2023-02-04 Sat
オートクチュールをオーダーメイド(made to order)の替わりに使うな。断トツが何であるか知らないくせに使うから断然の代わり使う奴がやたらといるように日本人ってやつは言葉に関して無神経、無頓着すぎる。
バカッターという言葉があったがテレビも同類。オートクチュールと字幕で恥を上塗りをしてた。
例えば成金のおばさんが登場し「この服、オートクチュールなのよ」と言うので「パリのどこでお求めになられたんですか」と尋ねると「日本の○○よ」と答えられて呆れるところだが、現実は「ああ、そうですか」となってしまう。それ以前に恥の文化な日本人だと知ったかぶりをするため「オートクチュールって何ですか?」と聞き返すことがない。ここが間違いを広めてしまう。
haute couture(オートクチュール) グーグル翻訳ですとハイファッションになってしまうが「パリのクチュール組合加盟店が作る高級仕立て服(特別注文)」のことであった。
該当する店を示す以外に物では服だけしか示さないようだ。そして、高級品、特注品というフランス語は別に存在しており、そこからも固有の言葉であることが解る。
パリのクチュール組合に加盟している必要があるため、地域外で語ればイカサマってことになり商標があれば侵害では? 改めて深掘りするとオートクチュールを名乗れる条件は凄く厳しい。
昔なら日本の一般人でも仕立て服だが今は特注の専門店のみ。パリの高級店でも既製品ばかりで特注品は信じがたい高値が出せるお方だけが出来る業になっていた。
この際、業界用語が借用で誤用だらけのテレビから間違いの一掃を開始していただけると嬉しい。新聞など含めたマスメディアが認識しない限り直ることがないのだから。
| emisaki | 2023-02-04 Sat 10:32 | 大衆媒体::テレビ全般 |
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