2013-09-05 Thu
天気予報では曇りで夕方に雨(降水確率50%)だが群馬の山の谷間だと一般天気予報は信用できない。台風はいなくても秋雨前線があるしゲリラ豪雨というのもあるから危ないと考えておくべきでしょう。個人的に今季花火で雨がなかったのは逗子と久里浜だけで、あとは超・大なり小なり雨に襲われている。9月7日といえば全国新作花火競技大会だが、天気予報も怪しい状態だし悪夢覚めやらぬうちの諏訪湖は遠慮させていただく。青春18きっぷが1回分余ったということと沼田の花火が「第1回」だから決めた。しかし、7日はいろいろあるので他のイベント次第でどうなるかわからない。
歩かないと生活できないため痛めたところの回復を遅らせている。もとは機材持ったまま10キロくらい歩いたのが原因だが、治りかけてるときにパレード追走なんてやってしまって悪化させてのがいけなかった。だから、なるべく歩かずに行くという方向で考えてる。
前回、桜のときのデータで、東京から最も早く到着する時間は沼田駅に7時55分で、新幹線を使おうとも早くはならず1時間くらい遅く出発できるだけ。上毛高原に行くと1本遅いバスになってしまうし、バスが少ない。だから新幹線を使う場合も高崎まで。
・砂川大滝
公共交通だと沼田駅から「南郷」となるが、マイクロバスもなく9人乗りのジャンボタクシー運行とか(沼田から870円)。8時31分発、9時11分着はいいが、帰りの次の便は13時59分。大オチ、土日祝日は運休!
調査するにバス停から道路で約4Kmあり、そこから山道、川沿いとなるとのこと。私の場合この段階で除外されたが、川の中を進むなどするので長靴が必要とのこと。たとえ体に不調がなくても1日がかりな場所である。
・吹割の滝
「鳩待峠行バス連絡所」「大清水」行きのバスで「吹割の滝」停留所(沼田駅から1,350円)。砂川大滝は山の中だが、こちらは観光地なので行きやすいようだ。それでも何百メートルか歩くとの若干の階段がある(地図での判断)。
・平川不動の滝(沼田市利根町平川)
バス路線(日本ロマンチック街道)沿いから山道に何キロか入るので却下となった。
・迦葉山龍華院弥勒寺(かしょうざんりゅうげいんみろくじ)
路線バス終点(迦葉山)から高低差 約300m、距離 約4・5Kmあるので無理。
→ 関越交通 バス時刻表・運賃表検索
・えだまメンチ 枝豆が入ってる
沼田市役所近くの施設「グリーンベル21」がガラ空き同然だったことからも商業的な中心地というのがないのかもしれない。地方特有の自動車必須の構造であって物資調達場所は広範囲に分散してるのだろうか。ということで、「えだまメンチ」が紹介されてても容易く行ける場所がない。スーパーマーケットで売られてても仕方ないので、観光客となると「CoCo壱番屋沼田インター店」が最も近い。「南郷温泉しゃくなげの湯」の中に食事処があるが上記の通り土日祝日は運休にて行く手段がタクシーしかなくコストパーフォーマンスが恐ろしく悪い。総合的に判断すると、ほとんどいない観光客じゃなく住民用でしょう。
この状況では都内で動いてから花火だけ見る予定の可能性が高くなってきた。そうなると場所取りは不可能となるので、どこか空いている場所に滑り込むことになりそうだ。時期に合わせてくれてるのか早く終わるため、あせらず終電にも間に合う。
2ヶ月で1時間も日の入り時刻が早まっているから遅い時間の開催だと暗くなったまま長い時間を過ごすので何かと問題がある。10月にある藤沢(江ノ島)の花火は土曜日の18時からなので花火が終わったあとの行動がしやすい。今の日の入りは17時ちょい過ぎだし、宿の都合とも関係が薄い沼田は18時からがよかったのはないか。
<以前に沼田市に行ったときの参考>
→ 群馬県沼田市 その1 道のり
→ 群馬県沼田市 その2 桜 沼田公園
→ 群馬県沼田市 その3 桜 滝坂川
→ 群馬県沼田市 その4 桜 十王公園
<追記 2013年9月7日>
花火は開催されるようですが当日午後より雨予報にて観覧をあきらめました。
沼田の花火は雨雲および煙の停滞で写真的に悲劇だったようです。
<追記 2013年10月12日>
2013年10月12日の観光経済新聞にて沼田市PR記事が掲載されている。それによると、どういうデータが知らぬが観光客は南関東からであると述べてる。高速道路の沼田インターチェンジが近いが、都市部の自家用車所有の低下についてご存じないようだ。東京の駐車場代であなたの街に一部屋借りられるのですよ。ましてや18歳以上で若年層ほど所有率が低下し、必要に迫られる地方とは異なることを理解してない。
更に高齢者の観光客となると自家用車の確率も劇的に下がるのだが公共交通機関に難がある。沼田市は観光客を誘致するお膳立てができてないことを重く受け止めるべきである。これでは基地局も増やさず能書き垂れてきた電話会社と同じで、いいこと言って客に不便を強いたまま金儲けした後で何かするようでは恥ではありませんか。バスは住民の通勤通学に用意されてるが土日は激減か運休って、やることをやってから客を呼んでいただきたい。
それと、どこでも能力のないところは同じなのだが「市場調査」「観光客の動向調査」というのがダメである。だから、その程度ならどこにでもありますというのを推してきたりすると逆に引いてしまうのである。そしてあなたたちが普通と思ってるところに観光資源とやらは眠っているかもしれません。今回、私は沼田市に関して素人なので当たり前な観光地を調べましたが、誰もが行くところは面白くもないという考え方もある。そして「交通の便が悪い」と「公共交通がない」では話が違うんです。路線バスがなく、タクシーで数千円か万円単位になってしまうようではコストパーフォーマンスが悪すぎて行く気にはなれないのです。
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