2013-06-15 Sat
前記事は、メ~テレ「ウドちゃんの旅してゴメン」(テレビ埼玉6月11日、本放送2013年5月25日 風薫る風景 芽吹くきらめき 岐阜・海津市)を見てたら養老鉄道がでてきたので調べて見ると自分の選択に失敗が見つかったのでした。千葉テレビ、テレビ埼玉とかケーブルテレビは数々のローカル番組を放送してきたのだが、中京テレビ「ゴリ夢中」のほうはネットされてない。それも以前はネットが全くなかったが今では更なる地方で放送されるようになったようだ。一時期一年間くらいは連続して見ていたが、この番組の最大の問題は一社提供である名古屋鉄道(名鉄)縛りがあることだ。提供がらみの場所しか旅しないようにするのはテレビ制作連中の悪い癖。
どこだろうと同じだが特に地方制作の基本として、番組制作して視聴率により提供に還元ではなく、提供に関係する宣伝番組を作る。だから通常のテレビ番組とは呼べず、企業に放送枠が買われて内容を任されてるようなもの。
旅していて土日に現地の情報生番組を見れればわかるが、ステルスマーケッティングではなく、直接宣伝が実に多い。何気に車が映るのではなく車の宣伝が始まってしまったり、携帯電話会社なら通信機を使ったコーナーが始まるわけ。番組の中で分離して生コマーシャルが始まるのではなく、番組と宣伝が一体化してるとも言える。
スポンサーなしでは番組存続なし、スポンサー(名鉄)縛りでは先行きが見えてるとジレンマを抱えている。当初から一社提供、長く続きすぎてネタ切れしてるのに終わらなかったTBS「世界ふしぎ発見」の日立一社提供(当時)のように、手を引かれない限りマンネリ化しようがつまらなくなっても存続可能な利点もある…だからこそ途中で落ち目に気づかなくなる。テコ入れで復活するには強固な基盤が必要だろうから地方局には無理。
東京制作にありがちな「うるさい(間が全くない)」「ウザったい(字幕・CGなど)」だが、「ゴリ夢中」「ウドちゃんの旅してゴメン」は、そうした作りを持ってなかったので好きだが、長く続いている番組だけに双方とも徐々に毒に染まってきたように思う。特に字幕のうざったさが目に付くようになったのは残念である。前々から指摘してるように、仕事をしたのではなく映像を汚したのだと早く気づくことだ。関東(東京)のTV映像制作連中は不治の病に侵されてるから政治的財政的にチカラを持ってようが、愚かな点は断じてマネしてはいけない。
話題が脱線するが、東京みたいに謎の圧力がかかってない作りができるではないか。関西の「そこまで言って委員会」なんて日テレは絶対にネットできません。同じ日本なのに怖いが、内容は関東の人は見るべき番組なんだが、関西では放置されても関東で放送したら邪悪な奴らが何か手を出すに違いない内容なときもある。同じ出演者が東京に来ると黙るというのも何か怖いものを感じる。
日本人が某国のメディア統制に怖さ、哀れを感じてるだろうが、日本だって世界ランクとしては低いので、密かに統制されたり、固有思想なメディアのみによって洗脳されてる。お金の問題もあるが新聞社が固定ってのは安易にチャンネルが変えられるテレビより危ないでしょう。
地方の人のほうが東京ネタを知ってたりするように関東の番組を見るのが当たり前だが、関東在住だと地方の番組を見ようにも見えない。例え見ていたとしても情報格差、認識の格差があるのは日本テレビ「秘密のケンミンSHOW」を見てきてればわかること。同じ日本にいながら固有風習が自分たちだけの小さい地域であることすら把握してないことは思ったより情報が伝わってないことを証明してる(知りたくても一般家庭の暮らしなんて伝えないか)。ほかにもリアルタイムで同じマスメディア情報を得てるはずなのに年単位のズレがあったりする。
報道は速報性ばかりに気を取られるが、重要でないことも多いので真相が判明してから報道したほうが良いこともよくみられる。しっかりした作りに限って衛星放送だとか多くが見ない昼間の時間帯だったりするので、知るべき人たちが見てない。ロクに内容を把握してないのに つぶやく 人が多いことからもよくわかる。
「テレビを見ない」もしくは某局しか見ない(見せない)という人がいるが、それである種の危険性から逃れてるが、その代わり多くの有益も捨ててる。テレビは宣伝しかしないと言われるよう、誰かの利益になることしか放送しないので、自分にとって有益に持ち込むには多数の情報を仕入れて自らが再検証しなければいけない。時には反面教師。テレビを見ないとこれらの識別能力が全く育たなくなる。テレビが映ってることが仕事の妨害にならない仕事の世界ならいいが、一般サラリーマンではテレビ映したまま仕事は許されないでしょう。分析と選別能力さえ持っていれば数々のヒントが転がってるテレビほど仕事にとっても有用なメディアはないと思うんだが…。
脱線しすぎたが、ともかく地方制作は昔からカネに物を言わせなかったおかげで頭を使ってきたのがよかったのではないか。予算があるに越したことないが、東京キー局はカネがあったからこそ、視聴者を度外視してバカ騒ぎを通り越した不道徳や無駄でうざったい作りをして仕事した気になってきた。地方局には東京に毒されない自分たちの作り方に自信を持って欲しいものです。
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