2017-11-12 Sun
もちろん映画館で見てないからテレビで観たわけだが、行ってたら金返せって思っただろう。放送したテレビ朝日の大失態は事前にヨイショ番組をやってたわけで、それにてゴジラ映画なら40年か50年前の作品のほうがよっぽどマシだと思うことになった。ハリウッドのGodzilla映画が何か違うと思っても、日本のが空前絶後の駄作ではシャレにならんと途中から視点を変えることにした。この映画は日本のアホな政治体制や法律を表しているんじゃないかと。そんなやりとりが実に多く出てるのである。もし大多数の視聴者が期待するゴジラ映画だったら、法律なんて知ったこっちゃねぇーと映画が進む事態だからである...
政治の件ならば日本を表していると思え、近隣で "TINY FAT MAN" が何かしでかすと言うか具体的にはミサイルを飛ばされても、何々法律が適用できる・できないのとか、てめえらだけシェルターに避難してごちゃごちゃぬかしている間に着弾してそうで恐ろしい。それは政治のみならず日本人社会の「のろま」な決定でよくわかってるだけに現実味があるのであった。そういう危機感を謳う映画なら救いようがある。それでもゴジラ映画だから駄作は駄作に変わりない。
ハリウッド映画だと“おバカ”になりやすいって点で問題があり、例えば、どの映画だろうと日本人から見ると信じがたいバカが登場して映画であっても苛立ちしかない。最近ならエイリアン・コヴナントなんて登場人物全員馬鹿って具合にシリーズを汚して終わった。
そうだから日本でも「24」がヒットしたのはすべきことをして難にぶち当たるから。あれで間抜けが出てきたらヒットしなかった。まあ設定としてはスパイが潜り込みすぎてて十分に間抜けなんだけどね。非情だが主人公がまどろっこしことを一切しないから楽しめる。世間の結果だから個人の感想じゃない。
洋画だとSF映画かと思ったら人間ドラマだったなんてのがある。「コンタクト」からは宇宙人からの呼びかけであるが私は科学と宗教の対立から宗教に支配されている人間の脅威を感じた。同じ巨大隕石による生命存亡の危機でも欧米らしい馬鹿なアルマゲドンに対しての「ディープインパクト」。地球がもう一つあることから始まる「ANOTHER EARTH(日本未公開?)」、「インターステラー」は地球環境の危機からの親子関係など。「パッセンジャー」は事故で冷凍睡眠から目覚めた男がひとりぼっちとなり自己中で気になる女性を冷凍睡眠から起こしてしまうことから始まる。見てないが多数の宇宙船が飛来する「メッセージ」も人間ドラマだと言われてる。近年は流行かも。
それらの場合は知らないで見ると、いい意味で期待を裏切るわけだがシンゴジラの場合は期待を裏切っただけだった。つまらないから、あえて政治として考えてみただけで時間の無駄だった。テレビは宣伝しかしないわけで定番であるアニメのゴジラ映画の宣伝の一環だった。12月はスターウォーズの新作だが、そっちは作品として安心でしょう。
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