ゆるキャラさみっとin羽生　2013年11月24日
埼玉県羽生市弥勒　羽生水郷公園

年々増加してきた参加キャラクターに比例し、今年は世間のブームも相まって予想通りな来客数の激増。主催者発表によると、参加キャラは47都道府県、海外６カ国から452キャラクター、来場者は２日間で45万人。
諸事情？により無念にも初日は行けず2日目のみ観覧。


　まだ暗いうちに出発して羽生到着は7時20分頃か、例年通り羽生駅では同志が大勢降りる。聞こえる会話からすると同じく２時間以上かけてやってきてる人がいる。

　西口では既にバス待ちの行列ができている。公式ガイドブック（500円）とバス往復チケット（200円）を買い並ぶ。イベント自体は無料だからこのあたりの割高感は全くない。昨年までは出展料などで無料送迎できたのでしょうが、観客数予測からしたら有料化は遅かったくらいかも。



　案の定、全体集合撮影は集まりすぎて写りません。去年みたいにキャラと客の距離をもっと取ってくれたほうがよかった。近くでのふれあいはその後にあるのだから別に開始前の集合写真で近い必要もないでしょう。ということで目の前を通過の ふっかちゃん は超広角でこの状態。

　ひこにゃんがゆるキャラを世間に広めたのなら、ふなっしーがパフォーマンスを加速させたのではないでしょうか。多くのキャラが昨年以上に芸が細かくなってる。よって、ただ いるだけのキャラクターは目立たなくなって、何かやってるブースのほうが人だかりができてる。



　私が行ったときはポーズとってるだけでパフォーマンスはなかったビズベア３兄弟。隣には みやざき犬 がいたが、撮影してるのやらサイン書いてるのやらで３体集まってるところは見えなかった。





約400体 対 8人 で目立つのか目立たないのか？　あ、くまモン来た とか思ってそっちに行ってしまうのもこの現場では当たり前な行動。キャラしか撮らない人が普通。例えるなら、モーターショーで姉ちゃん邪魔、車が写らないよって感じ。だからお姉さんだけ捕まえるほうが楽。
当方としては基本お姉さんなのだがDDではないため、私を釘付けにするには愛しの片八重歯ちゃん以外には無理みたいです。



夫婦にグループもの増えましたよね。


ちっちゃいおっさんが連れてる犬。


ゴーヤ先生、疲れましたか


突然、ジャンプされたのでシャッタースピード追尾できず。

とちまるくん は ブヨブヨ というか フニャフニャ というか、内臓と皮の動きに時差がある。


　マスコミが集まるのはイベント自体じゃなく順位が気になるだけ。グランプリにまつわる数々の黒い噂、例えるなら某総選挙でセンター取るために投票券を確保するために当事者がCD買いあさるようなものか？もし、そんなことして上位に食い込んでもファンが認めるどころか、むしろ恥。そうまでして１位が取りたいのはカネ、カネ、カネ。アイドルもゆるキャラもファンタジーなのだから偽りの上位ならファンは幻滅するだけだ。町おこしの原点を忘れたら客は離れてゆく。組織が胡散臭くなってしまったゆるキャラグランプリ、そんなあなた方には北斗の拳のケンシロウの決め台詞がお似合いである。結果的に１位阻止となったことだけは、やれやれと言ったところだが、１位じゃなくても上位に食い込むことで費用対効果あるなら不道徳な票固めは来年も続くだろう。黒い噂の真相は闇だが記事と現実とが連動しているように見える。こういう腹黒い話は聞きたくない！　このままだとスポンサーなNTTタウンページのイメージが悪くなるよ。



　日の出より前に出発して何も食べてなく、すきっ腹。会場には8時半頃到着して準備中のところばかりだったから見るところがまだない。稼動してる飲食ブースがあったため豚汁うどん（腹減りすぎて写真撮るの忘れた）。それから、桜えびそばを選択したが、かなり割高なものばかりだった。会場の近くに店は見当たらず、最寄りなコンビニまで２キロって感じの場所。行くとしたら羽生パーキングエリアぐらい。
　終了直前にはお約束の叩き売りにてフランクフルト（200円→100円、俺が買った後3本200円になった）と玉こんにゃくを購入。

　どうせバス待ちは大行列だからぶらぶらしてたほうが居残りキャラがなにやらやってるとかもある。こういうことき、時間に問題ないのに15時半（一応イベントは終了な時間）からとっとと帰り支度を始めちゃうようなところは人気でないに比例してるのも事実（ゆるキャラと関係ない展示会でも同じで、体質が招く結果）。ちなみにこのとき16時半。


トロフィーをちょうせい豆乳くんに渡され（取られ） うなだれる さのまる。っていう感じかな。




16時33分、帰りのバスの列に並ぶ。

写真の中央は先頭ではない。列の先頭は左に曲がって倍以上の長さが続いてる。


17時23分、次に乗れそうだ。

バスの台数が多いとみて、去年みたいに嫌気がさして歩こうとは思わなかった。50分待ち、乗ってから羽生駅まで約20分。

若くないなら連日の出動すると翌日休みにしないと体がもちません。


帰ってきたーっと思わせる景色

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気になった点

・バスの切符購入の並びが二度手間

　昨年までは無料だから並ぶだけでした。今年からバスが有料となったため切符を買う並びをして、またバスの列に並ぶという無駄が発生。往復200円と、ぼったくらないところは素晴らしいので、これくらいは仕方なしとしますか。
※コミュニティーバスは土日祝運休のため他に公共交通なし。タクシーのみ。


・ステージが４ヶ所に分散

　これは一長一短。　第１回は知らないが、年々観客が増えステージも倍倍となり、開催位置も変更されたが第３回が限界だったと思う。去年の段階で思ってもみなかったが、今年ブームが訪れた段階で予想されたよう観客が急増。分散させるしかなかったのだと思うが、ステージが離れているため重複しなくても移動時間も考慮しないと見えないという事態。分散によって混雑が緩和されてるわけだから難しい問題。

　この分散をもってしてもステージ前に観客が溜まることを考えずに構造を決めてしまったらしく、人気者が登場時には後ろを通るのもままならない状態となっていた。

　たぶん今年が最大観客数だと思うので来年は45万人もこないと思う。“にわか客”は飽きるの早いからね。そして好き者はローカルイベントへと各地へ行くことになるかもしれない。


・素人客急増に伴い散乱ゴミ増　（主催者に責任はありません）

　まだ４回しかやってないが、去年までを思い起こしても「あんなにゴミが落ちてなかったよなぁ」と、すぐに気づいてしまうほど酷かった。どう考えても落とし物ではない。去年これら酷かった記憶がないし、今年はベビーカーとか犬連れとか危険行為な人も激増した。混雑現場だろうと激突したり踏み潰したらこっちのせいにされるんだから、ただの迷惑ですよ。連れてくるなら場所なりの振舞い方がありましてだね、連れてきた自分が楽したいだけの行動をするなら連れてくる資格がない。これは社会行動としてすべての人間性に通じる考え方ではありませんか。親からロクな教育受けてないっても大人なんだからわからないのかな？


・自己中な客が激増　（主催者に責任はありません）

　上記に通じる。それなりのファンは前列でしゃがんでるのだが、どういう神経してるんだと思えるふうに突っ立ってる奴らがいるのでこっちも座ってあげられない。私は身長が高いので後ろに気まずいし非常に嫌な気分になる。後から来た奴は関係ないのか？“配慮”って概念があるから私は後ろから変に思われたくない。自主的行動は全く期待できず、全員座るような段差があるステージ構造じゃないと無理でしょう。


・飲食ブースが狭い

　前回で苦しい状況であったのに、出店と客が増えた今回も空間は同じ。飲食出店とキャラクターがかぶってる所も増えたため、飲食のところにゆるキャラが出没と更に混雑を招いていた。あの辺りは販売だけにすべきだった。それだからブース（テント）が円形をなしてる狭いところから漏れた店が穴場であった。
本文中に書いているが会場の近くに飲食店がないので重要度は高い問題。