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所有してわかったこと
 このサムネイルの元画像 7360 x 4912 (3615万画素)から 853 x 1280 (109万画素)の部分を切り抜き等倍のままの写真がクリックして表示される画像。

 風がふいてて200mm望遠でこの大きさな距離だけにブレ画像を量産してしまった。縮小画像では気づけないが等倍にしてしまうと手ブレが酷い。晴天下での高速シャッターにて救われてるところがある...


 撮影枚数や録画時間(ビデオカメラでを含む)を考えると、“ゆるい”撮影に4Kだの3600万画素だの豆乳じゃなかった投入してきたアホだが、たまには花も撮るし、希にお姉さんも撮る。本当はお姉さん撮りたいけど世代が変わってなんだか興味が湧かず。萌えるお方の登場を待っている。それまで“ゆるく”いこうと思って選んだ。


・機種選択

 短期レンタルもしないで買うよりはいいが、やはり借りて使っても複数の状況で試さないとわからないことが多い。カメラ屋の店員さんの言葉にはありがたく思っており、もし目減りした貯金のときに D610 や D750 を買ってたらものすごく後悔したであろうから買い換えの損失を避けられた。

 D70を買って一ヶ月も経過せずD2Xを買った過去がある。その当時、D200が発売されてたらそっちを買っただろうが、古いD100のままだったから発売時期にて運もあるかもしれない。だから客として同時期に発表してくれたほうがうれしい。D70のとき定価15万円が1年で実売7万円くらいに暴落しててリベートがあり6万円で買えたからレンタル料と思えば損はしてない。ただ、最終的にフィルムで使ってたカメラが F5 だったから画質は悪くなくてもD70の秒3コマがシャレにならなかった。主力機をD810に変えると同じことが起きるのではないかと不安もある。

 違和感がありすぎは当時D70を実質6万円で買った直後にSanDisk UltraII 4GB CFカードを並行輸入品ですら7万円もして買ったこと。いまでもストロボ(スピードライト)が割に合わない値段の高さとか釣り合わない商品はある。SB-5000ならD610の実売3分の2ほどの値段。

 機種選定で妥協するのではなく、求める最低限より低過ぎるものを買ってしまうと失敗するとは過去の購入経験からのこと。初めて買うなら失敗にならなくても既にカメラを所有している状態で安物を買うと残念な結果になる。

 画質ならレンズのほうが先だし画素数なんて求めてない。使い勝手が優先で、いちいちメニュー辿って設定を変更するなんてやってられない。ジョイスティック(または十字キー)、タッチパネルなんかより直結したボタン。それがわかってるから上位機種ほどボタンだらけ。D500に近い操作性がD750にあったらそっちを買ってます。本当はD500のフルサイズ版が欲しかったがニコンはそういうのを作ってくれない。そこを求めるとD5という75万円もする代物しか選択肢がなくなる。どっちにしても4K動画撮影に関しては貧弱で EOS 1D X II のほうが上だ。

 ソニーなら今度発売になる α99 II が私の要望を満たしているが、全てレンズ買い直しとなるとカメラ代の比ではないのでおいそれとメーカーの乗り換えはできない。またソニーでも A と E マウントの2種類があって不便になる。
 だからこそ所有レンズが使い回せるD810系の後継機がどうなるか気になる。どうせ実売40万円なら買えないから先に使えるカメラを買うことになった。カメラより先に超広角レンズまたは望遠とか買ったほうが有意義ですから。ますますニコンから逃げられなくなったり:P



・画像処理ソフト

 所有してた画像処理ソフトは高価で有名なものだが過去に3回バージョンアップを見送ると権利を失うって方針転換にやられて古いままなのだ。それでも何の問題もなく高性能であるが新しいカメラのRAWデータは読み込めないためニコンが無償提供している Caputer-NX D というのを入れてみた。ところが、これがお話にならない。調整方法もおかしなところが多いが最大の問題は操作性であった。多くの枚数を処理するのは面倒くさい。そこで検索してみると、やはり評判が悪い。Caputer-NX Dは見た目だけが今ふうなだけで使えないソフト。必要なのは逆で、見た目(デザイン)はどうでもいいから使いやすいソフトだろ。

 10年以上前に使ってた有償の Nikon Capture のほうが使い勝手はよかった。キヤノンに対抗して販売ソフトをなくしての無償化ではなく、単なる失敗で消費者に迷惑と言える。キヤノンが無償提供している Digital Photo Professional のほうがはるかにいいからだ。昔のソフトを使いたいところだが今のPC環境には対応してないし今のRAWデータが読み込めない。

 こういうときの Win10アップグレードお断り だったり、密かに WinXP を生かしていたりするわけだが RAWデータが読み込めなければ意味がない。RAW現像と、それ以外の画像処理を別と考えれば、とりあえず露出や色温度調整のRAW現像とカメラ レンズに関係する歪曲補正など必要な調整だけでよい。そのほかは何かデジカメ用のソフトを買うか Photoshop Elements でも買って CameraRAW を使うか。カメラメーカーが入り乱れているため RAWデータ を混ぜて使うなら写真専用ソフトのほうがよいかもしれないが、それらの部外メーカーの場合、固有レンズの歪み調整などはどうなってるのだろう?


・進化が感じられない3Dトラッキング

 D300/D3からと同じ隙間だらけの51点だからかもしれないが3Dトラッキングの追尾には進化は感じられなかった。AFは位相差でも動体追尾に関してはビデオカメラメーカーの機能のほうがよっぽど優れている。もちろんD810の発売年でのビデオカメラの性能と比べてのこと。 今のD500/D5ならビデオカメラみたいに追ってくれるのだろうか? 画像からだけで処理するビデオカメラの動体追尾AFはかなり進化してきた。

 AFエリアくらいの小さい動体では無理で、いくつかのAFにかぶってるような大きさのが移動しないと追尾できないのだろうか? たとえば電車や自動車を撮る一般的な構図な感じで。

 D300時代と違ってせっかくの3600万画素を使ってトリミングを前提とするなら 3Dトラッキングで ちょこまかAFポイントが移動して狙いを外してしまうより固定にしておいたほうがよいかもしれない。手動でAFポイントを動かしたら手ブレを誘発させるだけ。何か敗北感が漂うが日の丸構図からトリミングでもピンボケよりはいい(掲載の写真)。

今回のテストは小鳥がちょこちょこ動いてるところだから厳しい状況だったかもしれない。


| emisaki | 2017-01-29 Sun 20:22 | comments (0) | 映像音声::静止画(写真機器) |
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