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0Kg対応カウンターバランス雲台@マンフロット
 マンフロットから 0-8Kgカウンターバランス対応の雲台と三脚セットの発表がPRONEWSにあった。これは私がずっと前から欲していたものとは違い可搬性については全く向上しない。テレビ番組を見てればわかるように家庭用小型カムコーダーが使われる機会が多いにも関わらず大型カメラ用から脱してない。

 ナイトロテックN8フルードビデオ雲台 雲台のみ75,000円、ビデオ用グランドスプレッダー三脚セット147,500円、他に写真用の脚などセットは4種で価格帯は約15万~20万円...

 従来タイプはどのメーカーにしてもある程度の重さがないとカウンターバランスが動作せず、業務用ビデオカメラでも軽くて小型になったし、取材陣でも多くが使う1Kg以下な家庭用カムコーダーくらいではカウンターバランスが動作せずわざわざ重りを付ける必要があった。そうした撮影機材の変化に対して大型カメラ用は既あるから不要で小型軽量化したまま上位モデルなりの滑らかな動きが可能な三脚を求めてきた。

 ところが今回発表されたものもビデオ使用な三脚セットで重量はミッドスプレッダー型で6.1Kg、グランドスプレッダー型で7Kgとなっており小型カメラを取り扱う上では重たすぎるものとなっている。示したようマンフロットだから値段もかなり重たい。

 0Kg-8Kgってのは機材重量ではなく高さ55mm重心となっているためカムコーダーで大きめであっても重心がずれてない場合には大きな数値とならず、もっと対応範囲を狭めれ耐荷重も下げれば雲台が2.2Kgなんて重たいものにならず作れるはず。

 カウンターバランスのみならず雲台の動きってのは画質より重要であって、放送用カメラのレンズ操作のしやすさ以外でも三脚の動きは人間の腕の違いよりも素人とプロの差を生んでいる。子の運動会を撮影するパパママのぶれぶれ映像もそれら三脚を使えば次元が違うようになる。YouTuberなんぞも増えていることを考えると小型・軽量・安価ってのが大きな市場に必要な要素。

 既存品は大型カメラ用で高額だからお金がないから買えないわけで、安物のLibecを使ってる身としてヘッド(雲台)が重すぎ、脚が軽いと安定しない問題はよくわかっているが、脚は荷物を吊して重たくできるので問題ない。最初から三脚全体の重量が重たすぎることが問題なのだ。誰もが自動車に搭載して道路のある場所で撮影するわけではない。

 結局、既存だとザハトラーの「システムAce M GS」実売8万円前後あたりが最も小型ってことになりそうだが5.5Kgもある。重たい荷物になるって点からは「システムAce L GSCF」カーボン製 4Kg で実売11万円にもなってしまう。それでも大きい(重たい)から文句言ってきたのに何年も気配がない。市場規模が決まってて商品サイクルも長い放送業務用のみで潜在的利用者の多い市場が見捨てられてる。

 デジカメ動画にしてもソニーα用にビデオカメラ用レンズの構造をしたのがあるわけだから、その程度や業務用中型機まで対応で構わない三脚(ビデオ雲台)があってくれないと困るのであった。

マンフロットは写真機用であってビデオの歴史としては新参者ですよね?
| emisaki | 2017-10-12 Thu 12:49 | comments (0) | 映像音声::周辺機器 |
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