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記録 2023年 河津桜 見頃となった日(河津町、南伊豆町)
河津七滝ループ橋 2022年3月2日/2023年2月15日
河津桜原木 2022年2月22日/2023年2月16日
河津駅前~河津川 2022年3月3日/2023年2月20日
南伊豆町 2022年不明/2023年2月20日

 一つの情報ではなく各方面から総合的に判断した。なぜなら桜の咲き方も知らずに8分咲きだの9分咲きだの意味不明な事を書いてある場合があるから。

 特にソメイヨシノより長い期間で咲いているように見える熱海や河津は段階的に咲くから先行して咲いた花が散る。ソメイヨシノの咲き方でさえ10分咲きなる表現は無く8分咲きを満開としている。

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 樹木の職人が育てた弘前城の桜じゃあるまいし「花筏(桜の絨毯)」にもならないから早めに行かないと見るのは「人の列」ってことになる。

 河津桜の満開表現は難しいため、個人的な見頃として残すことにした。なぜなら京都、奈良(吉野山)、秋田(角館)、青森(弘前城)と違って伊豆のみなさんは過去を情報だと思ってもなく過ぎた事は躊躇なく捨て去ってしまう。それで誰かが調べた情報でも記録しておかないと以降の役に立たない。

 弘前や角館で数十年だが京都だと何百年の記録になってる。現代と感覚がズレていたとしても、当時の人なりに決まった感覚で記録されていれば年代ごとの比較データとしては役に立つ。その長い記録があったから太陽活動の11年周期って正しいと思った。



 河津桜や熱海桜の見頃は1段階目の8分咲きである。その先になると花びらの散ったドス黒い赤のガクが目立ってくるから。それが遠目に見ると余計にピンクを濃く見せている。

 同じ観光客で写真を撮ってたお爺さん方と意見が合った部分だが、宣伝写真は捏造、ありえない発色をさせている非現実のため全く気にもとめていない。
 もちろん一眼レフを使ってきたから絞り値の違いによって映し出されるのが変わることは知ってる。レンズの絞りによって同じ空の色が水色から白にまで変化する。問題視してるのは、そういうことでもホワイトバランスが狂ってるのでもなく意図的に非現実に調整すること。

 今は個人の自撮で顔をいじくって別人同然も当たり前になっているが、宣伝写真はコンピューター処理がない時代から行われてきた悪しき習慣。宣伝で芸能人の写真を見ると不気味でしょうがない。不気味なカラコンの目と同様に気づけないなら人間を知らなさすぎるだけ。同じように桜を見てたらそんな色は有り得ないって解る。

 ちょっと前まではコンパクトデジカメなどが勝手(自動的)に写真をいじくってた。現実を表示するのではなく人間が良かれと思う方向に調子した。今は個人でもパソコンソフト(スマートフォン アプリ)で意図的に変える。それはもはや写真では無く実際を参考にした妄想の絵。例えるならば温泉と称してお湯に入浴剤を大量投入してるようなもん。

情報は収集するとして、結局は自分の目で見てくるしかないのさ。

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| emisaki | 2023-02-24 Fri 19:56 | 伊豆::調査・計画 |