2023-07-29 Sat
アカオフォレスト(旧アカオハーブ&ローズガーデン)は2023年2月に1000円から3000円になったが、また7月22日に4000円に値上げ。理由は違うにせよ急激な値上げで韮山反射炉を思い出した。韮山も長期的に100円だったが明治日本の産業革命遺産の登録によってハコモノ行政した結果が短期に500円まで上げた。ハコモノ行政の尻ぬぐい料金のため価値に見合わなくなってしまった。
近代は東京ディズニーランドを筆頭に「カネが払えるヤツだけ来い」って時代であるが、元から集客能力があり楽しめることが多い大型娯楽施設が相対的に高値に感じなくなったのも音楽イベント(ライブ、コンサート)などがそれだけで収益を確保しようと料金が爆上がりしたから。そこはレコード、CDから配信になりテレビ出演も減って収益が減ったしわ寄せだと思う。
アカオハーブ&ローズガーデンという庭園から若年層のみをターゲットとした所謂「インスタ映え」スポット化させるためハコモノ行政と同じことをやったが現段階では別の場所と同じことをやったにすぎない。こうした「各地を知ってる人」を相手にせず「知らない若年層」を相手にしたから通用してるだけ。
ダイヤモンド社の記事を見つけて読んだが、株主と社員のメシを喰わせるために高値を支払える客だけ選ぶという方針で今後の宿泊施設においてもプチ贅沢ではなく富裕層のみを相手にすると受け取った。それは日本の成れの果てを表しており、私が生まれる前に「1億総中流」なんて言葉があったようだが、今の日本は失敗した欧米と同じで たまたま儲かってしまった御山の大将が富を独占して「二極分化」した。日本人ってデモやストライキを起こさなくなってしまったから独裁企業が増える。
若者に2万円渡しして調査した件が掲載されていたが、お金が余ったからもっとお金が使えるって思うところが富裕層。そもそもインスタグラムやツイッター投稿はお嬢様やお坊ちゃまの真似したがり「若年層の見栄張り合戦場」である。東京から新幹線の距離もないため自分のお金だったら新幹線に乗らない。会社員だって回数券だと安かった時代は新橋、神田の金券屋に行列して差額を業務上横領で小銭を稼いでいたのが現実だったろ。富裕層ではバブル崩壊後の世間も知らないか。
そこの経営は富裕層しか相手にしないようだから関係ないが一般論を書くと、エンゲル係数とかエンジェル係数ってのがあり旅行(観光)であると交通費と宿泊代が大半を占める。
予算が増やせないのであれば削ることになり、私が若い頃に終了した安値の新幹線回数券が使えず「EX予約(JR東海)」や「えきねっと(JR東日本)」、乗車券では周遊券を駆使することになったが、このブログで度々書いてきたよう周遊券は事あるごとに廃止されてきた。
観光でビジネスホテルが選ばれるようになったのも当たり前だと思っていた方式が実はお金が掛かるだけで不要と思った人のほうが多いから。
富裕層を相手にするのなら今まで接客をしていたホテルマンは使い物になるのでしょうか?台風による高波でガラスが割れたとき対処能力のなさを露呈して客が怒りの投稿をしてたのを読みましたが、命令・指令・マニュアルがないと動けないロボットであるばかりか経営陣の器の小ささが見えた。
後日談までは知りませんから「契約不履行にて返金」でもしていれば客が持つ印象も変わるでしょうが従業員の能力は変わらない。変な体質で仕事してきた人を再教育するのは難しい。
何でも欧米が正しいわけじゃないが富裕層向けならば従業員のランクに応じて権限を持たせないと指示系統を待つことになり火災や地震じゃ間に合わない。それと同じだ。そこに対応できる従業員じゃなければならないが、一流の外資系ホテルの経験がないと無理でしょうね。
そうなったのも日本人の悪いところで「引き際」をわきまえてないこと。負債を抱える前に解散という選択肢が最初からないから観光地のど真ん中にさえ廃墟ができてしまう。多くの経営者は賭博と同じで負けると取り返そうとして注ぎ込んで転落する。残せる資産を下回ったら分配して解散って概念がない。
(名誉のため、中には引き際をわきまえてるホテル経営者もいて自主廃業が希にある)
≪ 続きを隠す
ダイヤモンド社の記事を見つけて読んだが、株主と社員のメシを喰わせるために高値を支払える客だけ選ぶという方針で今後の宿泊施設においてもプチ贅沢ではなく富裕層のみを相手にすると受け取った。それは日本の成れの果てを表しており、私が生まれる前に「1億総中流」なんて言葉があったようだが、今の日本は失敗した欧米と同じで たまたま儲かってしまった御山の大将が富を独占して「二極分化」した。日本人ってデモやストライキを起こさなくなってしまったから独裁企業が増える。
若者に2万円渡しして調査した件が掲載されていたが、お金が余ったからもっとお金が使えるって思うところが富裕層。そもそもインスタグラムやツイッター投稿はお嬢様やお坊ちゃまの真似したがり「若年層の見栄張り合戦場」である。東京から新幹線の距離もないため自分のお金だったら新幹線に乗らない。会社員だって回数券だと安かった時代は新橋、神田の金券屋に行列して差額を業務上横領で小銭を稼いでいたのが現実だったろ。富裕層ではバブル崩壊後の世間も知らないか。
そこの経営は富裕層しか相手にしないようだから関係ないが一般論を書くと、エンゲル係数とかエンジェル係数ってのがあり旅行(観光)であると交通費と宿泊代が大半を占める。
予算が増やせないのであれば削ることになり、私が若い頃に終了した安値の新幹線回数券が使えず「EX予約(JR東海)」や「えきねっと(JR東日本)」、乗車券では周遊券を駆使することになったが、このブログで度々書いてきたよう周遊券は事あるごとに廃止されてきた。
観光でビジネスホテルが選ばれるようになったのも当たり前だと思っていた方式が実はお金が掛かるだけで不要と思った人のほうが多いから。
富裕層を相手にするのなら今まで接客をしていたホテルマンは使い物になるのでしょうか?台風による高波でガラスが割れたとき対処能力のなさを露呈して客が怒りの投稿をしてたのを読みましたが、命令・指令・マニュアルがないと動けないロボットであるばかりか経営陣の器の小ささが見えた。
後日談までは知りませんから「契約不履行にて返金」でもしていれば客が持つ印象も変わるでしょうが従業員の能力は変わらない。変な体質で仕事してきた人を再教育するのは難しい。
何でも欧米が正しいわけじゃないが富裕層向けならば従業員のランクに応じて権限を持たせないと指示系統を待つことになり火災や地震じゃ間に合わない。それと同じだ。そこに対応できる従業員じゃなければならないが、一流の外資系ホテルの経験がないと無理でしょうね。
そうなったのも日本人の悪いところで「引き際」をわきまえてないこと。負債を抱える前に解散という選択肢が最初からないから観光地のど真ん中にさえ廃墟ができてしまう。多くの経営者は賭博と同じで負けると取り返そうとして注ぎ込んで転落する。残せる資産を下回ったら分配して解散って概念がない。
(名誉のため、中には引き際をわきまえてるホテル経営者もいて自主廃業が希にある)
≪ 続きを隠す
先頭へ △