2017-08-28 Mon
ニコン D850 2017年9月8日発売予定 オープンプライス。出揃った横並びな予約販売価格から、
裏の希望小売価格 370,000円(税込み 399,600円)
裏の下限販売価格 333,000円(税込み 359,640円)と推定。
商品は既に予約多数で供給不足との報道。
発売前だからって違うとは言い切れないが試験機段階での性能(画質)評価が出てましたが値段が抑えられたせいか、すぐ欲しいと思わせるほどじゃない。感度特性はすんなりとは信用できない。なぜならビデオカメラにてニコンの製造委託先とされるソニーとキヤノンの両方を使ってきて性能が異なる。ソニーは輝度ノイズ、キヤノンは色ノイズが目立つという傾向がある。
・決め手は性能よりも買えるかどうかの値段
店舗のあるカメラ店で359,640円の値を付けているってことは激安店に品が流れるようになればもっと下がる可能性がある。比較的早くは欲しいけど即座にはいらないってことだと、ちょっとだけ待つのが吉かもしれない。消費税もまだだし値上がることはないだろうからね。タイでまた洪水でも起きたら話は変わるけど、報道番組でも最近は国内製造に戻っているとかいう報道もあったり先はどうなるか。
2017年1月の段階でD810の最安が23.5万円、D500は20万円と近いから悩みどころでしたが、現在はD850 約36万円、D810 22.6万円、D500 17.4万円と予算で決まる段階的な状態になった。
個人的に高くて欲しくないと思うのはD810を買って半年のセリフだからで買わずに待ってたならば十数万円高くてもD850を選択したでしょう。EOS 7Dがボロボロで壊れたってこともあるが、フルサイズ機と高速連写の一体化は荷物を減らしてくれる。1台にするとレンズ交換がつきまとうのが大きな欠点ではある。
別件だがホコリ対策は根本的な進化を見せないか?
高画素化するほどホコリ、チリ(塵)が目立つのでレンズ交換はしたくない。肉眼ではわからないのが舞ってるから光に照らされて浮かび上がると霊現象だとか言う頭のおかしな人が現れるくらい肉眼で見えなくても塵は大きい。運動場とか砂利道の神社とか微粒子状になった砂が舞っている人間が感じるくらいの場所ではレンズ交換は絶対にできない。長い歴史も気圧装置やボディー側を隔離する方法は取られていない。
伸び縮みするレンズは塵を吸い込みカメラへ吐き出す。レンズ側は遠距離撮影での実害は少ないがマクロでは問題になり、カメラ側はイメージセンサーに付着すれば思わぬ大きさで写る。超マクロ撮影ができたビデオカメラのレンズだと前玉に付いた塵にピントが合った。ボディー内にレンズが飛び出してくるやつなんて捨ててしまって塵から守ったほうがよろしい。光学ファインダー、すなわちミラー上げ下げを捨てた機種すら対策が時代遅れに感じる。
振るい落とすじゃなく、隔離構造のようにして入れないようにならないものか。
・欲しいときが買い
商品の供給次第だと思うが新製品特需が終わる冬には通常の市場になるのではないかと予想。レンタル1回2万円だとしたら20回出動すればよいわけで、たいした値下がりは見せないから欲しいときが買い時期であることに変わりはない。1年で新機種となる低価格機のほうが下る率は高い傾向で上位機種では新機種が出るまで3~4年もかけて初値から3割下がるくらい。
価格競争に巻き込まれ2~3日と短期的に早く買えばよかったとか待てばよかったと思うことはあるが、長期的に待てばよかったとは思うことはなく、買ってみるともっと早く買っておけばよかったと後悔するだけ。しばらく使うと仕様書からはわからない性能差がわかる。展示会や店で使ったくらいではわからないところが怖い。ただ、あまり性能差がない段階で手元の機種と価格差がある欲しいと思わないわけ。
ともかく早く買えるかは懐との相談だけ。
電化製品全般で感じてきたこと
注文数に生産量が足りないため売り手市場が続くでしょうが、繰り返される決まった流れだが一通り買う人の手に入れば激安店舗にも商品が流れて販売競争が始まる。安売り店、大手販売会社ごとに横並びの2種類の販売価格。胡散臭いったらありゃしない。
ヨドバシとかビックでも本当の売値は違って、とりあえず言われた値札は付けるけどって感じですけどね。どうしても即座に欲しいって思ったら、どこで買っても同じような値段で手に入る。量販店は取引量が大きいから卸値が低く、販売奨励金でもあれば安売り店と戦えるわけで、たいして値段も違わないともなれば客としても安心だ。あとになるほど量販店での販売価格が下がらず差が広がるのが問題。
以前、コンピューター製品だがメーカーからいくらで売れと記したFAXをこっそり見せてもらったことがあるが、法律に反して裏ではまかり通ってることなのでしょう。清涼飲料水では自動販売機で安売りをしたら卸してもらえなくなったって話があるのにメーカーは制裁を受けるどころか公取が動いた情報すらない。テレビは広告主様には楯突かない。例外である著作物を除いて再販売価格維持は独占禁止法違反。
長年、客をやってて大多数の家電製品で同日に同じ販売価格が表示されてきたという疑わしい状況。販売競争によって1円刻みの戦いってのはあるが、何割引と言うのを阻止するため定価をなくしたにも関わらず全く同じ値段から始まる。偶然なら天文学的確率である。他店に調査を入れて競争なんてもはや過去なんだろうか。長い間もスケープゴートのごとく取り締まられたのがあるくらいで野放しの状況と言える。製造元の価格維持は卸値があるわけで、そこから先は小売店の自由であろう。そもそも時期を同じく卸値を比較的大きく変えているのが小規模店を苦しめているわけだから上記で示した販売奨励金を利用した値下げなどを含め問題視すべきは別にある。
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