2013-12-20 Fri
あまり改善がみられないので過去の指摘を掘り返し、追加書き込みを行う。使う側からの取扱説明書を作った経験から言うと、開発者とか熟知してる側だと駄作しか作れない。だから読んでもくれないような代物ができあがるんだと書いたことがある。そのように知ってると説明の仕方や宣伝方法が何か変になってしまう。観光協会・観光案内(市町村を含む)のウェブサイトを見ていて「何県のどこだ?」って簡単にわからないところが多々ある。あなたの町を誰もが知ってるとでも思ってるのでしょうか?よほど興味がない限りページをほじくり返したりせず見るのをやめてしまう。
インターネットで検索されアクセスしたとなると最初からどこと指定しているわけではなく偶然がきっかけで旅先に決まる可能性があり、去られてはもったいない。何県だかは単なる一例として、誘致する側が当たり前と思ってる情報の記載をしてないと何かと調べようとする私でさえページを閉じてしまう…
観光用ウェブサイトがその程度では話にならないが、市町村が「観光」ってページを作っておきながらそれである。誰もが知ってると思ってるところが大間違い。検索で特定ページが見つかるのだから連続して見られてると思うのも間違いである。
(田舎すぎるところのほうが知られてないことを把握しているので丁寧な説明付きだったりする)
運よく旅先に選ばれ現地に行ってからの問題だが、提供されたデフォルメ地図が適当すぎたり、場所を識別するための目標物が意味不明だったりする。現地の人なら知ってるが旅人にはわからない。だったら現実の地図のほうがありがたいから私は場所が決定したら印刷して持ってゆく。しかし「地図が読めない」とされる人たちについてどう対処するのだろう?
ホテルにも手製の地図が置いてあることがあるが、近くに何があるかは参考になるが地図としては参考にならないのが多い。現実と照合するためにも、パソコンとプリンタが置いてご自由にお使いくださいと言われたほうが早い。決まってれば自宅から地図を印刷して持ってゆくが、状況で行動を変えるときは新たな情報が必要となる。
テレビ番組の実験で方向音痴に多い人は変化するものも目標物にしてしまうとされた。角に車が止まってるとかだ。現にそのような地図を見たことがある。「○○○畑」と書いてあっても葉っぱも全部落ちた木だけや土だけの畑では判別つかず、また、花が咲いてないなら桜の木か何%が判別可能か? 大多数がわかるならまだしも一部の詳しい人だけわかるようでは目標に不適格。
旅のリポート中に書いたが、地図に掲載されてないような現地通称や小さすぎるのも困る。例えばイベント会場を知らせるのに「○○公園」と書いてあったが、場所が小さいとネット上で使えるどの地図にも載ってないから住所のほうが確かなので“併記”してもらいたい。地元民ならわかるのでしょうが、「客を呼ぶ気があるのか?」との印象が強くなる。
( 過去書き込み「携帯電話には市外局番が必要」より )
まだ残ってる部分として何年も前から指摘してる電話番号表示がある。これに気づかされたのは都心で事故った運転手に市外局番を尋ねられたこと。瞬間に「え?」って状態でしたが、すぐに地方から来てて東京03を知らないんだと思った。テレビ通販やらプレゼント応募などから最も知られてるであろう東京を知らないなら他の地域の市外局番なんて住民以外が知ってるはずがない。
携帯電話時代は市外局番が必須なので省略するのは不手際と言える。別の地域で配る目的の観光パンフレットなら昔から書いてあるが、現地に行ってから「お問い合わせ先」のような掲示では市外局番なしを見かける。だいたいは携帯電話普及前に作ったからだと思われるが、作り直すのお金かかるとしてもマジックで書き足すくらいできるでしょう。
知ってる側からは何も見えない部分が多々あることに早く気づくべき。
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