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古い防災備蓄から出てきた乾電池

 1.45Vならまだ使えるかと甘い期待をしたが、やっぱり低い負荷をかけただけでボロボロだった。残量切れに向かえば内部抵抗が上がるため残り容量は電圧じゃ計り知れない。この計測器には負荷をかけて電圧を探る機能(バッテリーモード)は無い。

 これだからって電池計測に合わせて機材を買う気もない。電池の文字が小さすぎるから照明を当てて見たら2003年だった。書いてあるのは使用期限だから20年前の代物ってことだ。



 電池が持つ変化する内部抵抗を無視するのは、小学生の教科書で「電池を並列に繋ぐんじゃねぇ」に繋がる苦情で、直列接続も呆れた内容だが「定格使用」の概念を無視した教え方をしてる。
 その馬鹿を作る教え方だと、新しい家屋には単相200ボルトが付いてるがAC100Vの白熱灯を繋げたら明るくなるのか?もちろん現実にはAC100VとAC200Vは端子を変えてるがマジで危ない。
 豆電球は耐えても半導体製品の定格外電源は即座に壊れる。現実社会の話だから理由が理解できなくても非現実の概念を教えることが危険。素粒子じゃなく原子核までしか教えないのとは訳が違う。



 古い電池があったこと気づかなかったのも、単三電池を単二、単一電池へ変換するための電池型ケースの中に装着されてたから。ところがだ、それがあっても単二電池、単一電池を使う器具なんて何一つとして持ってないぞ。単三電池と単四電池だけ。時計はボタン電池だが、どうせ交換なんてできやしない。

 小さい頃に見た単二電池だった防災ラジオは大きいし、お払い箱になってる。現在防災用にしてるラジオも古くてテレビの音を聞くため帯域切り替えが AM / FM / TV(VHFのみ) となってるが既にデジタル化して使えない。

 せっかく買った持ち出し用のリュックサック(バックパック)は買い直そうと思ってる。新品なのに薬品臭いから洗ってみたが、それでも何か耐えがたく臭すぎるんだもん。これは中国製にありがちなんだが、どうしてそうなる訳? 私の知る限りの昔の日本では無いし、往年の方々に尋ねても有り得ないとのこと。

| emisaki | 2021-04-16 Fri 21:10 | 生活::防犯・防災・防疫 |
災害時用品の選定 段階的に進めてる(6)
太陽光発電による充電式夜間照明の大容量型は買いたくない。

 販売店でわかるはずもないためネット検索にて内部の分解写真を見ることができた。そこで見たのはド素人設計。そもそもが過充電なんかでのカットオフについて何か対処する回路が見当たらないってのに加えて、なんと電池が並列に直結されていた。

 以前に危惧したとおりで、電池の単純な並列接続は小学生の教科書で通されてるが、現実ではやってはいけない大間違いである。厳密には電池が持つ抵抗値に違いがあり電流は抵抗が少ないほうに流れ込む。シーソーのように方向が切り替わり個々の電池が充放電を繰り返して無駄に消耗してゆく。

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 あんな回路じゃキルヒホッフの法則としては正しくとも電流の流れる方向としては小学生の教科書のような全てが負荷に向かうよう都合良くはならず電池2個なら2倍は非現実。

 負荷として豆電球みたいに桁違いな電気食いならば流れ込むが、LEDは抵抗によって電流制限されている。すると並列に直結されてる充電池同士の作用のほうが大きくなるかもね。

 それにLEDが複数も付いていて消費する電流が大きくともセンサーライトだから一定時間のみ。おおかたの夜間は負荷へは遮断されており電池だけ並列につながってる閉回路状態。

 なんてたって並列で容量を増やそうとしたのは私が学生時代に身をもって体験した失敗だからさ。だからって逆流防止にダイオードを入れるとダイオード分の電圧降下が起きる。本件の場合は充電があるから2本が並列ではややこしい。そんな配慮を考える国が作ってない。


 互換バッテリーで大容量のが嘘だってのには本当に嘘なのと、そうして並列接続の素人設計によって公称値より下回ってしまうことがある。日本製ならまだ特性も均一だろうが、私が使った中でも中国製のバラツキは激しい。

 容量は製品によって異なるが、例えば2200mAhの充電池を2本で4400mAhと主張してる品があったが、過充電と過放電を止める回路が付いた日本製セルの現時点で最大容量3600mAhを1本にしたほうが良い。酷い作りで2本内蔵だと売価が高くなるだけで買うに値しない。

 中には7本で15400mAhなんて品もあったが全然もたないって投稿から思いついたのは、太陽電池の能力不足か、間抜けにも複数本を並列接続してしまい公称容量に達することができないってこと。

別に見えたのが今の中国でコストパーフォーマンスが高いのが2200mAh電池なのかと。

 教科書が悪いが容量を増やそうと電池の並列接続をやってはいけない。日本でそんな製品を見たことがない。単三→単二→単一のよう電池自体を大容量化するか、消耗したら別の電池へ切り替わる回路が付いてる。いざって時に長持ちもしないじゃ話にならない。

いたちごっこ 悪評も製品自体や出品者が替わることによって消し去られてしまう。

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| emisaki | 2021-04-11 Sun 11:22 | 生活::防犯・防災・防疫 |
災害時用品の選定 段階的に進めてる(5)
ガス灯(ランタン)なんてエネルギーの無駄遣い。光しか利用してない。
それを言い始めると発電所とか工場とかにも使える副産物が無駄に垂れ流されてる。

 ガス灯を売るのならばガスでのマイクロ発電機を作ったほうがよい。カセットボンベ式の発電機があるが、持って逃げられるような代物じゃない。稚拙な原子力発電の方法からしてもだが熱によって発電機を動かす…このあたりで人類の科学力にて未開人ぶりを痛感するのだ。

 ガス灯ではなく発電して蓄電池(充電式電池)との組み合わせでLEDを点灯させたほうが桁違いの効率になる。晴れてれば昼間に太陽光発電にて充電。照明に限定すれば装備の容積、重量に大きな違いは無い。

 調理で鍋を熱するにしても周囲に無駄な熱が放出されるが熱は撒き散らして終了。ペルチェ素子なんかの逆利用で温度差によって発電できるだろ。

 平凡なキャンプだから何も考えてないんだろうが、災害時用として考えるとライフラインの一本化は非常に危険なのだ。だから通常の生活でもオール電化で電気調理、反対にガスで発電と双方ができるからって一本化なんて選択肢は無い。もし金持ちだったら家屋にはオール電化に値する装備に加えてガス給湯器にガス発電も併用する。

 「双方を持ってして双方を補うことができる」またはそれ以上の効率、有効活用を求める。一本化して失ったら全てを失うから当たり前だ。

 商品を探していて思った。毎年のように何らかの災害、天災があるってのに、のんきにキャンプなんて平和ボケしてる時代は終わってる。役所や大企業は災害備蓄をしているのだから既製品を買うのではなく必要なものを作らせるべき。

| emisaki | 2021-04-11 Sun 09:54 | 生活::防犯・防災・防疫 |
災害時用品の選定 段階的に進めてる(番外)
お金があれば逃げてるけど借家じゃないからね。天災に見舞われないことを祈るのみ。

 2019年、台風による雨で多摩川が増水し、初耳の「バックウオーター現象」なるもので多摩川へ流れ込む支流が氾濫したが、世田谷区玉川[Googleストリートビュー]の場合は当たり前だろってところに建物が建ってる。ストリートビューで示した場所の中央は昔の土手。ようするに右側は、かつては川の中。

 二子玉川駅の東側も一目瞭然で今でも昔の土手(堤防)が残っており中州という無茶な場所に家がたくさん建ってる。日本はどこだって大なり小なり危険であるが、そこは自業自得だろって場所なのだ。氾濫したから二子玉川駅から見える野川は現在も大工事中であった。

 家屋が強固でないから逃げるしかないが、強固にしても土地(場所)がなぁ。こっちとしても荒川が氾濫したら沈む。かつての水害で堤防が高くなっていても上流、支流、橋に弱点がある。小松川千本桜となっている場所はスーパー堤防と言われる幅はあるのだが高さがない。高くしても無駄なのは橋が低い位置に付けられてるから。全ての橋を高くしなければ堤防を嵩上げできない。

 軽めの増水に対処できるが想定してる氾濫増水では埼玉の地下宮殿、地下水路(首都圏外郭放水路)は役に立たないね。だから言ってんだ 世界大運動会なんてクソの役にも立たねぇクソ野郎どもの金儲けのためだけにある国民を幻想に洗脳してるだけで巨額をドブに捨てたようなものだって。そんなカネがあったら都民を守ることをするのが正しい政治。今ならコロナ対策費。小池は引き継いだだけで退場した ろ・く・で・な・し ジジイどもの責任。

 結局、2兆円くらいになるんだろうな。全額注ぎ込めたらどんな対策ができただろうか? カネがカネを生む汚い経済システムを利用して金儲けした奴らから徴収すべきだね。だからって真逆のギャンブル(銀玉転がしを含む)で失ってるアホ連中に同情の余地なし。

| emisaki | 2021-04-09 Fri 22:30 | 生活::防犯・防災・防疫 |
災害時用品の選定 段階的に進めてる(4)
カセットボンベ式のガスバーナーは、
・イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB 売価5,480円(オープン価格)
・イワタニ FORE WINDS マイクロキャンプストーブ FW-MS01 希望小売価格7,150円
・ソト レギュレーターストーブ ST-310 売価7,698円(参考価格)
・ソト シングルバーナー ST-301 売価8,800円(参考価格)

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 ほかに中国製の3千円程度な怪しいのが複数あったが、イワタニ、ソト同様にカセットボンベへの輻射熱の問題を抱えている。だから複数の会社から対策品が販売されている。国内で3千円かと思ったら上記の品に取り付ける五徳だけだったから検索は注意。

 ボンベは認証がないと販売できずJIS規格とJIA認証だが、バーナー部分について法的規制が不透明なのもコールマンの国内代理店版でも安全性に不安が取り沙汰されていたから。

 カセットボンベは家庭で使われるから安いのがあって売価が違いすぎるため調べを進めたら電池と同じように違いがあった。大丈夫なのかと思ったがガスが違ってた。

イワタニお客さまサポートよくあるご質問カセットボンベ
> Q7:イワタニカセットガスとイワタニカセットガスパワーゴールドは何が違うのですか。
成分の違いが記載されておりイソブタンってのが「低温時対応ガス」ってことで火力じゃないから寒くなければ高いのを買う必要がない。ノルマルブタンってのは前回に確認した ノルマル=ノーマル(normal)ってことだが、それが何ってことは深入りしないことにした。

SOTO(米国)
SOTOレギュラーガス:  液化ブタン 参考売価 3本815円
SOTOパワーガス: 液化ブタン・液化プロパン(混合比 約9:1) 参考売価 3本916円

 アルコールランプ形をしたガスボンベ(OD缶)はカセットボンベ(CB缶)より高圧で量が多いのかとは思い込みだったようだ。容積じゃ比較できないため内容量(グラム)で比較することになる。次がガスの成分ってことになる。総合するとOD缶のほうが値段が高い。

 イワタニ CB-JCB は併売じゃなく新製品へ切り替えだな。売価の推移と在庫が示しており、大手販売店では4千円台で販売が終了していた。

 「イワタニ FORE WINDS フォールディングキャンプストーブ FW-FS01 希望小売価格16,500円」は名称に「キャンプ」が入ってるよう大型。家庭用カセットボンベ式コンロからボンベ部分の枠だけ残して折りたたみ式にしただけだから持ち歩きには不向きだった。これをリュックサックに入れて運ぶとは思えないため自動車に載せるなら普通のカセットコンロを持ち運ぶね。

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| emisaki | 2021-04-09 Fri 12:47 | 生活::防犯・防災・防疫 |
災害時用品の選定 段階的に進めてる(3)
 災害用途ってことから YouTube で検索を進めたら「Iwatani」という聞いたことがある文字が出てきた。イワタニ? 岩谷産業じゃん! 更にガスボンベは家庭でお馴染みのカセットコンロのスプレー缶みたいなやつ。専用のボンベではその器具で使うしかないが、カセットコンロ用のガス缶ならローリングストックの対象になる。

 YouTubeの動画では取扱説明書が出てきたが「生産国 日本」だよ。それでも使用制約がかなりあるのもガス缶が剥き出しだから。カセットコンロより放射熱の対策は大変になる。遮熱板に類するものが必要でYouTubeではアルミかステンレスの台を敷いてたが、私はキャンプじゃないからそれは持てない。災害用なら病院でやる点滴の袋みたいな水の容器を持ってるはずだから水冷も可能であろう。分離型として安全圏までの長さのガス管があればいい話なんだよな。

 投稿時点で、下記リンク先のページは旧製品。新製品は火力は2300→2000Kcal/h、更に軽量小型化されており274→186g、五徳は棒状になってる。
岩谷産業アウトドア・トーチバーナー・ガスマッチ他カセットガス ジュニアコンパクトバーナー

 2021年3月発売「お知らせ」のどこに書いてある?お知らせの意味がないと怒って新製品はどこで説明されてるのかと Iwatani の最上層ページでスクロール画像が変わるまで待ってやっと判明した。オシャレにウェブページ作ったつもりだろうが、とっとと見せろって側にとってはウザったい。
forewindsPRODUCTSマイクロキャンプストーブ FW-MS01 7,150円(税抜き価格6,500円)

 カセットガス「ノルマル」って何? ガス缶の写真が拡大できないんで仮想空間を泳いでみたら拡大写真があり normal ノーマルじゃん! 本当のところは ノーモゥ で、下手に発音すると no more に聞こえてしまうから どっちもどっちで文句は言えない。リキッドでもリクイドでもない中間って感じなのと同じだから。だが、ノルマルじゃ世間一般に意味が通じないという問題は残る。ノーマルに変えたほうが良いと言ってるのではない…日本語を使ってくれ Rock Valley Industrial Co.Ltd よ。

| emisaki | 2021-04-08 Thu 12:47 | 生活::防犯・防災・防疫 |
災害時用品の選定 段階的に進めてる(2)
 コールマン アウトランダーマイクロストーブ PZ 203535 というのが素人として社名を知っており国内品でもあったため良いかと思ったのだが、YouTubeにて複数のバーナーを比較している動画がいくつもあり、それを倍速再生で、一通り見たところガスバーナーの欠点が判明した。

・根元の材質がプラスティック
 根元の材質がプラスティックでは耐熱だったとしても金属とは比較にならない。ただし金属よりプラスティックのほうが熱伝導率は悪いはず。それなりに支柱から熱は伝わるでしょうが、長時間で使ってはならないってことか。

・五徳の上で鍋などが安定できない構造
・五徳が固定できない

 触らなければ問題ないのだが調理となると鍋は絶対的に動かすわけで問題になる。3本が120度ごとに固定できず、どうやら鍋やフライパンを動かすと五徳が一緒に動いてしまって、気づかず手を放すと鍋が倒れる危険性がある。

 今回調べたコールマンのは 5,100円 でしたが、先に調べて7,000~1万円台まであったことから5千円は安い部類に入るようだ。コロナ禍でキャンプが流行、素人に加えて不届き者が大勢いるため禁止行為や後始末をしないってテレビ報道を何度も見た。そんな奴らでも消費者のはずだが、世界的に増えてそうな感じがしてる割にコストパーフォーマンスが悪すぎるままのお値段でした。

ただし私はキャンプで使うことは無い。災害時用の備蓄用具。

| emisaki | 2021-04-08 Thu 12:42 | 生活::防犯・防災・防疫 |