2013-11-19 Tue
過去に見つからなかったが、富士山世界文化遺産登録が理由として生まれた切符もあった。使うことがあるかもしれないので調べてみる・富士山フリーきっぷ 名古屋から15,800円 フリー区間 静岡から熱海など富士山周辺静岡県内
・富士山満喫きっぷ 3,000円 静岡から芝川、駿河小山、熱海
・休日乗り放題きっぷ 2,600円 豊橋から熱海
<2014年4月1日より消費税8%につき料金は改定されています>
【富士山フリーきっぷ】 有効期間3日間
中部地区の東海道新幹線沿線から静岡までの往復と富士山周辺の指定路線にフリー区間がある切符。
往復には新幹線自由席が使えるため、新大阪から豊橋の新幹線の各駅からの料金設定がある。名古屋市内からは15,800円だが、豊橋からだと11,400円になるため在来線もしくは名鉄利用は豊橋まで出たほうがお得感が強くなる。
どうやら新幹線料金が基礎に料金設定されてるようなので、富士山フリーきっぷ始発駅どこからだろうが三島・熱海まで新幹線往復すると通常料金とほぼ同額となる。この切符による新幹線は往復1度限りで、フリー区間内の移動に再度使うことはできない。静岡で降りて、また熱海へ向かうことはできず、別途特急料金が発生する。新幹線・寝台以外の特急が使えるとあっても日中の2時間に1本しかない静岡~富士~富士宮(身延線)だけ。富士宮までなら在来線でも大差なし。富士宮からは本栖湖方面にバスが出てるがフリー区間は田貫湖の富士休暇村まで。
フリー区間の用法によってお得度が大きく変わる。
【富士山満喫きっぷ】 大人3,000円当日限り有効
<フリー区間 普通車自由席、一般室>
東海道線: 静岡~熱海
身延線: 富士~芝川
御殿場線: 沼津~駿河小山
駿河湾フェリー:清水港~土肥港
路線バス: 富士宮~田貫湖 富士休暇村、富士宮~上袖野
路線バス: 沼津~沼津港
路線バス: 沼津~三津シーパラダイス~伊豆長岡
路線バス: 三島~桃沢郷・駿河平
路線バス: 三島~山中城跡
路線バス: 裾野~須山・千福ケ丘
路線バス: 熱海~十国峠
駿豆線: 三島~修善寺
【休日乗り放題きっぷ】 大人2,600円
JR東日本で言うところの休日おでかけパス。フリー区間は豊橋~熱海(東海道線)/富士~甲府(身延線)/沼津~国府津(御殿場線) 。土休祝と年末年始のみ使用可能。
青春18きっぷなどの在来線専用な特別なのと異なるため、区間内の運賃の替わりにできるんだろう。ということは豊橋から熱海まで日帰りなら通常運賃3,260円×2=6,520円が2,600円でよいことに。新幹線ならこれに自由席特急券2,410円。上記の「富士山フリーきっぷ」は豊橋から11,400円だからフリー区間移動を使わず往復のみと決まってるならこっちを使ったほうが安い。片道利用でも通常料金よりは安い。
→ JR東海
「休日乗り放題きっぷ」はJR東海のみだが、探せば接続駅から別路線の割引切符とかあったりする。富士五湖周辺は富士急バス。沼津、三島、熱海から箱根方面は伊豆箱根鉄道グループ「箱根バスフリー」「箱根旅助け」や小田急グループの「箱根フリーパス」がある。熱海起点では「絶景富士山乗車券」1,000円があり、伊豆箱根バス熱海駅から十国峠登り口まで1日乗り降り自由と十国峠ケーブルカー1往復。(十国峠ケーブルカー料金が値上げされたため2015年5月1日より大人1200円)
どちらも別のバス会社が並走してる区間があり、使えるのは切符と同一会社だけとなるのが注意点。運行範囲が異なるので、通る場所と行きたい場所から選ぶことになる。「箱根バスフリー」(1日券と2日間券がある)は、熱海~芦ノ湖や小田原~大涌谷を往復するだけで元が取れる。
→ 伊豆箱根バス
新大阪・名古屋から静岡までの場合はJR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」があるが、通常切符ではなく定められた区間のお一人様だろうとツアー旅行券となるため詳しく知ってて使う人にしか向かない。LCC航空並みの条件でLCCほど安くなく、買ったら変更不可、購入は前日まで、乗り越し不可、在来線乗り換えは一度決められた改札口を出る、途中下車するなら全ての料金払いなおしなどあり私は使わなくなった。
→ JR東海ツアーズ
<2014年4月1日より消費税8%につき料金は改定されています>
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