2016-07-31 Sun
決定が前日だったから「ぷらっとこだま」も買いに行けず、回数券は指定席料金で考えると安くはなるが、自由席だと通常10,580円だから数百円安くなるが近隣の金券屋では自由席回数券はバラ売りしてなかった。回数券を使ったとしても東京都区内から名古屋市内までのため名古屋→尾張一宮は別料金(300円)。「東京都区内」に比べたら「名古屋市内」の駅って実に少ない。普通に切符を買う場合、東京都区内から名古屋も尾張一宮も同一料金(運賃)。これが何を意味しているかというと、東京都の外で埼玉県とか千葉県に入ったばかりの駅からでも距離的に同一料金な駅があるため、例えば1駅だけ外だった場合に両端で範囲外の料金を払うことになる回数券より普通に買ったほうが安いことになる。
個人的に都内在住でも300円程度安いだけなら名古屋→尾張一宮の運賃で相殺されてしまう。さらに、回数券を使って名古屋駅で下車したら終わりになってしまうが、東京→尾張一宮と普通に券売機で買ってれば名古屋駅などで途中下車ができる。途中下車可能な駅なら自動改札に切符を入れても出てきて、新幹線の自動改札だと途中下車と印字される。
途中下車することが最初からわかっていれば記載されてる駅の区間移動である回数券は損。
深読みしないと断片的な安さに踊らされて結果的に損をする。
・宿泊費と交通費の関係から
今回、名古屋中心部の宿が最低でも8000円だった。そこから周辺にて5000~6000円で見つかったのが岩倉市で高速道路近くや犬山市だった。加算される交通費を考えると名古屋市内で8000円のほうがいい。犬山市じゃ帰り道じゃないんだよね。過去に泊まったことがある豊川も宿泊可能だったが、名鉄の交通費に加え、値段も大差なかった。
更に範囲を広げて最終決定したのが帰り道の豊橋だった。穴場なのか知らんが、いくつかのホテルでリーズナブルな値段のまま空室があった。岐阜、大垣、安城、岡崎、豊橋と探したのは東海道線の新快速で移動が楽だから。名古屋~豊橋は1時間くらいかかるが、JR東日本の普通車グリーン席より座り心地が良いシートな普通電車だから中部圏通勤としては遠くても旅人としては苦にならない。
日中は名古屋~桑名と2往復することになり時間と交通費がかさむ。加えて豊橋までがあったため「青春18きっぷ」にてカバーしたが、損しない程度の利用でしかなかった。ホテル代で名古屋市内より約3000円浮いてることを考えれば、まずまずの選択。
・短距離で大きな差額
JRで桑名から尾張一宮まで行ったが、帰りは名古屋駅改札外コインロッカーへ預け物を回収したため尾張一宮→名古屋、名古屋→桑名となったが、足し算ができれば、え!ってなる。
40.9Km 桑名→尾張一宮 760円
17.8Km 尾張一宮→名古屋 300円
23.8Km 名古屋→桑名 350円
いったん名古屋で降りるだけで110円も得してしまう。この距離にして110円なんて東京じゃ有り得ない。たったの110円ではなく払う金額に対して割合が高い。東京都区内に値する名古屋市内が異様に狭く、すぐローカル扱いになるからでしょうか? 試しに似たような距離の尾張一宮→名古屋→刈谷もやってみたら、名古屋で分けると50円も安くなった。乗り換え駅なら改札を出ても問題ない。
ヲタクじゃないけど気になる。地方路線の運賃表で38~41kmが760円はわかるが、300と350円という運賃は地方路線に存在しないため、何らか別の決まりと料金表があるはず。東京と大阪の中心部の料金特例は掲載されてるのにJR東海は名古屋のを掲載してないので何だろうか?
ともかく、これで安くなるなら覚えておきたい。
ついでに書いておくと、近鉄のほうが本数が多く、急行なら所要時間が短いが運賃はJRより高い。近鉄名古屋→桑名は440円とJRより90円も高い。同様に、名鉄も運賃は安くないのは地元で有名だ。地下鉄と俗に言う私鉄運賃が安いのは東京だけだから。
・今回の宿泊 予約専門サイトじゃないから評価・意見は投稿できないのでここに書く
豊橋駅の新幹線ホーム側出口よりすぐ 第一ホテル 部屋 シングル15平米 禁煙 5300円(税込)。予約専門サイトでは5000円(税込)となっていた。もしかすると良い部屋を割り当ててくれたなら裏目に出てる。エレベーターを降りてから近いってことは多数の人が通るってことで良くない。古い作りのホテルだと壁は厚いがドアの防音は手薄なので、どのホテルでもあるよう騒音はドアからやってくる。
ほかは古めのホテルにありがちな配管(排水)の音だ。自分も使えば下の階に迷惑をかけることになるだろう。配管なだけにユニットバスの扉とは関係ないところからも音が出る。眠ってしまえば関係ないが、寝ようと思ったときに音に襲われたら精神的にやられそうだ。尚、振動はないので音さえ絶てばよい。客の問題はホテル側に責任ないが、都会人じゃないから他人への配慮なき部屋のドアを静かに閉めない客ばかりだった。
ホテルは門限があるので時間外は施錠されインターホン呼び出しとなる。駅から見て裏側の駐車場へ出て左へ200メートルくらいでABホテルの近くにファミリーマートがあり、そこから大通りの反対側にセブンイレブンがある。土曜の23時半だが人通りは全くなく交通量も少なかった。
ホテルの数がそこそこあって繁華街とは反対側のほうがリーズナブルだが、駅まで徒歩1分だとあまり変わらないか。名古屋と違って豊橋ではデータが全くないが、壁が厚いと思われるだけでもおぼえておくべきホテル。
名古屋駅付近で泊まったことがある悲惨な狭小部屋に危険雑居ビル並みに狭い通路なホテルが1万円近くまで高騰していることを考えたら総合的に悪くない。名古屋駅からなら岐阜駅、大垣駅のほうが近いが、残りの部屋も名古屋市内と同等に高いから意味がなかった。刈谷、安城、岡崎はホテル少なく高いが、名古屋から新快速で1時間もかかるから豊橋は穴場だ。他にも駅の近くで5千円台のホテルが残っていた。
少し新しい感じで同等な値段だった豊橋ステーションホテルが次の候補だった。他より駅から離れているため、先に買い物をしなければならないために見送った。駅まで数百メートル戻らないとコンビニがない。
大型のビデオ三脚は持っていかなかったが、写真用の三脚2組に加えてカメラもレンズも荷物が多いことはわかっていた。カメラとレンズは宅配便で遅れないが、三脚を送らなかった理由は送料と買った値段がほぼ同等の安物だったから。場所取りでシートが飛ばないよう錘(おもり)用だったから盗まれてもよいものを持っていった。
名古屋へ戻るため豊橋へ宿泊するとなると考えものだ。名古屋~豊橋はJRで片道1320円で約1時間の無駄を考慮すると名古屋駅近くなら+3千円~4千円でも構わないことになる。
翌日に用がないなら1万円の宿も終電前なら新幹線で帰れる値段だから意味がない。過去は安かったら泊まることに意味があったが、価格高騰したことによって、こちらにとっては可能なら泊まらないほうが得という結論に変わってる。
3月には豊橋すら満室だった。よって旅まつり名古屋は日曜だけの観覧となり、祝日前の日曜も満室からそのまま新宮向かうコースとなったわけ。愛知県名古屋市周辺でほかに空いてることが多いのは瀬戸市とか犬山市とか電車の駅より高速道路に絡んた場所であることが多い。それならば昨年の桑名の花火の帰りに泊まった四日市のほうが使いやすいのだ。そこがダメなら津とか松阪になってしまい遠すぎて伊勢神宮にでも行かないと意味がなくなる。松阪は知り合いが住むところだが、名古屋でイベントがあると栄に泊まってたくらい。電車は1時間半くらいだが駅までの距離があると面倒なわけだ。早朝や深夜は電車は走ってもバスがないのは都心部でさえお決まり。
・日帰り可能か? (桑名の花火を見てから当日電車運行中に帰宅可能か)
実験として桑名の花火大会が終わって急いで駅に向かってみた。既に何度も訪れており地図も舐めるように見ていて土地勘があるため多くが通らないルートを選択、道路は大渋滞だったが駅に到着して数分で電車が出発する状態でしたが、既に大混雑は過ぎ去っていた時刻。名古屋駅の到着間際に 22:13 と東京行き新幹線の最終時刻を過ぎた。近鉄を使っても無駄だった。
終電に間に合わせたいはこっちの都合でしかない。最前列を確保しておきながら途中で帰るなんて後ろに迷惑な行為は絶対にできない。終わってから帰るにしても人混みを知らない人たちばかりで進行を遮られることが多々あった。そんなわけで安全かつ迷惑をかけずに早く駅に到着することはできなかった。
観覧場所から駅まで徒歩25分、桑名駅から名古屋駅まで近鉄急行・特急で20分強、JRで30分弱。近鉄の駅と新幹線は離れた関係にあるため数分差なら近鉄が早いとは言えない。近鉄のほうが便数が多い。
夜行電車「ムーンライトながら」、夜行高速バス、24時間ネットカフェを保険として考えていても、土曜日であることから成功率が低すぎるため最終の新幹線には間に合わないと考えてる。ネットカフェは不明だが、夜行便の予約状況は事前に調べられる。
<当日帰りの記録 宿泊決定してる>
21:00 花火終了 撤収作業開始
21:10 河川敷→駅 徒歩25分 (最短距離早歩きなら20分)
21:35 桑名駅前 (近鉄特急を見送ることになった。特急券を持っていたら間に合う状態)
21:43 桑名 JR関西本線 出発
22:15 名古屋駅着 (東京行き最終新幹線は22:13)
22:28 名古屋→23:19 豊橋 (宿泊)
裏道を選択してても実際には早く歩くことができない人で詰まった地点が何ヶ所かあるので徒歩20分は難しい。過去の経験から別の改札口へ向かってしまったが、当日は早く帰る人が多く出たため駅で入場規制される事態になってなかった。よって踏み切り待ちと遠回りで3分は損をしている。
宿泊が決定しているからJRを使っているが、近鉄を使えば東京行き最終新幹線に乗ることは可能だった。人混みを避けて急がなかった撤収時間を早め、歩く速度を常に速め、特急料金をケチらなければ21:35に間に合う。
東京に比べたら電車は混雑しないが、それでも人数と電車の本数が少ないから混雑はする。そのかわり車社会だから道路は大渋滞だ。地方のお約束として歩くのが遅いから花火終了後の混雑ピークは比較的遅い。だから、終わったら とっとと帰れば混雑を逃れることができる。
ただし今年は、花火が悪い=帰りの条件が良い ことにより途中で帰る人が出始めて分散したため駅が楽だった。全体的に観客数が減ったと思われるが、長良川と大垣は毎年同じ開催日だから原因じゃないだろうし、対岸である なばなの里 の前に大混雑の様相が見えなかった。
<資料 桑名駅 帰り時刻の上り時刻表 2016年7月現在>
近鉄特急 桑名 21:21→21:38 近鉄名古屋 (全席指定特急料金 桑名から510円)
近鉄普通 桑名 21:22→22:00 近鉄名古屋
JR普通 桑名 21:22→21:52 名古屋
近鉄特急 桑名 21:35→21:52 近鉄名古屋 (全席指定特急料金 桑名から510円)
JR普通 桑名 21:43→22:15 名古屋
近鉄急行 桑名 21:45→22:08 近鉄名古屋
JR普通 桑名 21:56→22:26 名古屋
・桑名花火の状況
19:30 開始 21:00 終了。
> 19:48 スターマイン、19:52 水中スターマイン、19:54 スターマイン
> 20:06 NTN提供 大仕掛 20:28まで
桑名の花火は相変わらずNTN提供の超特大仕掛け部分が山場であるが、今年の打ち上げ構成では中盤過ぎまでに2つの山場が終了してしまって合間は落差の激しいものがずっと続く状態だった。今年から有料席を設けたのに、こんな構成でよかったのか?
結果論だが有料(協賛)席の購入を見送ってよかった。協賛したかったが来年もこれなら考え直す。同時期の狙いとしては新潟の花火でカメラマン席を確保したほうがよさそうだ。一宮七夕へは行くとして、当日に帰るべく計画を練り直すことになるかも。
開催時間が短くなっても集約したほうがよいのではないか。時間をかせぐなら、尺玉などで八重芯だの型物だの見せる花火の単発打ち上げを行えばよい。小玉のスターマインよりよっぽど見応えがあるでしょう。花火業者が競ってもよい。やっぱり政治的というか1社提供の花火を打ち上げないといけないのだろうか? 同等規模の企業が多い場合には競争になるが、桑名の場合は規模に落差が激しすぎる。
そんなことだから最前列でさえ20時半で帰る客が続出し、もっと良い位置の人までが途中で帰った。
・大勢集まる場所での立ち振る舞い能力なし
立入禁止寸前のロープ前にいるのに、こっちの目の前、ようするに立入禁止区域を堂々と立ち歩く親子連れを含む阿呆どもによって何度も視界が遮られた。これは教育環境じゃなく多人数社会を理解する遺伝子を持ち合わせない他人への配慮を知らぬ田舎者の特徴であり、例えるなら、他に見てる人がいるのが当たり前なのに映画館で上映中のスクリーンの前を平然と通過できるような異常。ともかく、どいつもこいつも失礼ながら通るとかいう感覚が全くなく、何が文句あるか風な顔して通りやがった。撮影してなからったら人格否定の言葉を飛ばしたであろう。
それに誰も怒らないってどういうわけだ。小さい子が「入れないところでしょ」って親に言ってるのが聞こえたが、事前の親の行動からしてその子もいつまでそうしてられるかな。他人が見てる前を平気で通るのは常に大勢がいるのがわかってるはずなのに目で見えて脳みそで見えてない。
場所取りの段階で全く予想できないのだが、“騒音子害”にやられてしまった。隣で2~3人が騒ぎまくりだが親は何もしない。それは放任主義じゃなく、迷惑放置や放棄という。聞こえるのが花火の音より騒ぎ声だから。
こうしたことは大半が移民者であるから都会のほうが酷い。多数派で占められてしまったから本物の都会人からすれば呆れる行動の数々。狭い日本に1億3千万人もいれば東京じゃなくても都会と同じ状況は各地に存在するのだから、わからなくては困る。
花火の前にタクシーの中で「マナー悪いから」と聞いたのを思い出した。近くの施設や大きなマンションの入口に警備員がいたのだが、なぜかと言うと勝手に他人の敷地に駐車しちゃうやつらばかりだったゆえの対応だとか。現に私が歩いているとき、交通規制区域に観覧の車が侵入していて関門で引っかかってた。こうした現状が毎日なのが東京だから移民者に対して激怒してるのわかってくれるかな、都会をボロボロにした張本人だからわかるわけがないか。
全国的にだが社会の甘い対応が罪悪感をなくさせ、桑名の焼きハマグリで日本中に名を轟かせる高級ハマグリも多人数によって密漁されるわけだ。泥棒が一人や二人じゃなくゾロゾロなのにブタ箱に放り込まない。それどころか小さい罪だからって注意で済まして捕まえないことが凶悪犯を作り出す。泥棒のくせに悪態をついてるようなのは犯罪者ってより精神異常者だ。マナーって程度の話じゃなく決定的な犯罪を見逃すのは結果的に反社会行動なのです。だから幼少期から小さな罪悪感を植え付けることを必須にしないといけない。
いくたびに花火も環境も悪いイメージになってる。私が初めてこちらを見た頃はリーマンショックから立ち直ってない時期なのにすごくよかった。輸出製品の部品製造業が多いと考えると以前のほうが景気が悪かったのに今のほうが特定企業協賛花火が悲劇的。現時点なら急な円高にて輸出業は問題ありだが、協賛を決める頃には円高に振れてもそこそこ安定はしてた。2009-2010年頃より悪くなる理由がわからない。
打上数で評価しないから来ているのに、この状態だと一宮から行くなら同日開催の長良川や大垣を考えてもよいのではないかと。全国選抜長良川中日花火大会は写真撮り始めるより前の記憶の彼方だし、大垣花火大会は見たことないから評価するなら見ないといけないしね。
他の花火大会より外部協賛募集と締め切りが遅かったから花火の発注には間に合ってないはず。大企業の協賛花火とミュージック花火の規模には問題なかった。問題は途中で客をぞろぞろ帰らせた花火の落差と打ち上げの構成。予算がないから有料席を作ったはずなのに、どうなってしまったの?
・それでも花火としての質は高いほう
花火の写真撮影に参入する前から各地で20号、30号、40号と10号(尺玉)を越えるのを見てきたなかに限って比較できる。20号越えると打ち上げ場所が限定され、40号に至っては片貝と鴻巣だけだから年に3発しか打ち上がらず比較はできないが、20号以下なら見られる場所が増えてくる。東京近郊でも見えるが海側のは悲劇的だ。だからこそ、もっと多くの場所で見たいのだが、なにぶん遠くなるごとに旅費がかさむ。花火で有名なところほど行くのが困難で当日は更に宿泊も困難になるから国内なのにグァムやハワイツアーと同等の料金がかかるのが難点。
再挑戦は一回りしてからで、とりあえずは見てないところへ行くべきか。
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