テレビ番組って同時期に同種の番組が各局に出現する。前に批判した外国人に日本はすごいぞって自画自賛する番組もそう。同じ事しかやってないに注目し始めた原点はJリーグ開設時のテレ東以外の４つの民放はやったと思うサッカーを題材とした不発ドラマであった。そこから探ってゆくと東京でさえチャンネルは減らしても良いってほど同じことしかやってない。極論を言えばNHK・民放・テレ東の３局でもいい。朝昼晩と通称ワイドショーは数日範囲で同じネタが回ってることがちょくちょくある。ニュースなら同日で当然だが旬でも何でもないネタだから裏で糸を引いてる奴が同じって考えたほうが話が早い。

　そこで最近のクイズや脳トレーニング番組で出題されるのが同じってよりも過去にやってたのを誰それが新規に考えたと出題している恥知らず番組もある。先日、新しく考えた問題とかでモーションキャプチャーの複数の点だけを見て何をやってるところか出題してたが「そんなの10年以上前にBS日テレ BRAIN MAX で毎週のように見てたわい！」ってテレビに向かってヤジ飛ばす状態。ほかにBS-TBSの TIMEOVER など賞金を稼いでいた番組だから忘れもしない。私の年齢から知る限りは日本テレビ「マジカル頭脳パワー」あたりが原点で現在の出題の大部分は新しくもなんともないのです。だから名の通る大学で博士号とったのが作ったって笑わせるなと。パクリを新しいとかごまかすより、もう行き詰まってることを素直に認めてしまったほうが新しいことができるんじゃないかい？　何かと槍玉に挙げるテレビ番組は、近年ニュース番組にも付いてると聞く放送作家って業種が悪の根源だと思う。

＜追記：　2017年3月21日19:00放送 テレビ朝日「林修の今でしょ!講座　3時間スペシャル」　前頭葉の健康診断と称してモーションキャプチャーの点の動きで何をしているところかという出題がなされた。何年に渡って見なかったことが同時期、他局にまたがって急に見るようになるのかは同じ人間が裏で関わっているからとしか思えない。
　2017年3月29日00:50放送 テレビ朝日「お願いランキング」の中でクイズ作家の座談会が行われ一人ずつ過去に作った問題をあげて一番を選んでた。結局は自画自賛というか自己陶酔してるだけに見えた。＞