2017-04-25 Tue
仕事のやり方として問題ありすぎなのに相変わらずバンバンCMを流せるかのほうに疑問が向く(収益の87%を広告費に投入とか)。当初はピンハネのそのまた上のピンハネかと考えていたが、どうにも訳のわからない予約サイト名が表示されるので検索してみると関係企業だとの書き込みが見つかった。ウラ取りのため調べれば確かに傘下の企業で子会社だと調べることができ、親玉のエクスペディアの傘下は、トリバゴ、オービッツ、ホテルズ・ドットコム、ホーム・アウェイ、トラベロシティー、ホットワイヤー、チープ・チケットなどなど知る人なら知った名前が並ぶ。料金比較で安くもないのに真っ先に表示される会社名だな。料金比較サイトがお仲間のサイトを上位に表示するってやり口は横取り商法と呼ぶべきか。誰も最安を表示するとは書いてないので法的には問題なさそうだが日本人の考え方としては道義的に問題アリな商法である。CMでは「最安値」と言うから景品表示法なら事実誤認に当たらないのか...
旅行者として大いに関係があるホテルの値段。複数ある総合ホテル予約サイトをさらに集めて料金比較を謳うサイトが日本上陸したときに調べて既に使い物にならないと判断をくだしているが、相変わらずネット炎上商法と勘違いしてるかのごとく不快なCMを変更する気もなく続けている。
改善があったとすれば日本語がおぼつかないのに早口をさせて何を言ってるのか良くわからない外国人の姉ちゃんだけじゃなく日本人男性ナレーション版が加わったことだが、それも声質が良いだけで滑舌が悪い(ら行が言えてない)。聞き苦しい、イライラさせるのは広告として逆効果だ。それでもバンバン流れるってことは、昔の某食品、某薬品会社のごとく空いた時間に放送するってCM契約方法をとっているのだろうか?
さておき、比較表示について時間経過で改善が見られるかと思ったが、
CMと同じで、たぶん何も変わってない。
最初に見抜いたとおり現実の最安が表示されるわけでもないから何の意味があるのかと思いたくなるし、同じ部屋(宿泊プラン)同士が比較されている訳じゃないという大問題がある。
真っ当な比較になっていない!
各予約サイトが同じ内容を提供しなければ同じ宿泊プランを比較することはできない。多数の宿泊プランがあっても各予約サイトが扱ってる安値から表示される。並び順の変更はホテルごとでしかない。同じタイプ、サービスの部屋かどうかは自分で探るしかない。
面倒くさいな どこが時間短縮なのか!?
同じホテルだと全て一つにまとめられ、エコノミー、スタンダード、ダブル、ツイン、部屋の広さ、チェックイン・アウト時間、朝食ある・なし、風呂付き・共同など条件は同一のものとして判断されているのだから、比較の正確性は低くなる。
「最安値が見つかる」 CMで堂々と言う嘘 … 最安値じゃない!!
言うならば自らが都合よく作り出した最安値で現実の最安値ではない。これはJAROの出番だ。
安さを比較する場合には必然的に同じ部屋になってくるが、初期値の人気順番は非常に怪しい。名古屋市内事情通としてドー○○インなんて調べてみると料金比較サイトと同じグループ企業や高いところばかりの予約サイト1.2万円提示を9千円台と下げてるが、私たちがよく知る総合予約サイトが含まれてない。そこで、にゃら~ん と調べてみると、おいおい6千円台じゃねーか!って(共に投稿本日の平日の場合)。
「じゃらん」は全く出てこないので比較対象外のようだ?
それって公平? 既に公平じゃないか。 探せるならどうやってやるんだ?
<追記: じゃらんもあるようだが、最安値が見つかるなど大口を叩きながら安い順の表示でないため、別途、面倒な検索操作が必要で深く掘り下げないと見つからない。よって自らの関係企業に流れ安くするよう仕組んでいるわけだから嘘じゃなくても汚いやり口であった。>
それ以外でもホテルに直接予約のほうがだいたい安いのが最近の傾向。だから一部で見つからないことがあるなんて言い訳は許さない!「最安値」と言い切ってるのは大問題であって日本広告審査機構はいったい何をやってるのか!? ゆるゆるで危険なインターネット広告と違ってテレビCMは厳しいはずなのに規制されてないのがおかしい。CMにガンガン注ぎ込んでくれるとんでもないお得意様が現れたら、業界は手もみ状態なのか?
料金の検索結果が胡散臭すぎる
予約比較サイトとやらで表示されるホテル予約サイトの多くがグループ企業で、他に加えるべきは都合良く加えているのではないか。そうでなければ日本において一般的に知られてる旅行会社(予約サイト)を加えると自社グループ企業が安値で表示されることがなくなるからと推測する。それは私が使っていて相場を知ってるホテルを片っ端から調べてみて断定できるに至った。また、都合が悪そうなホテルが料金比較サイトに存在しなかったりする。黒船企業だから日本におけるホテル登録数は少なく既存の旅行会社のほうが良い。
テレビとインターネット広告では基準が異なりテレビCMの基準は厳しく、景品表示法で言うところの事実誤認させるような発言が認められる訳がない。真実は「自分たちが選んだ予約サイトの中に限っての最安値」であるから、それを全ての中の最安値と誤認識させるのは法的に問題ないのか? (そのうち小っちゃい字幕を入れて逃れるのかもしれん)
日本は性善説にたっているため企業の悪さについて法律が整備されていない。外国なら悪党を前提としているため大企業ほど罪が重たくなる仕組みがなされている。薬品会社の事件もあったが日本は企業制裁が甘すぎ、外国ならとんでもない罰金が科せられるのがない。外国からそういう所につけ込まれてる節がある。
ホテル総合予約サイトが安いのは捨て値でも客を拾いたいとき。もしくは提携して部屋数を確保しているときだが、都市圏だとロクな部屋がない。数千円のビジネスホテルで100~200円とかしか違わないのにビルの裏とかエレベーター近くで騒音の可能性とかワケアリが実に多かった(過去の経験として)。へたにケチると泣きを見る。絶対的に同じサービスが安くなるなら安くしようってくらいの考え方じゃないとね。
※ 絶対的に同じサービスとは、例えば新幹線乗車券を通常方法で買う場合、現金払いでもクレジットカード払いでも座席は予約タイミングによるもので同じじゃん。もしカード払いだと座席が悪い位置にされるってのならば選択方法を変えるって意味だ。だから、下手に予約サイト経由で微々たる額を下げて割り当てられる部屋として損をすることもあったから、値段が拮抗してたら直接のほうが扱いが良くなるのではないかという話(絶対じゃないけど)。
別館だが、落ちぶれた日本人を感じるのは、体は一つなのに複数予約しておいて最終的に決めた以外をキャンセルする不届き者も増えたから困る。料理出す旅館じゃないので規定記載しておきながら現実にはキャンセル料をとってないからでしょう。少なくとも同一予約サイトなら宿泊当事者であることなど対策は必要だ。誰かのためで宿泊すれば良いがキャンセルした場合は高いキャンセル料を取るなどとペナルティーを課すべき。交通機関でもやって欲しい。正直者が損をする社会は許さない。
さて、料金比較サイトだが、差額の大きさで儲けられない薄利多売で運営しているビジネスホテル相手だと値引き額を客に訴えかけられないため純・国内の予約サイトが表示されるが、差額が大きいホテルでは安いのに関連企業じゃないから除外されているのを見てると、含まれてないことの批判逃れのために儲けが少ないホテルでは表示してるのかと勘ぐりたくもなる。それは違うと反論が許されないのは、他の予約サイトでも同じホテルの取り扱いが見つかり、加えて料金が安いのに表示から除外されてるから。
他社で安い料金が除外!? うーむ やり口が汚すぎやしませんか
ネット上での反応というより批判だらけで、全く改善されておらず「使い物にならん」というのが大部分でした。それなのに絶賛しているページが希に見つかるが、当事者がCMなどで語っていることと何ら変わらないコピペ内容で中身なしのアフィリエイト金稼ぎページの作り方の典型でもあったからネットの批判対策部隊か囲われると考えられる。
旅行者として各種利用してきた側から言わせれば「言われて当然の批判対策する暇があったらお前らのシステム(ビジネスモデル)を直せ!」というのが客としての真っ当な意見である。
わたしたち客としては何千円か高いのばかり表示されるホテル予約サイトじゃなく、安いと感じてから固定的に使ってる予約サイトだけ使ってれば平均的に時短で安上がりってことになる。これが論理的解答だ。暇ならもっと探せばよい。
ともあれ、法的に問題なかろうとも正当性に欠ける料金比較なんて大っ嫌いな商売である。前から私の考え方を示しているが、たとえば総合予約サイトで9,500円、ホテル直接10,000円のところ同額にしてくれたらすぐ手を打つし、そのままでも会員ポイント10%とかいうところもあるからホテル直でOK。よく使ってるチェーン店なら会員料金になるから総合予約サイトで1%程度のポイントなんてもらったところで意味はない。同一価格の場合、手数料出費がないからホテル直の予約がホテルに入るお金が増える。
年間で契約して小売りしている旅行会社とは違う
中間業者なんて儲けさせて我々に何のメリットがあるのか?
これって欠陥住宅建てられるのと同じ流れじゃないか。安くさせたとしながら手数料は大きく取って実際に家を建てるところに入るお金が減らさせて手を抜かれることになる。全部仕切って個別業者に発注すれば安上がりになるが一般人では太刀打ちできないところにつけ込まれてる。ホテルの予約の場合はそんな苦労は全くないんだから客として探すくらい一手間抜くなってことだよ。
※ 某料金比較サイトの注意
・安い順に表示されない 最安値とやらを見つけにくくしている本末転倒は関係企業への誘導か?
・税込み、税抜き金額に注意 予約サイト、比較サイトによって異なる
・ホテル料金比較サイト(今のところ2社しか知らないけど)によって取り扱い先が異なる
結局 思うのは、
私はビジネスホテルを多用してきたなか、旅行会社の予約サイトは滅多に使わない状態になっていた。使用履歴からもわかるが、なんと言っても予約サイトで登録したクレジットカードが期限切れになってたほど使ってなかったのだ。カードの期限4年で、登録されてた期限は2012年だった。
過去にはホテルの電子化が進まず旅行会社に頼ることは多かったが、10年ほど前から年々その必要性がなくなり、テレビ番組で取り上げられる前から必然的にホテル直接予約に変わって。それは過去に書いてるよう手数料を取られるならホテル直のほうが安いからと必然。
利用者が、ほんの少しの労力すら面倒だと言われて削ろうとすると、その労力分以上の手数料を中間に入り込んで取る業者が現れてしまうのである。迷惑な歩きスマホなんてするくせに、本当に時間がないのだろうか? 移動中も就業時間なら電車の中ででも調べればよい。それだけでも間違って高い料金で予約してしまうのを避け時給くらいの仕事はできるでしょう。
そんな昔じゃないけど以前はいちいちホテルに電話して確認してたんですよ。既にインターネットで検索できるのに、料金比較サイト作らないといけないほど不便なんだろうか?
宅配便の問題が出たのは競争によって企業側が仕掛けたのが原因であるが、それに乗じてワガママの怪物と化したのが利用者である。バカ親が増えたのも同種の理由で、どっちにしろ忙しいってのは状況が変わっても 『自分勝手な時間』 を維持したいだけ。だから学生が就職、結婚して子を育てようにも従来の自分を削らない(変えない)からロクでもない人間ばかりになるのではないか。
ワガママな人間を作り出す商売って本当のサービス業だろうか?
上記の例を使って言うならば、自分の時間を料金に換算するなら時間をかけて最安値を探しても無駄ってのはわかる。だからってホテル料金比較サイトが簡単に最安値を見つけさせないなら同じでもあり、ホテルから手数料が払われる予約会社を通さずそこそこ安いホテルを即座に探して決めてしまえば差し引き自分的に最安値じゃねーのかよと。
では、ホテル料金比較サイトとやらが本当に最安値を検索できる方法は、
国内なら数万軒の宿と契約して情報をリアルタイムで得ること
これが仕事する上で当たり前のこと。なんだかなだ言っても2014年度 登録数でホテルなんて1万軒弱しかない。旅館は約4万3千軒。人的処理契約は面倒だがコンピューター処理としては屁でもない数である。
ただし、これには落ちが付いてて、ホテル側から手数料を取るわけだから「最安値」とやらを金儲けをする外部の比較サイトが表示することはできない!
儲けるのに手を抜こうとするのは外国人がやりそうなことだから、それをマネすべきじゃない。
旅行者が安い旅をするためにも~なんてサイゾー系の新聞にヨイショ記事を書いている奴がいたが、安いホテルを探すならピンハネ業を挟まないことに決まってるだろ!って言いたいね。当たり前に考えて、中間業は利益を乗せる=仲介手数料で儲けるわけだからホテル当事者より安くできるわけがない。
見かけ上、安く見えるのは旅行会社が年間を通じて部屋を安値で買い取っているのをバラ売りされたときだが、商売なのだから単価では劇的に安くなっているところに儲けを乗せている。そういうは商売の方法でピンハネとは思わないが、もっと安い値段が簡単に見つかるのにホテル料金比較サイトとやらが真っ先に表示する関連企業のホテル予約サイトは凄く高いので、おいおい、それはおかしいだろってことになるわけだ。
別にほかより高い値段であっても違法なわけじゃない。CMで最安値とか言ってるくせに、実は簡単には最安値が見つけられず関連企業の予約に流れやすくする汚い手法には気をつけなければ。
<追記 2017年4月27日
なんでもいるなぁーとホテル評論家とやらが、上記と同じことを言ってた。総合予約サイトなんて使わずホテルがやってるウェブサイトで直接予約ってのは正しい。
ほかの点で賛同できないと思ったのがキャンセルが出る時間帯で、直前にしか予定が決められないが数年以上前と違って近年で都市圏は満室ばかりとなっており、毎回のようにキャンセル狙いを行っているわけだが、ホテル評論家とやらが言ってる時間帯は時代遅れ、もしくは利用者が異なる私が知らない高額ホテルか? 一般的ビジネスホテルとネット社会であるとキャンセルの出る時間帯は違っている。
さらに、評論家を名乗るくせに、まだそんなことを言ってるのか!とビックリしたのが電話したら空きがあるかもしれないと。それはネット予約が確立されてない宿のことであって、小規模だろうとビジネスホテルは従業員を減らしてしまったため電子化が進んでいる。支払いすら機械も増えた。キャンセルが即座にネットに反映されてる現実を目の当たりにしてきた。年間200泊とか語るくせにホテル評論家とやらはいったい何を見ているのだろうか?その宿泊費はどこから出ているのか評論できる立場なのか疑問がある。単なるホテルの宣伝マンでしょ。
※ インターネット予約の場合、予約サイト(主に旅行会社)側が独自に部屋を確保している場合、ホテル側との空きの関係で残りの部屋数が調整されることがある。だから予約しても残数が減らないことがある。リアルタイムで追っていて増える場合はキャンセルが出てるわけだ。また、汚い方法で空きがあるのに残数を少なく出しておくホテルもありそうだ。ホテルが部屋を調整している場合は電話でわかるが、旅行会社が部屋を押さえている場合はホテルに電話しても無駄だ。このあたりは個別に業界人が語ってくれるか次第。
電話が効力を示すかどうかは難しい。キャンセルがネット上で処理されてないのではなく、部屋数の多いホテルなら電車の指定席のように予め確保している場合があるから。ダブルブッキング対策は電車みたいに何千何万人から同時に予約が入らないため起こるなら人的ミスでしょう。だから一般的なビジネスホテルなら1室も残さず売るはずさ。ネット予約の対象から外して何室が残すことをやってるような何百室もあるホテルは存在率として少ない。当たり前だが規模が小さいほど部屋を残す売り上げの余裕がない。
それに扱いがどうなるのか不明なのが「連絡なしで来ない客」である。特に外国人に多いらしいし、やっぱり多いのは あの国 かってことだが、本当に来ないのか見極めは予定チェックイン時刻次第で、来ない以外に連絡なしで遅れて来る奴も多いから空室扱いにするのが難しいのだと(真偽は不明だがホテル側の愚痴が書かれていることがある)。ホテル側の対応は分かれるでしょうから空くかどうか読めない。何にせよ、そうなったなら夜で野宿か綱渡り状態だから固執せずに別のところで早く決めておきたい。
職業になったとき悪いことも言えないようでは評論できる能力を失ってるんじゃないかと言うことだ。それは旅人が経営者に変わってしまったとき、当初は気が利いてても時間が経つと客のことを考えられなくなるようなものであろう。テレビが扱うときは事件事故でもない限りは宣伝になる。
一人の評論家の話なんて価値は低く、多数の利用者の意見を統計したほうが現実が見えてくる。
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