2017-04-14 Fri
「充電が切れたらどうする」って? 「電池が切れたらどうする?」ならわかります。充電(電池を満「充」たす)は行為として使われており切れるなら電池(充電式電池)のほうである。「充電=充電する」とは言うが「電池する」は日本語として成立しないのは当然。ここも重要だが「充電」は「充電式電池」の略ではない。日本語として「充電が切れる」ならば電気を貯める行為が停止するという意味としてずっと認識されてきた。「充電した電池が切れた(なくなった)」の略だとでもする気なんでしょうか。なんせ日本人は実態を消し去った略語を作るのが得意ですからね。
反論を考えてみると、充(み)ちてるのが切れたとすれば、まんざら間違えでもなかろうとすることもできるが、充電の充って「充ちている」ではなく「充たしている」ではないのか。ともかく従来から切れるなら「電池切れ」なんだから「充電切れ」はおかしい。言い出したのは世間だとして使う制作会社もアホだがトヨタが校閲通して恥の上塗りする必要もなかろう。新語でもなく既存の言葉を若年層によって変えられてしまってる。まさに「ヤバイ」と同じ状況ではなかろうか!マスメディアを通して世間におかしなことを蔓延させる。
当人がギンギラギンの替え歌のCMも良いかと思って見てたら数秒後に全て台無しにしたのが「さりげな~い」のセリフが入る。あの下品さえなければなぁ。というように全体的に見れば質はかなり落ちてる。保険CMの「先生に怒られちゃいました。~さんらしいですね」も同様に苛立たせる。ホテル料金比較サイトのCMは最安値が見つかるなんて嘘だし聞き苦しい日本語と全てが腹立つ(※追記:最安値と言わなくなった)。美顔器PAOの不快な音楽といい印象深いのが作れなくなったから炎上商法なのか?
そもそも最近のCMはしばらくしたら思い出さないから薄っぺらになったと言える。
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