2017-01-02 Mon
夜のテレ東のほうはたくさんマニアが研究しており各種ルートを誰か掲載してくれるので、昼間からやってたテレ朝がまねたほうの番組を見ていた。そこで、最後に元箱根から最終便の海賊船に乗って桃源台へ行ってバスで戻るのだが、事情通には胡散臭さを感じたのであった。趣旨が違うためテレ東より汚い世界が見え、どうやら小田急グループ縛りがあるようだ...
番組中での元箱根からの移動は、桃源台→宮ノ下温泉(乗り換え)→元箱根 であったが同じ乗船客が小田原へ戻るためバス停は大行列で直後のバスには乗れず3本目となったが、箱根あたりの交通網くらい熟知してる側としては西部グループの交通網が全く話に出なかったため小田急グループ縛りがあると断定した。
桃源台へだが海賊船(小田急グループ)で元箱根港 15:40→16:10 桃源台港で、
<番組のルート>
桃源台 16:50→(バス)→17:15 宮ノ下温泉 (実際の到着時刻は数分遅れの模様)
宮ノ下温泉 17:44→(バス)→18:15 箱根町 (実際は遅れあり)
箱根登山バス(小田急グループ)は芦ノ湖の東側沿い桃源台~元箱根は運行しておらず、湖尻(桃源台近く)~箱根園~元箱根は伊豆箱根バス(西部グループ)となっており、箱根登山バスには桃源台からぐるっと芦ノ湖の西側を回る路線があるが観光路線のため日中のみで便数もすごく少ない。
<私が即座に思ったルート>
そこで時刻を調べると、
桃源台 16:10→(徒歩)→16:20 湖尻 (400メートルほど)
湖尻 16:40→(伊豆箱根バス)→16:48 箱根園
箱根園 17:03→(伊豆箱根バス)→17:12 元箱根
元箱根 17:12→(徒歩)→17:20 元箱根港 (150メートルほど)
元箱根港 17:34→(箱根登山バス 箱根新道線)→17:38 箱根町
後者で30分以上早く到着するわけですが、それでも遅すぎるのは芦ノ湖沿いの路線バスの便数が少ないに加えて夕方になってるから。もっと早い時刻だとどっちの会社でも船で戻れてしまうため船で戻れなくなった時刻の比較としては上記で正しい。
ところが番組では多数の区間で伊豆箱根バスの話は全く出なかった。撮影許可の問題じゃなく最初から想定してない(除外してる)と読み取れる。都心部では関係なさそうに見えても、都バス(都営バス)の乗り継ぎでも行けるところを江戸バス(東京都中央区コミュニティーバス)で東京駅へ向かったことで、そのあたりは撮影許可の問題だろう。江戸バスは100円と安く、都バスだと乗り継ぎは有料ってのもあるかもしれないが番組制作が細かいことを考えるとは思えない。それ以前に都バスは混雑してますし、ましてや師走では客に迷惑すぎて撮影許可は出さないとか消費者目線とは関係ないだろう。その理由かは不明だが他の番組は都バスを貸し切りで使ってた。
私が使う路線で知ってたこともあるが、築地にいたわけだから都バスなら1本で、しかも東京駅丸の内側に着く便がある。目黒駅・等々力(とどろき)行きと同じ側で、以前は東急と都営が交互に運行してたが東急だけになった(都営は2013年に廃線。都心部へ私鉄のバスが進入してきてるが都民ファーストなら競合するからって廃線にすべきではない)。東京駅~等々力は都区内では最長路線だが15kmそこそこで 奈良交通 八木新宮線の10分の1以下と短い。
都営でも築地から新橋へ行けば目黒へ行ける。都心部でも新しい施設ができたり、道路ができたりすると路線廃止と新規が繰り返されるから築地あたりも変わりそうだね。すぐに使えない情報になるからテレビのネタも尽きないだろう。
都バス(1日乗車券500円)や神奈中(神奈川中央交通、1日1030円)だけでもじゅうぶん遊べる。
テレビでは、この程度の隠れ宣伝やスポンサー配慮は日常茶飯事ですから、こちらとしては行き先や立ち寄り場所が参考になる旅番組でも宣伝が明白な部分は無視して調査を進める。知ってながら足を突っ込むことはあるが誘導されるのは屈辱である。
テレ東の番組じゃあるまいし、ほぼ決まってるくせに立ち寄り先を変えるのがいけないのだがゴールが箱根町ならば、小田原駅から箱根登山バスで箱根町行きではなく桃源台行きバスに乗り、番組とは逆方向の遊覧船に乗れば15:30 元箱根港発 経由 箱根町港 行きに乗れた。桃源台から最終の遊覧船は16:10発の箱根町港止まりだからバスがかなり遅れてもゴールできる。
早川の漁港を出発した時点で遊覧船に乗るとか言ってれば桃源台から遊覧船に乗って元箱根で降りて箱根神社へ行き、バスで箱根町へも楽に戻れたのであった。早川口バス停まで急いでおけば 14:10→15:11 桃源台 となり上記の遊覧船時刻15:30に間に合った。
番組では箱根フリーパスは使ってなかったが隠れ宣伝な縛りがあったことは明白なのに重要なところで無計画や路線バスしか使ってはダメとか言う。だったら遊覧船にも乗るな!わけがわからん。
だから一般客へ参考になるポイントがなかった。特に前半はゲストと出会うことが仕組まれているため立ち寄り場所も最初から決まってる。ほかのブラブラ歩き番組でもあるが地理に詳しいと編集点でつながりのない場所へワープすることがあるから最初から立ち寄り場所が決まってて面白くない。フジテレビの正直さんぽ、タカトシ温水のバスみたいなやつ。モヤさまも ほぼ決まってるところへ誘導されてるだろうな。
個人的には前半戦は 飛ばし見 で番組終了間際になってやっと面白くなった。放送時間的につながってるからそのままテレビ東京の番組(ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第25弾【福島・会津若松~秋田・由利本荘】)へと切り替えてみたら、出だしから「普通の旅番組じゃねーぞ」と、年を食ってもブリっ子しゃべりが抜けない新田恵利がとんでもない足を引っ張ってた。徳さんが勝手にいなくなるよりひどい。あれでゴールできたら奇跡だと録画しているから後で見ることにした。
1月2日13:00-18:00 テレビ朝日 路線バスで寄り道の旅
1月2日17:55-21:00 テレビ東京 ローカル路線バス乗り継ぎの旅
1月3日07:00-09:00 フジテレビ タカトシ温水の路線バス (再放送・再編集)
テレ東は過去を例にすると詰まった時間だからいいけどテレ朝はダラダラ5時間だった。
ほかの番組も正月は特にダラダラと長いだけなのばかりだった。
日頃から多数の番組をチェックするのに重宝するのが早見だが、できる限りのコマを表示してくれる高速サーチがなくなった。近年の機種は作る側の手抜きや多数のコマを表示せずサーチ速度によっては30妙CMすら1コマも映らないほど画面をすっ飛ばすから困る。秒30フレーム(コマ)として30倍速とすると1秒間隔で1フレーム表示すればよいが、私が使ってきた機種でそういう表示をしてくれるのは1台もなかった。同じ静止画を何フレーム、下手すると1秒間も表示したままにするため多数のコマを表示できずに実時間30秒や60秒間が1コマも表示されない事態が起きる。
サーチ画面に関してはビデオテープな頃よりひどくなったわけだが、ビデオテープじゃない利点としては録画中の番組でも途中で止めてじっくり見たり不要部分を飛ばしたり倍速再生して追いつけるところが録画しておくメリットでしょう。
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △