2013-12-03 Tue
残念ながら既に発表されている「冬の増発列車のお知らせ」を越える情報は停車駅程度しかない。とりあえず次の3つに注目した
・熱海十国峠初日の出号
・新春富士山初詣号
・伊豆初日の出号
→ JR東日本:2013-2014 大晦日から元旦にかけての終夜臨時列車・初詣列車のご案内
【快速 熱海・十国峠初日の出号】 新宿 0340発 → 熱海 0520着 全車グリーン車指定席お座敷電車
新宿から普通乗車券1,890円のほかにグリーン指定券が必要で新宿からグリーン1,620円、品川から950円なので品川からがお得。
富士山の影響らしく「熱海・十国峠初日の出号」となって昨年までより30分も早く熱海に到着に変更された。こんなのを用意するってことは熱海駅から十国峠へバスなど交通手段が確保されてないとおかしい。電車を使う客が大挙してタクシー移動など考えられないし、元日(元旦前)にそんな輸送能力があるはずがない。
熱海駅から十国峠までタクシーだと東京からの電車賃より高くつく(約3千円)。基本的にタクシーは公共交通と称する場合には含まない。もし公共交通がないのに十国峠を含めたのなら無責任だ。「私鉄」のサービスの域には程遠い。毎年、十国峠ケーブルカーは初日の出営業するのだが、そこまでの公共交通はない。
【快速 新春富士山初詣号】 新宿 0410発 → 河口湖 0633着 全車グリーン車指定席
同様に快速「新春富士山初詣号」全車グリーン車指定席なんてのもできてた。新宿0420発、河口湖0633着と日の出への余裕がないに等しい。河口湖では既に明るくなっていて、駅に到着してから日の出時刻まで約15分しか余裕がない。富士山(富士吉田)で下車しても20分しか余裕なし。そのへんで見ろって言うのだろう。ちなみに新宿から運賃2,390円に加えグリーン料金950円。
【快速 伊豆初日の出号】 品川0417発→伊豆急下田0750着 グリーン車指定席/普通車全車指定席
唯一、青春18きっぷが使えるのが「伊豆初日の出号」。他のは全車グリーン車指定だが、こちらはグリーン車指定席と普通車全車指定席に分かれてるかららしい。だからムーンライトみたいに指定席券を買えば青春18きっぷで乗れる。
当たり前だが、JRは伊東まで。伊東から先は伊豆急行線で別途expensiveな運賃を払う必要あり、下田近くまで行くなら青春18きっぷは使わず「南伊豆フリー乗車券」を使ったほうが安上がり。二日間有効だから
片瀬白田駅で40~50分停車するが撮影準備時間がないばかりか、到着時間が遅いため明るくなってしまい晴れてる場合に深緑からオレンジまでグラデーションな空を見ることができない。だから前回は伊東で下車してる。伊東駅到着は05:55頃で、マリンタウン近くまで歩いて行っても準備時間は残る。
年末年始は専属駅員が姿を消し、旅人よりも素人が駅員として職につく場合が多くなるので、あらかじめ知識は付けておきたい。なんせ年始に不慣れな駅員と客との揉め事を何度も見てきてる。サービス業とはかけ離れた人種が表に出てくることを考慮しておかなくてはならない。
<追記: 2021年6月30日で「南伊豆フリー乗車券」廃止>
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