2016-06-05 Sun
TBS「噂の!東京マガジン」 噂の現場 離れ小島!?水害対策で下町激怒そこは江戸の下町からは程遠いって誤認識への突っ込みは置いといて、今日の放送分はトラブルなしなので録画してあった先週の。これは前に私が指摘した地域のことに関連するので役所と文句つけてる住民の双方に厳しい事を言っておきたい。
→ 「巨大災害 第2集」を見ての備え 2015-09-11投稿
番組では水害が発生した場合の仮の逃げ場を作るため葛飾区の公園を6メートルかさ上げする計画だった。その工事期間がなんと10年で、その間の代替地は中川と荒川の間。代替地っても逃げ場ではなく公園としてである。大地震でなければ避難場所としても使える。
かさ上げの件に文句をつけていたのは公園利用者で、使えなくなるからや、完成時に毎回6メートルを上れと言うのかと言う苦情で、防災上の観点からの「避難場所」として筋の通る話は聞けなかった。すべて自分たちの都合での反対意見だ。
遊び場ならほかにもあり川を渡ったとしても問題ない。現に利用している人たちがいる。勝手に住居・勝手に釣堀、河川敷ゴルファーなど不届き者も含めてね。災害発生時に危険だからという話なら、そんなことは日本中のどこでも危険なので頭の悪い議論をする気はない。最優先な避難場所の面だけで考えようではないか。
過去は田舎でも現在は狭い区が鳥取県より人口多い大都会なんだから、自分勝手な考えではなく社会として考えてくれないかな 推定地方出身のご老人方よ。
・川のほうに逃げる奴はいない …いや、逃げ場がなければ堤防のほうが安全さ。
どうやら当たり前のことすら見えなくなってるから細々説明したい。
事前通告があれば東京から脱出するが、緊急性があるなら近くであり、どちらへ逃げようとも1~2Km程度で川になる。ようするに川に囲まれているわけだから、川から離れれば別の川へ近づくという意味にもなる。川から離れても場所によっては更に地盤沈下した場所に逃げるかもしれない。
あんたはどこがマイナス何メートルかご存知かな。それくらい調べとけ!
越水という恐ろしい状態になれば堤防にも逃げ道はないが、決壊より急激でないものの越水ならあらゆるところから水が流れ込むということになる。
過去にも堤防が全て決壊したって資料は見たことがない。津波を除き、大雨による洪水は弱い部分の堤防が決壊することで発生するため、決壊してない大部分の堤防が残るが街全体が水没してしまう。5メートルだと二階建ての一般住宅が大部分である場所は逃げ場がない。屋根が水没しなかったとしても、そんな不安定かつ何もない場所で何十万人か個別に助けられるまで生き残るすべはあるのか?
そもそも、なんで電柱に2メートル(1~3メートル)水没などといい加減なことが書いてあるのか不明である。なぜなら地面が0mだと仮定すると、荒川(中川)の水面は5mくらいであろうと思われる(目測なので不正確)。これは堤防の上にあがって見れば一目瞭然で、通常の満水時の水面は堤防越しに見る民家の2階をすっぽり覆う高さである。
ようするに2階建て家屋の人は家を捨てて避難しか道がない。
電柱に記されている水没の高さは謎で、新しく発表されたものだと上のほうの北千住駅前ですら5メートルである。よって建物が倒壊しなかったとしても2階では暮らせない。よって各所に多人数の避難場所が必要だ。東京23区内で言う多人数とは何万とか何十万人という規模である。一つの「区」の人口が鳥取県や島根県の人口を越えるのだからさ。
保育園転用問題もあるが、いつのまにか日本人は自己中なことばかり言うようになった。
こういう訳のわからない事を言うのは何十年住もうが東京を知らない移民者だ。
・中川と荒川の間じゃ危険? …だったら少年野球場を廃止にしろと先に言うのが筋
遊び場としての公園の代替地が川に挟まれてる場所だから危ないだってさ。そこにきて橋の強度がどうのって専門家とやらの話をぶち込むのは筋違い。平時と災害時を混同させて扱う事実誤認。それは先に描いた結果ありきなテレビの編集の悪面だろ。視聴率に響くから曲がってようが視聴者を敵に回せないわけ。
木根川橋のほうへ行ってみな。中川と荒川の間が運動場だ!
中川・綾瀬川には河川敷がないから、葛飾区や足立区はどうしても荒川を利用するしかないのさ。
テレビ番組で「そこへ行くためには橋を渡るしかありません」のナレーションに大笑いした。だったら逃げ出すにも橋を渡るしかありません。そして子供が毎日のように遊んでいて、土日には試合とかやってる場所も橋を渡って行くしかない。
これらの件からも爺さん婆さんの使いたい都合だけで筋違いな理由を利用していることがわかる。川と川の間にある空間を利用した公園や広場は全国的にも多くある。やはり移民者は理解してないのか、それとも自己中となる老化で他人のことなどお構いなしになったか。
東京(江戸)近くは埋立地の運河で、江東区となれば碁盤の目のように陸の孤島だらけと言える。飛び越えられるような幅ではない。もっと大きな範囲で捉えれば、私が以前に書いたように葛飾区、江戸川区だって陸の孤島である。少ない橋が渡れなくなった場合、地方では考えられないような人数が孤立する。
・松戸や市川に逃げてもらう …俺が指摘してることがわかってないぞ葛飾区役所
45万人いてさ、区内に橋は4本しかねぇーんだよ! その全てが金町。区民の移動を考慮すると事実上は2本で、松戸に行く新葛飾橋と江戸川区を抜けて行く市川橋だけ。おいおい、矢切の渡で逃げろとでも言うのか。水害なんて状況で江戸川が荒れてないはずがない。
同様に上流では、カスリーン台風で利根川が決壊して水没した江戸川の西側である埼玉県三郷から千葉県流山や松戸に逃げるのも橋がほとんどない。下流の東京都江戸川区も橋がほとんどない。最終的には電車の鉄橋や高速道路を止めて利用する必要がある。そんな事態に電車が走ってるとは到底思えないし、緊急避難法が発動できる状況では知ったことではない。水没する場所に残るより電車の鉄橋のほうが危なくないんだから。
いったい何日前から逃げろというのか?類を見ない巨大台風接近ならともかく、事前予測不可能な集中豪雨(ゲリラ豪雨)やら地震による津波なら逃げられないぜ。災害(水害)対策仕様の人道橋を作る必要がある。地図を見ろ!数キロも橋がない。中間にいる人なら4キロ以上も歩かなくてはならない。事前に逃げられたら車が使えるだろうがね。災害ってのは予告なく来るものではないか。
前に記したとおり、逃げるのが大変であるが逃げる方向としては間違ってない。江戸川、葛飾、足立から上流の埼玉県に入っても海抜10~20メートルの高台は千葉県側にある。江東区、墨田区なら文京区のほうまで逃げたほうが近い。
利根川水系の場合を考えたが、荒川の西側が決壊した場合は更に東京都心部が壊滅的となる。政府がシミュレーションしてるのは千住あたりから秋葉原駅、東京駅と低層地域を襲うもの。大雨なら地下鉄・地下街の止水板の効力もあるだろうが、川の堤防が決壊したら防げない。上野駅~東京駅などの西側は昔からの高台だから水没しないが地下鉄はヤバイ。
・代替地?避難場所が足りてるとは思えない
誰の土地かは置いといて近くには、私学事業団総合運動場って元は貨物の車庫だった広いところがある。そして総合スポーツセンターってのがあるが、稼働率が高いとは思えないので、そこを運動場のままかさ上げするのもよいだろう。中川っていう蛇行して決壊しそうな怪しい川があるので逃げ出す橋が使えなくなる可能性がある。
中川の堤防工事を見たことがあるが、堤防と杭となる部分が一体化してるようには見えず、危険水位になるほどだと堤防にかかる水圧にてコンクリートブロックの堤防が崩れないとも限らない。横に道路がある分だけ厚みはあるがコンクリートな堤防は薄っぺらが直立してるだけ。
それとも水が堤防満水までくる状態の濁流に耐えられる保証でもあるのか? まっすぐな新中川(人造:中川放水路)とは違うんだぜ。中川は荒川(人造:荒川放水路)を隔てて平井まで蛇行している。中川の工事だが、通常水面ほうの厚みを作りたかったのか人が入れるようにして川幅を狭くしてしまった。
水かさが増したときが危険なんじゃないか。その上の水位となったときの堤防は薄っぺらのままなんだよ。中川テラスなんて作ってるカネがあったら、地下からもっと上まで堤防にしろってんだ。決壊して三日月湖ができそうなくらいS字カーブだって知ってるだろ。土地収用してまっすぐにするくらいなことをしないと危険は去らない。
過去より決壊するのは手薄な上流って事実が示しているが、中川の上流(埼玉県三郷あたり)の堤防工事の資料によると土を盛っているだけじゃない。
・堤防決壊どころか高潮で越水も加えたら6mでは足りない
高潮や台風による水面上昇により川全体が満水になって溢れ出して来る状態なら盛土の6mなんて危なくて避難場所にできない。地盤を確かなものにしてから蜂の巣みたいにコンクリートで枠組みを作って漏れ出ないよう土を入れるくらいなことをしないと侵食されるだろう。盛り土じゃ侵食されたら終わり、防波堤みたいにコンクリートのブロックを多数置くくらいなことをしないとだめだよ。
もし、大同製鋼と聞いて何だか知らないような爺さん婆さんなら年をとってても過去を何も知らない近代移民者である。するとカスリーン台風なんて全くわからないはずで、荒川放水路、中川放水路、江戸放水路もなんであるか知ってるのだろうか? そう疑問視するのは代々で知ってたら危険の可能性を知ってるはずだからテレビで語るような自己中なことは言えない。
そんな過去より災害が大きくなると予測すると逃げるところなんてねぇーぞ。知ってるのか、常総市なんかより深い状態で全体が水浸しになったのを。決壊したのは利根川水系から中川も決壊している。それで荒川の堤防も嵩上げされたと聞く(だから大雨の場合に危ないのは上流だってばさ)。祖先は戦争疎開したのに1~2年後に洪水にやられたと小さいときに聞かされ写真も見せられた。戦争疎開したくらいだから当時は家がポツポツとしかない田舎だった(平屋だったら沈んでいたのかもしれない)。同じ時期のほかは忘れても悲劇を見せられたのは記憶に残る。
という感じで、投書した住民の自己中と役所の穴だらけ計画の両方に突っ込める内容だった。
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