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ぶろぐん

二度あることは三度ある 雷にゲリラ豪雨の花火大会
 悲劇の当事者人数では桁違いだったが、被害の規模としては京都 福知山のほうが大変な事故でしたね。諏訪湖では他人のことなんて考えられない状態でした。

 この画像は大雨で逃げ出すときにカメラをバッグに突っ込んでた時に写ったもの。バッグの中で近くの人の傘と光の粒は花火(左側)。これは知らぬうちにフォトボタンを押してしまってメモリーカードに記録されたが、カメラが壊れたため内蔵メモリは全滅…


 豪雨の中を二度逃れたカメラでしたが、今回は自分に気をとられていてバッグに水が浸入してる事態に気づかずカメラが故障。以前、携帯電話を壊すのを未然に防いだことも忘れ、パニック状態で電池も抜かずに電源を入れようとしてしまった!これで、とどめを刺してしまったようだ。

 かなり前だが携帯電話を水没させてしまった際、冷静にすぐに電池を抜いて本体を乾かした。その携帯電話は使うのをやめるまで何年も稼動した。やっちゃいけない事を知ってたからの対処で、普通の人は電源を入れようとして自分で壊してしまう。なのに悲惨な状況を記録しようと思って自分がやるとは!

 結局、電源が入らず、そのまま放置したらたいへんなことに。電源はOFFでもカメラ内部を通って導通(ショート)してたと思われ、バッテリーを含むカメラ全体が熱を発していた。寒いからちょうとよいなんて言ってる場合じゃない。いまだからこんな文書が書けるが、破裂するんじゃないかと怖かった。詳しい人ならわかるが、リチウムは水と激しく反応する。(過去の事故から加工されたリチウムイオン電池とて安全とは言えないでしょ)。どうせ写真は撮れてないので、カメラ故障なんかより、一秒でも早く脱したいという気持ちだった。


 さて、上諏訪駅周辺の事態の分析だが、毎年のことなのに大人数の さばきかた を知ってる人が運営側、交通機関、警察などにいると思えないこと。これは全国の地方イベントで言える。誘導員の人数が多い少ないより、経験がなさすぎるのだろう。お客のほうも同じなので、混雑、行列の経験がない地域の人のほうが冷静にはいられない行動を各地で見てきた。

 大雨で電車が運行停止となってるから人が溜まってしまっただけであり、全体の観客数としては例年より少ない。湖畔では事前の雨で退避してて直前にやってくるのかと思ったが、情報を聞くと電車が止まってて会場に来られない人が多数いたらしい。ラジオは持ってないし、ガラケーだからワンセグ放送のテレビが頼りだが地域放送じゃないし、電池ももたずで…。

 上諏訪駅がすごいことになってるとの書き込みも多く見たが、その方々は初めて見に来たんでしょうね。確かに、すごいことにはなってたが、平時でも毎年終了後はあんな状態が長らく続きます。今回は電車が運休となったことで事態が変化せず、人が溜まったままだが、押し寄せてきてぎゅうぎゅう詰めの事態にはならなかった。雨で中止前に駅に向かって帰ったか、もしくは、遅れても並ぶの諦めて開放されたホテルのロビーとか公民館とかに退避した人が結果的に正しかった。早く逃げ出した側としては電車が動いてると思ったのが大失敗だったのだ。プラットホームが見えないところだと不安しかない。

 終日運休とかデマも流れてたが、それが真実だったら対応は楽で即座にホテルにキャンセルの連絡を入れられる。雨もやんでいたし、どこかで土砂崩れとかなければ動き出すだろうと期待があった。まさか深夜までずれ込むとは思ってませんでしたが、列の後ろや避難していた人はいつ乗れたんだろう?早くて動いているのに乗った人はラッキーだったわけだ。

 現場から離れるほどホテル側は全く事態を把握してないので冷たい対応をされます。天候不良や事件事故じゃなく通常の混雑さえ、現地のホテルでも電話受付は何も知らないことが多い。ホテル側としては知ったこっちゃないのだが、素泊まりなビジネスホテルなのにキャンセル料をとられ冷たい対応では踏んだり蹴ったりと感じてしまう。とりあえず NO SHOW にすることは避けたい。遅れて辿り着く場合、普通のホテルなら24時間対応なのですが小さいところに行くとチェックインすらできなくなるところもある。どうせ電車がいつ走るかわからないなら始発もあるだろうし、ホテルはキャンセルだなと。

 ちなみに、行けると予定が組めた段階では、9月の新作花火も含めて近くのホテルは満室。なんとか確保できるのは甲府か長野になる。中止となった場合の保険計画で松本城見学ができてない理由は松本ですら確保できないため。空いていたとしても高い部屋の値段を考えると交通費が無駄にならない。私が宿を甲府にしてるのは部屋が確保できたのが第一だが長野より近く東京に戻るのも早いし安いから。それでも時期的に価格高騰。

気候が変わってきてることだし頼むから全国的に開催時期を変えて欲しい。


<教訓>
・日が沈む前の雨で諦めるべきだったか? (回復することもよくある)
・猛暑だから暑さ対策はしてるものの、山登りでもなく寒さ対策はしてない
・電車が止まる事態を想定していない(臨時ムーンライト信州 [夜行便]での帰宅の場合はどうなる?)
・田舎は、まだまだ乗れるのを満員と呼ぶ (そりゃあ行列へらねぇーよ)
・雨の対策はしてるが、豪雨対策はしてないので傘があってもビショ濡れになる
・みんなが携帯通信端末を使い出すので通信障害
・避難所がどこにあるかわからない  駅と諏訪湖までの道は知ってるから地図を持ってない
・ガラケー使い続けてるから電池が長持ちしない 電池がへたってるから
・諏訪湖近くは無理だから近くにホテルを取っている場合にキャンセルするかどうか?
 (事情を飲み込めてないのか非常にホテルの応対が冷たい)

荷物の関係もあり、何へ対処すべきかは悩みどころ。

| emisaki | 16:41 | comments (0) | 旅・散策と行事::雑記・その他 |
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