2013-05-30 Thu
JR東日本 週末パス 「指定区間フリー乗車券」酒田・湯沢・くりこま高原駅より南のJR東日本線と、他社線は富士急行、伊豆急行、アルピコ交通、長野電鉄、上田電鉄、しなの鉄道、北越急行、会津鉄道(西若松~会津田島)、阿武隈急行、福島交通、ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道、山形鉄道が普通車自由席に2日間乗り降り自由。JR東日本の特急・新幹線は別途特急料金を払えば乗車可。有効期間 2日間と言っても土日のみで、当日販売しないのが難点。
マクドナルドなら適当に注文しても自動的にセット価格になるが、電車の場合は複雑すぎるしお客に便利な発券システムがないので自分で選択する必要がある。
JR東日本 週末パス 8,500円
(参考: 東京都区内→福島 運賃4,620円、新幹線特急券 指定4,080円、自由3,570円 6月1日の場合)
東京から福島の運賃を考えると往復するだけでもお得で、宿泊して周辺地域を周ると考えると、会員登録制な「えきねっとトクだ値」(10、15%引き)、「えきねっとお先にトクだ値」(30、35%引き)を使うよりよい場合も考えられる。
金額面で損するのもイヤだが使い勝手も考えないといけない。「えきねっとトクだ値」は一応 きっぷ らしいなので、JR東海ツアーズ「ぷらっとこだま」旅行券のように途中下車不可、乗降駅で改札口を通るなど面倒ではない。だが、変更はきっぷ受け取り前にネット上のみ、きっぷの受取り後に払戻すると発売価格の割引率分の手数料がかかるとあり、えきねっとお先にトクだ値35で東京・新青森を買ってた場合には5,900円にもなってしまう。これが最大の注意点か。
お客向けなのに専門用語みたいなのを使うので確証がないのだが、記述内容から読み取ると「料金券」ってのが特急券などに相当する運賃以外のだと思う。これだけも買えるため、ここで話題にしてる「週末パス」との組み合わせで使えるのではないか。
「乗車券つき」とかいてあるのだと乗り継ぎが適用されないため乗車券が分割購入になる。同様に新幹線から特急への乗り継ぎ割り引きも適用されない。それが良いか悪いかは、どこへ行くかによるから個別計算のよう。東京駅で乗り継ぐ場合はどのみち乗り継ぎ割り引きは適用されないので、踊り子から東北新幹線へとか特急券を一緒に買う意味が全くないんですよね。だからJR東に統一する必要がなく熱海から東京は東海道新幹線を使う。
「週末パス」の範囲は広すぎる。「休日おでかけパス」もだが、そこまで使わないので範囲を分けて値段を下げて欲しいと考えるが、最初から広範囲で使うとは想定してなく、面倒なので広範囲に設定されてるのだと思う。東京から長野、新潟、仙台も範囲だがその手前で十分お得になる。JR東海のドル箱路線の東海道新幹線を別にしても、このようなフリーきっぷが見当たらない。私が子供の頃には東京から名古屋や大阪にも「周遊券」があったし、学生時代に「福岡、唐津周遊券」のようなのを使って博多どんたく、広島フラワーフェスティバルを見に行ったのを思い出す。分割民営化の悪影響なのだと思う。
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