再開発は綺麗なフリして人間環境が悪くなる可能性について考えたい。既に東京近郊の各所にて手遅れな状態になってる。金の亡者どもに踊らされて正しいことが見えてないから。

　テレビでまた十条商店街のお約束の店を紹介してるから「しらくら」ってどうなったかと調べたら駅の改札口を出て左側一角が全てなくなっていて超高層集合住宅の建設工事現場になってた。

　しらくらビデオは俺がガキの頃ならまだしも、中野のフジヤAVICや吉祥寺のVICビデオセンターとかあったが、時代の流れで下火の事業にとって再開発は嬉しい話だろうな。立ち退きなら事業保証が加わるし、そのまま終わったほうが良いに決まってる。だが、町としてはどうだろうか？

　物理的な脅威としてはビル風と今までなかった場所まで日陰ができること。あとは故意でなくても落下物の問題が発生する。強風でなくてもビルの高さと同距離まで危険と言われてる。

　高層階の3LDKが約１億円だってよ。クソ高いな。別の場所で１億の一戸建てのほうがいいとは個人の見解か。おのぼりさんはタワマンが好き。

　十条のみなさまに各地で起きてきた残念なお知らせをいたしますと「集合住宅が建つところ秩序無し」である。地方症の人達が大量流入するため町の秩序が崩壊するのです。一棟なら1500人くらいだとしても意外と影響が連鎖的に起きるんだよ。超高層集合住宅によって価値がが合って地上げ屋が出て小さな建て替えが起こり、更に無秩序な奴らが流入してくる。

　だから商店街が儲かると安易に考えるのは危ない。もちろん俺が敵視してきた奴らは自分の何が悪いのかも理解しちゃいねぇから住み着いた奴らは秩序がなかろうとも快適に思う。だから「肥溜めの中のうんこは自分が臭いとも思わない」と例えてきた。

　十条は家の数だけ見ると都会に見えるが電車は高架橋ではなく片側にしか改札口がない赤羽線である。地方の人にとっては便利かもしれないが都会人からしたら山手線でもなく東北本線（京浜東北線）でもなく多少の不便により隠されてきた古き町だと思う。

　車両通行止めの坂を爆走するチャリカスで悪名高き隣駅の赤羽は高島平、町田のよう巨大団地によって秩序が崩壊していた。かつて原因を調べたとき、団地群からの道がないことがわかった。チャリカス軍団が下る「大坂」と「弁天池の坂」の間にある赤羽並木通りは赤羽台トンネルが自転車通行止めなのだ。コロナ禍でも古い団地で次々と建て替えが行われてきたが、人間の建て直しは行われず今でも老若男女チャリカスだらけのようである（テレビ報道、現地ネット投稿から判断）。

　小僧な頃から東京中が地方症な無秩序どもに侵略されたって怒ってきたわけだから十条がこの時代までそこそこ秩序を保ってきたらしいってところを良かったと思うべきなのかもしれない。