2017-04-12 Wed
中学生くらいから違和感があったのが新聞が作り出す略語で、今でも憶えてるがコンクリって何だ?が原点だった。年齢を重ねるごとに新聞やテレビニュースに関心が出るわけで、なぜ変な表記をしないといけないのか疑問がありすぎな略語が実に多いことに気づき始めてた。いまだに訳の解らない略語を作り出しているが、結局は一般紙も東スポの見出しと違わないインパクト狙いが見えてくると腹立つわけ。先日も「独」と表記されてることに怒ってるドイツ人が話題になってて、関連コメントに「こっちなんか米だぜ」ってのがあって笑った。そのくせ基本的に常用漢字外は使わないことになってるから、その部分で文字数を増やしてる。名詞では使ってるから、まさかの「いず」にはならないわけ(「伊」常用漢字外)。
略ではないが、変なところで ひらがな を使わないといけない決まりなのか知らないが、私が読みにくいと思って避けてる表記も一般的。それは「○○○はない」で、この場合の「は」の発音は「わ」だから文字であっても読みやすさなら「○○○は無い」としたほうが ひらがな が続かなくて読みやすい。「無い」が使えないのだろうか?
前後を入れ替えると意味合いが変わるのが「親ばか」で、私がよく使うほうは「ばか親」のほうである。略されてるがゆえに誤解した文章があり「~~にミス接待」ってのがあったから、「何をやらかしたんだ」と思ったら、mis じゃなく miss のほうだった。
思い込まされてきた感じから「接待ミス」だったら勘違いはしないだろうが、この場合はどっちも使うべきではないと思う。前者は「(例)ミス東京が接待」とかであるべきだし、後者はミスではなく内容次第で誤りや失態とすべきでしょう。
mis は英語の接頭語ですから和洋折衷になるが「ミス接待」と書かれたら不祥事かと思うほうが真っ当なのです。ミスはカタカナになると複数の意味がでてきて誤解を招くから使い方が不適切である。
スーパー(超)、スーパーマーケット/ストアー、スーパーインポーズが大部分スーパーと略される言葉でしょう。スーパーマンは略さないし、スーパーファミコンはSFCって言われてますからね。日本人がお得意の意味を失う略語は文脈から判断できないこともあるのです。
重要な部分のほうを切り捨ててしまう日本人の省略方法については同じ日本人として違和感しかない。新聞は若年層でも読めるような方針とか言っておきながら固定概念に溺れ、多くの知識と新聞が作る専門用語を知ってなければ読むのが難しい媒体なのである!
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