台風まで擬人化するのか！　台風は歩いてないんだよ。上陸とか関係ねぇーの。間抜けな定義による上陸とやらをしてなくても大きな被害を出してる。なのに報道は、やたらと「上陸」という言葉に拘る。どのチャンネルの天気予報を見ても、気象予報士までもが「上陸」がどうのと言う。あたかも上陸したら危なくて、上陸しなかったら被害がないかのようだ...

　雨や風が強くなる場所、暴風圏は「上陸」とは関係ないことぐらいわかってるだろうが。そんなに「上陸」を使いたかったら、例えば風速20mとか暴風圏まで台風を三次元として定義すればよい。いわゆる台風の目、中心点だけで語るという“次元の低さ”に、いったいいつ気づくのか！ 頭の悪い表現はとっととやめていただきたいものだ。

　上陸って発表してるから悪の根源は気象庁だろ？ 役所だから機械は最新でも人間は時代遅れ。気象予報士が進路予報ができないのは知ってるが、表現まで言うなりになる必要がないなら報道機関は現実味のある表現に変えたまえ。青森と北海道にかかっているのに「再上陸」とは呆れるだけ。またいでいる、またがっているが正しく伝わる表現でしょう。それとも台風は点なのか。

　　　上陸しなくたって被害を出すほど危険なのは当然、
　　　台風の上陸と降雨そのほか被害が同期してるとも限らない！

　台風が刺激していることもあるが別のところで被害が拡大してきたため、既に台風が上陸とやらをされたところではない場所で大雨が降り被害を出しているではないか。もちろん上陸とやらをしてる東日本や台風に不慣れな北海道で被害を出しているが、豪雨の水害は西日本で起きている。


　　　進路を語るなら上陸でもいい。ただし、台風は点じゃねえ、中心だけで語るな！！


表現が悪すぎるというか、誤認識されるような天気予報を税金でやられては困る。
天気予報も自由化したほうがいい。どうせ完璧じゃないんだから何を信じるかは俺たちが決めたい。


＜追記　2016年8月30日：
　「東北へ上陸すると統計開始以来初」だと。あたかも東北地方は被害がなかったかのようだ。
　台風中心が通ると危険かは関係ないだろ。だから上陸なんて表現は間違っている。
　報道機関はこうしたイカレた固定概念を数多く持っているが、全部捨てろ！
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