2017-06-04 Sun
以前、頭の体操で有名でも雷と金属の迷信による無知な出題を突いたが、既に使えなくなってるクイズってのも多くなってる。例えば「財布忘れたけど電車に乗れたのはなぜか」なんて時代遅れ問題の答えは財布ないけどお金は持ってたじゃなく、昔からプリペイドカードがあるし、近代ではICカードがあるので出題が悪い。ほかに親に連れられて幼児は無料なんて答え方もある。確実に一つの答えに導ける出題をしなければならない。ひっかけ問題ってのはそういうところじゃない...「誰も乗ってない電車が発車するか」って問題にも、運転手が乗ってるという答えは時代遅れ。東京で「ゆりかもめ」は自動運転で運転手も車掌も乗ってない。路線バスにおいても時代遅れになるかもしれない自動運転箇所(専用道)が存在している。もしものために乗務員がいるだけも増えた。
あまり時代に関係ない問題では「最も多くの都道府県と接しているのは?」にて都道府県名を尋ねてないからと長野県じゃなく海が答えと言うのだが、海よりも空間や地球(地面)のほうが正しいという間抜けな出題になる。飲酒は二十歳、選挙権も二十歳、では何々ってくだりも選挙権が18歳からになって使えなくなった。書籍では訂正されてないのである。
以前、30年ほど前にデジタル化してる警察無線をアナログのまま一人芸してる人を時代遅れすぎると指摘したように、出題と解答する側の双方が思い込みで成り立っているときもある。年齢的に見聞きする訳もないことを知識として知ってても現実とは違うので間違っていることになる。
教科書に載っていた歴史上の人物のことがちょくちょく変わることがあるし、聖徳太子の存在も怪しくなったよう最初から確実な証拠を伴ってないと塗り変わることがよくある。
例えば地球(銀河系)からアンドロメダ銀河の距離なんて現在でも怪しいが僕が小さいころと今とではとんでもなく距離が変わってしまった。ある日を境に間違いや精度が変わって宇宙中の距離が変わってしまうように不確定要素が大きいことを問題にすると長い年月を経なくても答えが間違ってしまうことがある。
出題者の思い込みな答えで問題を作り、答えに複数の筋道がある出題には注意していただきたい。
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