2016-08-23 Tue
「青春18きっぷ」(個人的通称:お得意様還元切符) 2016年夏の5回分が終わった。夏だと微妙に足りないが、1枚買い増して計10回使うにはかなり行動が必要だ。私の場合、普通電車を使ったら疲れすぎる遠距離の場合は新幹線を使い、片道1500~2000円くらいの中距離を往復するのに使う。青春18きっぷ11,850円で今年の夏は通常21,320円分だった。東京~名古屋を往復すれば2回分で元はとれるのだが、その距離はつらい。東京~熱海/~高崎/~宇都宮 片道1940円くらいの距離が使いやすい。今季の長距離は豊橋~熱海であった。この区間はJR東海「休日乗り放題きっぷ」(2670円)の両端であるが、青春18きっぷが使える期間だと1回分2370円だから。JR東日本の「休日おでかけパス」と違って「休日乗り放題きっぷ」は特急、新幹線の乗車券とはならないため「青春18きっぷ」と同じ。
よって土休日しか使えないに加え、熱海から名古屋へ行くならたいした効力はなく、熱海から静岡に買い物に行くとしたら普通に切符を買ったほうが安い。浜松くらいまで行かないとお得だと思えない。甲府まで範囲があっても身延線だからね。すげー時間かかるだけ。
普通電車用に特に利点がないわけだが東海道新幹線がJR東海のドル箱路線だから中間の競合路線のないところだと割引切符もない。あるのは熱海・小田原~東京と豊橋~名古屋。東京からは条件が厳しすぎて1人じゃ使えず、2人以上同時と使いにくくなったが、豊橋~名古屋は、こだま自由席往復 休日2320円、平日2880円で、すごくお得。
そのほか、利用者が少なくなる区間なのに、浜松~静岡、静岡~三島などなど大都市を含まない区間に割引があった記憶がない。存在しているのは「新幹線自由席回数特別急行券(定期券用)」だけで、名称どおり並行する定期券を所持してないと使うことができない。
・JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ
JR東海ってことで熱海を基点とした場合にお得だと思ったのが「 JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ 」だった。土休日の連続した2日間有効で8480円はJR東海管轄区間の端から端を往復するだけでもお得になる。金券屋に行ったって東京・名古屋・大阪・静岡ならわかるが、熱海~米原の新幹線回数券なんて誰が使うのか売ってるわけがない。JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷを利用すれば別途新幹線乗車券で「ひかり」「こだま」に4回まで乗れるため合算して回数券より効力がある。
JR東海の全区間が含まれているが北側は主要都市の手前の山奥にてJR東日本やJR西日本に替わってしまう。身延線とか飯田線も含まれるが行きたいと思わないし、熊野市・新宮でも使えるわけだが、特急使うなら別の割引のほうが良いと考え始めるごとに用途が限定されていった。乗る区間によっては別の割引のほうが良いから全部調べておかないといけない。そもそも「16私鉄」って書いてあるように東京都心部以外ではすごく運賃が高い私鉄を利用するためのものだ。名鉄も近鉄も含まれてないけどね。
JR東日本にも「週末パス」とかいう同種のがあるが、どちらも組み込まれてる私鉄に違いがあり、いろいろ理由は勘ぐれるがJR東海の沿線としては大井川鉄道がないから使える路線の確認が必要。私鉄の観光ローカル路線って往復すると3千~4千円になり、SLとか追加料金ありと観光路線になってるからフリーパスの分配金だとシャレにならないんだろうね。
なぜ米原かと言うと米原の次の駅は彦根。10月中旬に開催されてる「ご当地キャラ博in彦根」に向けての調査。JR西日本との境目となる米原で下車して彦根まで買いなおす手間を入れてもお得と計算。普通電車にしても米原で乗り換えることになる。米原から近江鉄道を使えば追加料金なしで彦根へ行ける。
そこで彦根が朝の9時からなので熱海からだと間に合う電車がない。早朝に三島まで行っても米原、彦根へと09:24着。乗り換え案内が表示してくれない方法では早く行くことができるが、それだと熱海は通過となるため割引切符が使えないかもしれない。熱海から小田原へ向かい、小田原06:15から「ひかり」を名古屋で乗り継いで米原まで行くと彦根に08:23着となる。それが可能なら、熱海→(在来線)→小田原→(新幹線)→熱海と二千何百円は前日に行って泊まるより安上がり。早朝出発でつらい思いをするが前日だと金曜日で割引切符が使えない。大変な選択になるが、10月の予定なんて不透明で行くことができればの話。
家庭の事情で拠点が増えるって便利なようで不便です。
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