2023-10-19 Thu
勘ぐってみれば「写真に収める」という言葉は狭い範囲では通用した。カメラで写真に収められるのはインスタント カメラで商品名(ブランド名)ならポラロイド、チェキ(インスタックス)。商品名だからNHKじゃなくても広告主に左右される新聞社にテレビ局では使えない。
映像が記録される前は「写真」ではない。
細かいことを言えば「写真」とは完了した結果でしか語れないため「写真に収める」は言葉として間違いで、紙、印画紙、感光紙などに収める/焼き付ける/印刷して写真となる。
テレビ報道で観光客の撮影現場を映し出されており「写真に収める」と言うのは間違ってるだろと思うこと希に言う奴がいる。古くなら「フィルムに収める」、今は「カメラに収める」は使える。
「メモリーカードに映像を記録する」は正しくても何かおかしい。どれでも使えるのが「(カメラの)シャッターを切る」。「観光客が熱心にシャッターを切ってました」なんて原稿は多い。機械式シャッターは消えつつあるが電子シャッターと呼んでいるためこれからも通用する。
新聞社より雑誌社のほうが校閲能力は桁違いに落ち言葉遣いすら酷いが、新聞社でも紙面にも載る記事と電子媒体のみの記事では質に大きな違いが出ている。
若年は誰かの真似をしているだけなので日本語を乱しているのはマスメディアであろう。
| emisaki | 2023-10-19 Thu 09:47 | 大衆媒体::新聞・雑誌社 |
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