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ぶろぐん

一過性の集客力に甘んじてる
花火の質が悪いと言ってるのは、なにも自己中心的な考えではない

 花火の日に宿が取れなかったり通常は人がいない様相の宿から花火の日は声がするなど、その効力はわかってる。一般は見る目がないと言うよりも、見てないと表現したほうが正しく、花見じゃなく酒盛りが目的なのと同じ。だから私が照明弾と呼んでる悲劇的なのさえ喜ぶ始末ですから、目に映ってるだけなのかもしれません。

【花火大会】

 集客力があるなら現状のままでいいじゃないかと思うかもしれないが、まさしくそれが「木を見て森を見ず」であり、「後先を考えない」言い分である。鶴光師匠の名言で言うなら「明日の幸せより目の前の銭」で先の事を考えてない。失敗を感じないため小さな問題が蓄積し、気づいたときには手遅れってパターンである。

 世間で桜の名所とされる場所が本当に名所なのか? 本数が多いとか派手さからマスコミによる宣伝効果が大きい。意外にも東京都心部から近郊にいくらでも見所はあり帰宅困難にもならないから、なにも上野公園なんぞに集まる必要ないんです。宴会場所がなくても誰でも花見宴会ができるという理由もありますが、連日のように報道され生中継までするマスコミ(テレビ)のチカラといえる。

 さて、この「マスコミのチカラ」が作用してるのなら、そこで発表される花火大会の優劣を決定しているのは誰か?ということを考えるべき。私はテレビ番組のランキングが正しいと思ってないが、それによって左右されるのが一般大衆である。安易なところでは旅行会社や雑誌社にアンケートして決めていたりする。花火マニアに尋ねているランキングだと異なるのはこのせいで、○○Walkerなる雑誌の花火特集では女性マニアが本物を見極めて説明していたが、女性だと周辺環境も評価に含み、男性だと純粋に花火を評価する傾向が強い。

 これら評価を基にしてお客さんが行き場所を決めていると考えるならば、その道のプロに評価されるような代物でなくてはならない。時期的にまた桜で例えるが、東京ですごく有名だから行ってみたら、川が臭って小さい虫がいっぱい飛んでたとなると悪い印象を持って帰ることになる。多くの人がそこに気づかなかったとしても広まってゆく、、影響が出ないほどの客数だから都会だと気づかないが、地方では早期に影響が出るはず。

 前々から語っているように熱海市の経済効果としてよりも主催者の収益が優先である花火開催の方式を考え直したほうがよい。熱海市には大型の企業がないため企業協賛金だけで現状の花火大会を開催することは無理だが、宿が主催を分離して考えれば市の主催で開催できる。回数を増やすと他の地域みたいに「オオカミ少年」の村人状態となる。東京タワー、東京スカイツリーいつでも行けますで、どれだけの人が行かないか。現に、期間中毎日何百発とか打ち上げる所があるが、ちまちまやられても何の魅力も感じません。伊東も回数を増やしすぎて8月10日が薄れてしまった。



【マスコットキャラクター】

人づてに聞いたもの以外にネット検索で見つかったのをいくつか

・熱海花の博覧会マスコットキャラクター「あたみちゃん」

2004~2010年で契約終了、鹿児島県の「ぐりぶー」みたいに博覧会が終わっても公式キャラクターとして残るのもいるが、こちらはキャラクターと言っても裸の小さい子らしいのでゆるキャラにはならず。以後の観光用には不向きと判定する。

・組織不明 金色夜叉 貫一とお宮 (企画倒れしたものかも)

貫一お宮は年寄りに有名でもストーリーからしてイメージ悪すぎだから企画した奴の気が知れない。二次元キャラクターで使うのが精一杯だと思う。

・熱海市社会福祉協議会マスコットキャラクター「ふうちゃん」

内蔵?できないデザイン。魚の風船でした。特定団体で転用には向かず。

・ハートピア熱海 「ドラピー」 

過去の中では真っ当なキャラクターで伊豆山神社に行くと見かける龍だが顔は馬にしか見えない。でも顔を龍のままにしたらメロン熊みたいになってしまうだろう。これも伊豆山組織ではなく一企業なので使えませんね。

・熱海温泉ホテル旅館共同組合 「あつお」 

バーコードはげのおっちゃんが妖精みたいになってる。ちっちゃいおっさんの仲間だな。表舞台に出たとは言いがたいので、まだまだ謎の存在。たぶん、熱海のことだから作ったもののキャラが定まってないのだろう。


ゆるキャラ(R)=原則着ぐるみ化 ですので、熱海にゆるキャラはいないという私の記述は現時点でも間違ってないようです。

貫一お宮だったら下多賀のイナブラさん(グッズ化された)が伝説の妖怪でも、まだマシです。なぜなら北九州市のゆるキャラ「じーも」は妖怪 海坊主からできてる。イナブラさんでは愛されないので、妖怪伝承と異なったかなりの修正が必要になる。


次に伊豆で着ぐるみが登場するとなると松崎町マスコットキャラクター「まっちー」が最も近いところにいそうだ。ただし、着ぐるみになるには頭の葉っぱを小さくする必要がありそう。


何が言いたかったかだが、限定的経済効果である花火に注ぎ込むようなら、純粋に集客目的(誘客)として熱海市の ゆるキャラ を作るべきでした。権利買い取りで懸賞金付きのデザイン公募して、着ぐるみ作って、年間の活動費としては十分と思われます。これは何年か前から提唱してる件で、今のブームに乗り遅れてるし、やらないならずっとやらないほうがいいが、いたら宣伝に出てゆける場所をなくしてることは確かだ。それとも今後も何かをレンタルし続けるつもりなのだろうか。




 小さい功績なんて消し飛んでしまうような、くだらない自画自賛と、くだらない案ばかりで私の監視対象になってる人がいるのだが、実に間抜けな質問をなさる。問いかけるだけなら誰でもできるので、それなりの案でも提供してからにしていただきたいものだ。だったら対案を出せといわれ続けてる国会での野党みたい。

 質問の一つに私が勝手に答えてみるが、熱海の場所を借りてまで数百万円から何千万円をかけて花火開催したところで広告費に見合うとは考えられません。既存の観客数が数十万人規模な花火大会に協賛金を申し込んだほうが桁違いに宣伝効果がある。場所を貸し出したところで誰が借りるのだ。何百万円でない小規模だとしたら、不特定でないがゆえに、どこかから熱海まで移動していただくなど開催主は非効率、貸す側はたいした収益を得ないのに仕事が増えて価値を見出さない。高い費用を徴収したらそれこそ誰も借りない。それでも儲かるという公算もないなら時間の無駄だ。

 他にもそんなこともわからないのか?という質問ばかりには恥ずかしくないのかと思う。その土地の人間だからその土地のことをわかる訳ではない!住んでいるからこそわからないことも多い。別荘族の多くが物申すようになれば熱海も少しは変わると思うのだが…。


 熱海市民には市議会を傍聴できなくとも議事録を是非とも読んでいただきたい。役所の回答とかも、このご時勢に くだらん体裁に拘ってるのがよくわかった。ケツに火がつかない税金暮らしの人たちではどうにもなりませんな。

FM熱海湯河原(FM Ciao!)はサイマルラジオにてインターネットを通じても聴けます。
| emisaki | 23:14 | comments (0) | 熱海::考察 |
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