テレビ東京　「カンブリア宮殿」　2013年7月25日放送　（BS JAPAN でも週遅れで放送）
“幸せ”サービスで客の圧倒的支持　長野発タクシー

・もうダメなんです地方は（駅前タクシー運転手）
・良くなる要素なんてない。あきらめてます。（駅前タクシー運転手）

もし地方がダメなら番組で取り上げられる長野中央タクシーが地元民から愛され、利用され、売り上げトップになれるはずがありません。全国を旅行してて駄目なタクシー運転手ってのはわかるもので、過去に書いてるが溜まり場を見れば即わかる、どいつらがダメにしているのか。この番組で私の見解は正しいと更に分かった。

と、駄目なタクシー運転手がいる一方、

＜長野　中央タクシー　語録＞

・一目瞭然　（他社と比べて優良　街頭インタビュー）
・一度乗ってもらえればわかる　（街頭インタビュー）
・親切、あの方だけじゃない みんながそう　（利用客）
・会社が決めてるのは雨の日の傘、ドア開閉、自己紹介だけ、あとは自主的サービス
・家族同様サービス
・客の９割が電話予約、30分待ちどころか１時間待っても使いたい
・本社は山奥でプレハブ。本社は生産性ゼロ、お客さんには迷惑かからない。
・お客様が先　利益が後　（企業理念）
・短距離を嫌がらない。健常者には300mでも、病人には3km、30kmかもしれない。
　（これは怪我した時や山登りなどして足腰立たなくなった経験があれば誰でもわかる）
・人間だったら当たり前のことをしてるだけ
　（お仕事ですとか、うざったい過剰サービスではない）
・普通のことをしてるだけなので運転手は誰も自慢したりしない
・「家からの旅」　自宅に送り迎えする旅、運転手自ら企画

・この経営方針で長野第一ホテルの再建に着手、古くても大盛況へ
・サービスがいいし、みんなニコニコしててすごくいい　（利用客）
・なんでここまで安くて ここまでサービスがいいんだろう　（利用客）
・従業員の意識改革で売り上げ1.7倍　長野第一ホテル

・徹底的な顧客目線
・社員の人間関係がお客様へのサービスへ通じる
　　（確かに売上を競う業態は猫被り営業に社員同士は醜い争い）
・運輸業ではなくサービス業のタクシー　（設立理念）
・個人でなく仲間意識　（一般的タクシー会社は組織でありながら個人同然）
・運転手は未経験者のみ　（経験が長いほど業界の垢まみれ…社長）
・即戦力にはならない時間かかる。それでも未経験者を使うメリットのほうがはるかに大きい
・タクシー業界が ていたらくで誰も評価してくれないのが恥ずかしかった　（社長）
・監視されてない職場なので内部の水準を上げておかないと現場の水準は上がらない　（社長）

・長野～成田空港が9900円。開始当初は赤字続きも今は年間9万人利用
・諦めた瞬間に失敗という結論、諦めなければ失敗はしていない　（社長）
・長野オリンピック特需を諦め地元を選んだ結果が今

チンピラみたいなのが目立つ業界だからこそだが、ほかでも通用する考え方ばかりです。
こういうのを最初から心ない奴らに強要しても無理なので、モノマネは無駄。
番組内の発言にあるよう「業界の垢まみれ」な運転手は頭丸めて出家するほど変わらないと無理。


これから長野市じゃないけど長野県へ行くよ。