2013-12-17 Tue
テレビ番組から感じて、宣伝に切り込んでみる。この番組はデマを撲滅さえるという題材でやってるようだが、そのデマを広めた原因の大部分はテレビにある。テレビ出演者が根拠のないことを言い続けても垂れ流し視聴者(消費者)が信じたのが製品化される。本日放送されたのはクリスマス用語とコラーゲンのデマだが、これは10、20年前から私が扱ってきた事であった。それに「トリビアの泉」でも間違いだと扱われたし、コラーゲンの話は今年7月のゴールデンタイム番組のネタ使いまわしで同じ人の話だから宣伝の臭いがして信用度は急降下。食品や飲料として販売されてるが、独立行政法人 国立健康・栄養研究所が公表している副作用がある点については無視で逆な宣伝かと何か胡散臭い...
番組中では、医師というかタレントとしたほうが正しい出演者が、食べ物リポート現場にて制作者から指示されたコメント(コラーゲン食べたら翌日肌プリプリ)が嘘だから言えないと。美肌の即効性は完全な嘘であるがその後の効果も多数の専門家による科学的な立証はない。
実験は甘く、ひとつの要素しか行ってない。7月の放送もだがコラーゲンを食わせるだけじゃなく構成要素であるアミノ酸の摂取、摂取させないなど複数人で並行して行わなければならず、測定も利害関係のない第三者が多数の部位にて行わなければ正当性がなく意味ない。番組は立証方法とは程遠く台本の流れだ。
潜在的スポンサーを敵に回しているように思わせておいて、やはりテレビなので制作前から結果ありき 誰かの利益がまとわり付いてると考えるべきか、番組名も「ダレトク(誰得)」だ。7月の番組の結論を使いまわしたが、この番組を見てコラーゲンを食べ続けたら効果があるなどと思うのは危険である。広告利害関係のないNHKではコラーゲン飲料を扱った際に「99%効果なし」としていた。業界内で科学的に立証されてない事だと視聴者に教えるのが筋であるが、結局、誰かの広告なんだろう。
日本中の食品偽装で盛り上がったところなので、いくらスポンサーだからって問題のある企業を使っていてはテレビ局が煽りを食らってしまう時代となった。こんなときこそ、インチキもしくは根拠のない商品を一掃できる絶好のチャンスなのにマスコミは社会より目の前のスポンサーありきなのだろう。やつらのことだから弱いものいじめならやるだろうが、暴くのを実行すると大手スポンサーまで切り込む必要がでてくるからできないのだな。そりゃそうだ 10年以上前にあるはずもない効果を謳うと景品表示法違反だとされたエセ科学用語のマイナスイオンも大手電器メーカーがこぞって製品化していたくらいだから。
「テレビでは本当のことを言うとつぶされる」・・・大手企業や牛耳ってる広告代理店のことを言うのは恐ろしく一発退場させられてきてる。だから連中が広告代理店を怒らせるようなことをするはずがない。
23時にしては真っ当な番組ができたかもしれないと思ったがフジ系列の転落はまだまだ続きそうだ。
昔、科学的な面から効果のないインチキ製品を暴く番組があったんです。ものすごく有用な番組だと思って見てたんですが、1クール持たずでした。横槍が入ったとしか思えません。そこで扱われた一つにトルマリンがあったが当時調べたとき、オカルトの範疇やら嘘の科学的効果を謳って商売をしている業者が多かった。この詐欺師どもの組織力が強かったのかもしれない。その後「あるある大辞典」でも結末はご存知のようにいかがわしい事が並べ立てられており、報道された何倍ものデマが指摘されてきてる。科学的に実証されてないと範囲と非科学は違うが、嘘からグレーゾーンで商売している人たちが実に多いということで、私も何か嘘を信じているに違いない。自己防衛手段は?
テレビCMでやってるから信用できる!? 景品表示法違反に行政処分受けてたりしてる根拠のない商品は多い。スポンサーな関係でテレビ自体が報道しないことがあるのでネット検索で探るべき。最近、行政処分報道されたトマトのダイエット食品は芸能人ブログ(ステマ)を使ったり、裏で販売促進をしてるであろうフィッシングサイトを仕掛けてる段階で胡散臭い。事件化した「食べログ」の評価上げるニセ書き込み業者のように、この手の方法は実に多いので、個人を装う宣伝が見つかる商品は避けるべきだ。
(追記: 最近、一部のクチコミサイトでは真実なのに何か指摘すると、意にそぐわないらしく修正しなければ削除対象になると話題になってた。もはや自分で確かめる以外に信用できるものはない。私は食べ物の場合、メニュー、商品の写真だけを参考にしてる。味は人それぞれだから)
私に仕事を依頼しておいて何百万円も踏み倒して逃げた奴は、過去に横領でお縄なのに示談で回避してたり、後で調べたら怪しげな商品紹介サイトやらテレビCMすら流す規模の○○ハウスの強引な開発に加担し住民を丸め込むため現地にいないのに住民を偽装したウェブサイトを作り書き込みを続けることをやってたようだ。そいつは元はテレビ番組制作会社の奴で、同種でほかの人でも同じような胡散臭いのに心当たりがあるので結局はそういう人種ばかりなのかもしれん。
CM・番組・インターネット記事など規制の大小の違いがあるが、医師が嘘だから指示されてもテレビで言えないと語って断るタレントは稀で、そのほかは指示されたまましゃべるし、出演者の無知で嘘が垂れ流されて危険であることに違いはない。
→ 消費者庁
景品表示法違反だけでもプライドなくした有名企業の恥さらしがいっぱい出てくる
隣の国じゃないんですよ まともな商売できんのか
芸能界と結託の黒い噂が耐えないマスメディア。都合のよい報道選別、及び都合の悪い報道の黙殺については噂ではなく現実。これが企業とも絡んでくれば更に強くなる。こういう連中が機密保持法で「国民の知る権利」などとのたまうのである。くだらねぇ芸能ニュースばかりだが、国民が知るべき事件すら芸能関係となるとテレビ新聞は無視。国益よりも目の前のゼニとでも言うべきか、恐ろしい連中。
こういうとき昔に誰かが教えてくれた方法を思い出す。マスメディアからは信憑性のあるデータだけを受け取り、論調や意見を聞いてはならないと。。テレビより新聞が恐ろしいのは普通は一誌しか購読しないから左や右なのに流される。「断片の真実は真相ではない」と強く書いてきたのも例えば、日本の税率が他国より低い「税率」という断片だけを持ち出し世間を洗脳して上げたのが政治家どもなのだが、海外には日常品減税やら付加価値税があるので現状で換算しても税率20%以上の国と大差ないという「真相」が隠される。所得税率にしたって昔の日本は真っ当だったのだが大金持ち優遇で下げ続けた(近年若干戻したが過去より低い)。
外食だって昔は2800円だったかな?以上なら税金付いたが多くの付加価値税は消費税と共に消えてしまった。最近、復活が取り沙汰されてるが設定がばかばかしい1万円と高額。消費税なくして3000円以上に段階的に付けろってんだ。時計として無意味な100万円のを買う奴の税率も同じ。公平性を目指してたガラパゴスで世界一の日本ってどこへ行ってしまったのか?
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