2017-05-30 Tue
日本は企業が企業に対して行うから。為替レートの関係で若造の頃から海外通信販売で大金を投じてきた側から言わせるとリベート(rebate)とは企業が個人消費者に対して行う払戻金で実質割引だった。海外通販の場合、販売店にて即日リベートならよいが郵送の払い戻しだと海外からは受けられないため泣いたこともある。見渡せば日本でやってるキャッシュバックに30日間返金対応などなど真似事だらけだった...国内通信販売が1万円、2万円引きとかやってるのも通販会社から客に対してのリベートと言える。転売も部品も取れない物でも下取りと称しているのは買い換え促進より何か法的に逃れる意味があるのだろうか。まとまった量を仕入れ金額は商談済みだろうから値引きは売り文句ってことでしょう。そのあたりは問題ない。
問題は日本語で言うところの「販売奨励金」で、まさに悪い意味での企業間リベートとなっている。携帯電話で有名になったが、奨励金を目論んで客に安く提供は大義名分とはならず回り回って考えれば悪であった(別の料金に転嫁されてるから)。
ビール実質値上げで報道されているが、販売奨励金目当ての赤字販売は小規模商店の首を絞める。大手同士では汚い手を結び、街の商店が自販機で安売りすると卸さないとか限度内の競争を妨害し、限度を超えた売人とは手を組んでる下衆の極みである。自販機の売り上げは急降下の最中で、理由は確かなことをは言えないが弱小商店いじめ報道と時期は一致していた。当然だが希望小売価格を強要されると自販機の500MLと安売り店1.5Lが同じ値段なのだから切羽詰まってもない限り自販機で買いたくなくなる。ともかく飲料水企業は恥を知れ!
掘り下げれば古くさい日本らしい汚い商売が実に多いことがわかり落胆する。一例ではインクジェットプリンターとなってからの胸くそ悪いビジネスモデルがそれで、プリンター本体を激安にしてインクと用紙代金でガッポリ儲けるという汚い方法。1回インクを交換した時点で写真用紙とインク代金でプリンター代金を上回った。
多くの日本人は黙って従わされ、詰め替えで少しは対抗していたが、海外では黙ってはいなかった。外部からプリンターにインクを供給する装置が発売されていた。日本でも猛者が上位機種用の大型タンクを利用する純正品?利用の改造に挑んでいるのを見たことがある。
最初から客が頭にくるビジネスモデルなんてのを実行したのが悪く、今のところエプソンのビジネス機だけに日本でも大型タンク付きの商品を売り出したが、インクが高いのは変わらずなので1枚あたりのランニングコストに限界がある。だから海外では今まで通り改造キットが出回ると予測できる。自己責任で使うから日本で売って欲しいものだ。
ゆとり世代って言われるだけのことはある新入社員の人間性も地に落ちているが平行して企業の体質も落ちている。商品についても他国が酷すぎるから日本が上に見えるだけで以前と比べたら日本製って胸を張れない生産物が激増したのも確かなのだ。初心を取り戻す前に脳天気な日本人は他国に技術を盗まれ日本沈没へ向かってる。世界を見渡せばわかるが隣の国だけじゃなく日本以外は信用ならんのにな。自動車にしても米国ユーザーからは過去の日本製より落ちてるとの評判を多く目にしている。繰り返すが他社が悪いから日本が少し上にいるだけで昔のように圧倒的優位ではない。
真っ当な商売を取り戻せ!
価値に見合わない商品に高いカネを払う気はないが、良いものには相応の評価はしたいものだ。
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