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アイリスオーヤマvs.タニタ 医療機器認証 非接触体温計
タニタ 非接触体温計 BT-540 税込み5,500円 医療機器認証番号 301AFBZX00069000
アイリスオーヤマ 非接触型体温計 DT-103 税込み14,080円 医療機器認証番号 302AGBZX00102000

 2020年3月頃から一般社会で無知な連中が「温度計」(物体用 放射温度計)のくせに体温を測りやがって、高熱のみを探り、無症状感染者は野放しにしたのだが、放射温度計で人体の表面温度を測ると誤差が大きいことを訴えかけてきた。それは物体と人体では放射率が異なるから。

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 コロナ以前から趣味において温度が高すぎると素子を壊すためハンダの温度を測りたかったので放射温度計を調べていたから若干の知識があり、ハンダの温度は測れないことに辿り着き購入はしなかった。熱したハンダの表面はツルツルとなり放射率固定の安物では計測できない。パソコンにおいても表面がアルミ合金が多くて駄目だったが、そうこうしてるうちにマザーボード、CPU、ハードディスクと温度計が内蔵されてしまって必要なくなった。

この流れで安物の放射温度計で人体も測れないことを知った(体温が測れるのは専用認可品)。

 人体表面の放射率は0.97(発表組織によって微妙に異なる)と言われているが、物体はばらばらであり、表面がつるつるな金属の放射率が異様に低く状態によるが研磨された金は0.01だが酸化金は0.85~0.96と急激に上がってた。アルミニウムなんて地球の常温(25度)で0.02となり酸化しても金のようには高くならず最大でも0.34。これでは正しい設定なしに放射温度計ではまともに測れない。
 このためある企業では温度を測るため放射率が定まってる熱伝導が良い黒色テープを販売していた。だとしても放射率を細かく設定できないと正確に測ることはできない。ちゃんとした放射温度計は高額なのだ。人体に合わせた製品でも当然ながら誤差が出る。

 多くの入場施設などが2000円程度で販売されてた安物の放射温度計をインチキ体温計として使って判断しやがったわけだが、それが一定の機能をしていたのも放射率が0.95に設定されていたからだと思う。この場合、40度Cのを測る誤差は機器自体が持つ誤差プラスマイナス1度Cに放射率が間違ってるための誤差プラスマイナス1度Cが絡んだ誤差を含んだ温度が表示される(誤差数値はおよその値)。

 おのおのの誤差が反対方向に働けば大きな誤差にならなかっただけ。そんなことだし表面温度だから私は35.7度Cと出されたことがある。当然、そんな低さではないし逆向きに誤差が出れば平熱で発熱扱いされる。
 冤罪にて「温度計」で体温を測るなと俺が怒った病院だが、ちゃんと「体温計」に入れ替えられたと同時に首で測るよう指示されたのであろう。額だと寒空の中に晒されてきたからね。

 さて、アイリスオーヤマでは医療機器認証を取得した非接触型「体温計」を発売していたが、無駄を省いて低価格方針のはずが専門業者より割高である。それに認証は取ってるものの同じく「温度計」モードも搭載しているタニタのほうが半額以下である。業務で使用するにおいて複数台を買うとなると金額差がありすぎる。そうなるとインチキ体温計=物体温度計を使い続けるだろうね。

 何か違いはと探すと、誤差の範囲が異なるアイリスオーヤマが販売してるのは 35.5~42.0度、タニタのは 36.0~39.0度が誤差プラスマイナス0.2度の範囲である。その前後は誤差0.3度。これ、体温である以上はアイリスオーヤマのほうが誤差の小さな範囲が広くていいねとはならない。元々が体温であっても表面温度でしかないことと、39度にもなってれば細かい誤差なんてどーでもいいからだ。

 冤罪と見逃しを減らすためにも、知りもせずに使って勝手に判断してきた奴らには、インチキ体温計を使った差別的判断をやめなくてはならない。熱が高まらない無症状感染者(無自覚感染者)を自由にさせてきたほうが桁違いに恐ろしいのだ。

というわけで体温計は5,500円でも高いのに1万4千円は出せない。
リーズナブルな正式「体温計」は未だに品薄であった。

アイリスオーヤマピッと測る体温計 DT-103
タニタ体温計非接触型体温計



 上記で示す製品は医療機器認証を受けた「体温計」であるが、いまだにロクでもない奴らがネットで「温度計」にて体温を測るべき誤解させる写真を掲載して販売ページを作ってるが、景品表示法違反の誤認を誘う不当表示にて取り締まることができるだろう。役所は今まで何をやっていたのか?

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| emisaki | 2021-01-18 Mon 12:16 | 生活::家電・家具・雑貨 |