!特に民営駐車場への文句はよく聞く。少し歩く気になれば無人コインパーキング30分100円で済むのですから家族連れなら前まで運んでお父さんが犠牲になる手もある。だが最も近い来宮駅前の収納台数は少なくツウ向けの技で一般論ではない。家族連れで駐車場に入れてからバスで梅園に向かうくらいなら梅園駐車場のほうが安上がりである。普通の客はあれこれ考えもせずに700円(500~1000円)が高いと言うだろう。

 個人的には今年からの梅園の入場料が高いと思ったことはなく、整備するためにもっと早く有料にしなかったのかと思ってる。値段自体は高くないのに段階を経てないから反発を食らうのではないかな。有料化のタイミング悪すぎる。湯河原梅林は平成18年に有料化。
 入園者数が減ったとのニュースだが、有料化によって減ったのならツアー客だろう。団体割引がない以上、駐車料金より入園料の300円がそのまま料金にのしかかってしまう。個人の動きに違いがあるように感じられないため、団体客を連れて行く側が入園はオプション自由行動にする以前に立ち寄り自体を拒絶してしまったのだろう。

   駐車料金+入園料×人数

ということで、少人数では駐車料金が高く感じ、大人数では入園料が高く感じる。 観光バスは入園料を各自で支払えとはできないのだろうか? なめた値段を徴収するところに比べたら安いんだから300円くらい払えよと思うのだが。

追記: 2012年 団体割引ができました


 乗用車においては高額な駐車料金が来場を減らしている状況証拠はある。花火の日の熱海城がそれ。閑散期には多くの人がいるのが見えるが、シーズンなのに有料だと劇的に人数が減る。30分100円のコインパーキングと比べてると1000円になってしまうのだから今のコスト意識として当然の結果である。わざわざ山の上から見なくても海岸線の市営駐車場でいいんだから。 これをプラス思考で考えれば夏場の山の上で1000円払えば観覧は海岸線より安泰と言える(前にも文句を書いているが徒歩でも1000円とられます)


 梅園の入場券だが、十数年前のインクジェットプリンターで印刷されたようなもの。あれなんとかならんのか! ほっとくと文字が消えてしまう感熱紙のレシート感覚であり、旅の記録として残しておくような代物ではない。作った人達はあれしか見てないから感じることができないのでしょう。私は各地の半券を並べて見ることができるのですよ。事前協議があって却下されたなら仕方がないが、これから変えるには問題がありすぎる。宿泊者割引での購入方法とかも言いたいことは多い。
 いままで数々の問題点を指摘してきた。言葉は悪いけど「間抜け」な理由が多すぎて頭を抱える。いつも言うことだが、カネ(予算・経費)を語る前にアタマが使われてない。東名高速道路 海老名サービスエリアは「通過点」でしかない。宿泊地として崩壊してると指摘したが、熱海は通過点であることを認め海老名なりの存続方法を考えるのが妥当ではないか。

 十何年前だがユニクロがやったキャンペーン「クレーム付けて100万円」という方法。気づいてない問題点を修正できるのだからクレームは宝でもある。以後まねした所も多く、最近では島根県が自虐ネタに走ってる。島根県の失敗に「島根は鳥取の左です」というのがあった。島根がわからない人は鳥取の位置すらわからないことを理解してないのだ。今回の「島根県は日本で47番目に有名な県」ってのは場所を指定しなくても名前を売り込むに“苦肉の策”としては正しい。


 この区画に集まってしまうのは見応えがあるのがここだけだから。熱海の狭さを痛感します。梅も桜もほかに有名な観光スポットがたくさんありますから一般論として決定打がないのが熱海。他の場所と糸川や海浜公園と決定的に違うのは桜の木の太さであり、狭い場所に同じ本数であっても見た目の規模がまるで違う。アタミザクラと称する木がそういうものなら仕方がない。

 小田原の曽我梅林なら富士山が見える。水戸の偕楽園は言うまでもなく有名。桜なら近くは(箱根)宮城野、強羅、伊豆高原、河津、南伊豆。東京都内にも数え切れないほど大きな規模で咲く場所がある。熱海の利点は早咲きしかない。梅園との連携で感じ方を膨らませるしかない。連携させる情報がなされているだろうか?梅園にいても、どこどどこに桜が咲いてるか知るよしもない。

 バスは客を熱海駅まで運んでしまえばそれで良いという具合に何もしない。業種を超えて一体になってないからだろう。例えば千葉県幕張のロッテマリーンスタジアムに行く京成バスは選手のアナウンスが入る。ここに費用が発生しているとは思えず、相互利益もあるだろうが客のことを考えて行ったとも言える。地域に合った何か考えているのだろうか?


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| emisaki | 2011-02-08 Tue 07:14 | 熱海::考察 |
熱海の今後をまじめに考える 連載 「噂の東京マガジン 噂の現場」
2011年1月16日放送 TBS 噂の東京マガジン 噂の現場

正直者が損をし悪どい企業が得をする…そんな世界であってはならない

2010年7月11日、2010年10月2日に放送された ド素人解体業者 によるずさんな作業によって被害を被った隣宅。ビルの壁が1枚そそり立つ、なんとも恐ろしい状態で解体作業が中止された。この問題に進展があり、その経緯が放送された。完全解決ではなく一区切りの救いがあった訳だが、なんとも他の業者が救いの手をさしのべるという結末。
だから見ているだけで虫唾が走るド素人解体業者には何の制裁も加えられず、逆ギレ状態は変わらずのようだ。

どうにも噂の東京マガジンの放送後に動いた感じがある地元局だが、番組を見てなくても経緯がわかる
http://blog.shizuokaonline.com/eye/2010/08/post_650.html
このニュースの最後に書いてあることだが、現実にはそうならなかった。
(時間経過にてリンク先の情報は削除されました)

<2011年2月 追記
 熱海の人の現場リポートによりますと、倒れそうな部分だけが解体されただけで作業前後のガレキの山にはほとんど変化がないとのことです。善意の解体業者を疑問視する書き込みがあるのもわかる。これを解決などと言うのなら、中途半端に終わらせて手柄を取ったような番組、てめぇいい加減にしろよTBSってことになる。行われた作業の範囲を正確に伝える必要があった。

<2014年10月 追記
 2013年に入ってからガレキ撤去が行われ、駐車場になったそうです。テレビの2011年じゃなく、2013年が正しい解決と言える日でしょう。


続きを読む ≫
問題の解体業者に代わって静岡の名を汚すと立ち上がったのは 別の解体業者でした。賞賛に値するが、純粋な善意であることを祈ります。危険性がなくなるまでの解体を無償で引き受けてくれたおかげで危険度は減った。ガレキが消滅した訳ではなく問題が決着した訳でないにしてもだ。

被害者は地権者に対しての訴訟、地権者が業者に対する訴訟を起こさねば、これからの進展はなかろう。カネがないからできないはおかしい訳で、カネがなくなった理由が問題。掘り下げれば「詐欺」という話も出てきそうだから調査すべきだろう。
私も別件だが被害者側だからホントに詐欺で戦うのは難しく法律は何も守ってくれない やられ損というのを痛感してる。唯一の救いは自分が人間のクズの側にいないというだけ。

こういう問題に対して行政が何もしないのは過去の同番組で取り上げられてる事件が示している。民間の問題でなく明らかに違法である件ですら「業者に指導している、指導している」と言い続けて10年20年経過している問題も噂の東京マガジンでは扱ってきている。役人というのは多くの場合において住民より企業の味方であることが多いのだ。この番組だけでも十分に役所側の対応の問題点を酷評できるだけ取り扱いをしてきてるが、ダメなものはダメ と 大目に見るを完全に取り違えてるのがお役所。本件に関しては何らか関わるべきなのである。
静岡県の端の端、ほぼ神奈川県では対応も甘くなる。大都市だって区、市の端っこはないがしろにされてきた。

ある人の言葉が頭をよぎった
  「権限のない指導はしていないのと同じだ」
マスメディアの腑抜けは、これからも各地で発生するだろう問題にも関わらず法律の整備の遅れを論点にしないことだ。我々に問題を表面化させてくれたが、該当住民にしか触れられないようでは上記の言葉通り、たいして価値はない。取材する上で警察や役所と対峙するどころか、すぐに引っ込むようでは能書きを垂れるまでに値しない。毎度のことだが役人や警察などから情報を貰う側であるという下の立場が弱腰にしかなれなくしている。

行政は民間の問題だから立ち入らないのではなく、やっかい事に入りたがらないのではないかな。こういう業者が行った結果として熱海市の恥になってることが、なぜわからないのだろう。もし私が家を建てるなら現地の業者は一切使わず私自身が信頼性を確認した業者を外部から入れる。それより熱海を選択しないほうが早い。こういう結末を熱海市は望んだのか、想定もできないほど頭がご不自由か、そんなの知ったこっちゃないか。どれにしても残念です。既にリゾートマンション建設でそうなってるでしょうし。

今回は何階かのビルだから大きな問題になったが、熱海にはこれから朽ち果てるかもしれないビルや、高さはないにしても朽ち始めている場所は多く存在する。該当する地権者は更地にするなど対応する気があるのだろうか?私みたいにへんぴな場所さえも散策している観光客にしかそういう場所は知ることもない暗黒面となっているが、目立っている場所もある。

噂の東京マガジン
(時間経過にてリンク先の情報は削除されました)


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| emisaki | 2011-01-16 Sun 13:47 | 熱海::考察 |
熱海の今後をまじめに考える 連載 「陳情に横から突っ込み」
またまた、別件の検索から見つかった静岡県議のウェブサイト。参考になることも多い。
http://hashikazu.org/  <追記: 現在は掲載されていません>
ページ数が変わるので直接リンクはしないが、ブログに熱海のことが書いてある...

続きを読む ≫
暇な時間を見つけて「広報あたみ」とか市議会員のページとかは見ていた。今回は静岡県議のサイト。ブログを読んですぐ見つかって気になったのは以下の2つ

>2010.11.17 観光地熱海はこれでいいのか? 落書きの問題 


汚いものを撮りに行った訳じゃなく、綺麗なのを撮りに行ったのに含まれてた。

前回、割れ窓理論を出したが、熱海という町が割れ窓なのだから落書きされてしまうのも当然である。書かれる理由が消えてないから落書きを消してもまた書かれるだけ。人間は綺麗なところにゴミを捨てたりしないと言われてるが、ちょっとでも手を抜くと一気に汚くされてしまうのである。人口の多い東京なら1日、2日で結果が出る。

人口の比率から考えたら汚いはずの東京都心部のほうが落書きは少ない。人が多いから監視の目が多いのも理由だが、書かれても放置しなくなったから防ぐことができてる。渋谷とかで書いてゆく奴はたいてい田舎者の犬のションベン(マーキング)だが駅前などにはなく、割れ窓理論に合う都会人から見たらひと気がなさそうな場所に書かれる。ひと気がないと言ってと地方の人間から見たら多くの人がいるからと推測している。更に分析するならば落書きなんてするより楽しいことがあるからも理由だろう。

東京の都心部から暴走族がいなくなったのは警察の取り締まりというよりも、同年代から格好悪いと思われているからと感じる。騒ぐとか落書きをするような連中は誰かから相手にして欲しい寂しい連中なのだが、同年から相手にもされないダサイと思われてしまっては存在できない。だから反対に誰もいないような田舎にも現れない。

これらの理由はヤンキーや落書きを消滅させるための大いなるヒントではないかな。東京だと若者の心理の変化で大部分を消滅したが、そのために一部をマル暴に下落させてしまったのが失敗だろう。表に見えない熱海のソレもなんとかして欲しいものだが、衰退が闇を小さくしたというなんとも皮肉な結果。しかし、まだ観光や不動産では暗躍しているに違いない。


>2010.11.15 しょっちゅ~通るのに・・
錦ヶ浦トンネルの汚れ

落書きは別として、経年変化による汚れや鍾乳石みたいなのはどこにでもあり、私は錦ヶ浦トンネルだけが変だと思ったことはない。この程度を言い始めたら観光客が「それはねぇだろ」と思う部分にキリがないほどある。お金を使う順番を間違えるなと言いたい。通行する車に支障があるなど重要な理由が必要だろう。車で通過する上においては気づく暇もない。

ちなみに私はこのトンネルを熱海城への行き帰り徒歩で何度も通っている。 乱暴な運転と制限速度を守ることが少ない地域で道路沿いを歩くのは非常に怖い。片側のみに側道があるが、水路なのかボコボコした蓋と穴がずっと続いており、つまづいたり足を踏み外したら道路に飛び出して車に引かれてしまうだろう。これは実態を示しただけで、ほとんど人が通らない側道をなんとかしろと言ってるのではありません。繰り返すがやるべきことには順番がある。

人が通るのに側道(歩道)がないところは地方でたくさん見かける。誰も歩かないだろうと前提で道路が造られてるようなのだ。そういうところほど利用するのは老人だったりするのも事実。熱海なら山間部に行くほどあり、交通量が多い場所は気になる。

リゾートマンション乱立によって著しい景観の悪さから、視界を確認するのに改めて熱海で余った時間に歩き回っているため、自動車でスーと通り過ぎ、毎日見ていて気にならなくなった住民より部外者の私の方が見る物が見えてるはず。反対に住民だからこそ見えるものもあるだろうけど。
観光を語るなら現地の人間に客の心理を語るのは無理と判断している。この件については過去に本件と同名のタイトルでいくらでも書いているから割愛する。


ゲートウェイ犯罪ということも書かれてるが、実は小さかろうと犯罪になってしまっては手遅れで、本当に重要なのは犯罪になる前に小さな罪悪を感じさせることにある。これによって犯罪につながるのを防げる。器物損壊(らくがき)をしてしまってはもはや人間として終わりなんだよ。大半の人は何もしない訳で、殺人事件とかもだが一握りの罪人を保護し大半の人間が犠牲にならなければいけない理由など私は絶対に受け入れない。社会のあり方や法律のほうが間違っている。そうならないために社会の制度を変えることすらしてないのだ。

目先の手柄ばかり追ってきて、些細な悪を見逃すという大間抜けなことを警察がやってきたり、たった一つか二つの逆ギレ事件がマスコミによって変に大きく伝えられることによって叱るべき人達が黙ってしまい、クソガキどもをのさばらせる結果が一般人のモラルさえも低下させ犯罪を増やしてしまった。自転車の無灯火や歩道走行などもれっきとした道交法違反なのである。前科が付くといってこれを見逃してきた結末が今。自転車が加害者となって死人や重傷事故で数千万円の賠償金判決が出てから騒がれるようでは手遅れ。自転車は歩行補助用具ではなく車両であることを徹底しなければいけない。加害者の制裁が小さいに加えて、立場が強いことを盾にした無秩序な歩行者が守られすぎているのもいけない。ようするに教育や何か方法が間違っているのである。



フラックスタウン・熱海  これ知ってるよ。以前に検索でひっかかった。
内容にぶつぶつ言うまでもなく、宣伝として作られたプランだよこれは。考えるほどに非現実的であり、計画にも大胆さがまるでない。各地で行われてる再開発もなく、既存の地形や道に加えられた程度の構想。温泉街としてブチ壊されてしまった熱海には、もう一度ブチ壊すくらいの大胆さが必要なのだよ。俺が熱海港を埋め立てしまえーって書いたけど、この一言の足下にも及ばないプランではなかろうか。良く言えば作るだけなら現実的。

未来像を掲げるなら波力、風力、太陽光発電、熱海には地熱か温泉を使った発電もいいかもしれない。公共料金に割高な部分のある熱海、住みやすい街を作るお膳立てとして電気代が安いとか何らかの強みが必要でしょう。それと間抜けな党のバラマキじゃなく環境が大事だって現実に証明されてます。子育てでお金を貰ってる連中は生活環境がよくなったほうが良いと知らずにのたまっているだけだ。だから都市部に集中してしまうのも当然と言える。さて、これをどうするか政治家の手腕が試される。

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| emisaki | 2011-01-14 Fri 21:15 | 熱海::考察 |