2023-01-09 Mon
CASIO fx-JP500 実売 約2千円。2014年12月19日発売だが他の候補は2006年だった。大昔からある [ENG] も重宝してきた([SHIFT]併用で逆方向)。押すと103(10の3乗)ごとで表示を調整するため 1000 の時に押せば 1 x 103となる。ようするに、ピコ、マイクロ、ミリ、キロ、メガ、ギガと桁(小数点の位置)を変更できる。
[x10x]キーも便利。電子工学的な計算って巨大な数か、小さい数が多い。
一般利用として125万と入力したいとき [1][.][2][5][x10x][6][=] で 1250000 と入力できる。[0] を押す回数を間違えたり、押したつもりが押されてなかったことを避けられる。ただし入力したい何万、何千万かの数が10の何乗なのか知ってる必要がある。
事務用電卓にある[00]ボタンより桁が大きい場合には便利。そこで疑問だが事務用なら[000]のほうが使いやすいのではないかと3桁カンマで思ったが、中国から伝わって多少呼び名が違っても同じく4桁ごとに万 億 兆 京だし巨大な数は電卓として表示桁が足りず無意味なためよく使う百や万くらいのために[00]ボタンが使いやすいのかな。
【今よりもっと個別設定できる項目があったほうが良い】
適当な数を入力して計算してみて動作を確認。そこで以前の機種は[DEL]キー一発で一つやり直せたが十字ボタン(方向キー)が搭載されたため、[<]ボタンを押してから[DEL]と行程が増えた。
それは仕方なしとして、簡単な1÷8=をやってみたら「8分の1」って何だよ。計算してねぇーじゃん。早速、取扱説明書のお世話になることになった。
[SHIFT] [MENU/SETUP] にて設定メニューを表示させ表示方法の変更ができる。事務用電卓みたいに専用のスイッチが付いてないだけで、四捨五入の桁、3桁カンマの表示も可能だった。
設定した結果[1][÷][8][=] 0.125 となったが、関数電卓を使う理由として逆数は専用キーがあるため [8] [x-1] [=] と操作回数を減らせる。
【関数は数百内蔵】
関数が何百と登録してあっても登録されてる.。
定数も登録されていた。電荷 e = 1.60217646×10^-19[C] と登録してる俺は時代遅れで、電卓には 1.602176565×10^-19 となっており、更に2019年に 1.602176634×10^-19 となっていた。調べたら電卓に登録されてる値の前は 1.60217657×10^-19 だった。こうなると定数が登録されてるかはどうでもいいか。学校の試験のときも1.602×10^-19で計算。
【使っていてわかってきたこと】
・計算履歴 16 ※計算内容によって変動するかもしれない 説明書に記載見当たらず
・太陽電池が機能しててもオートパワーオフする(履歴消える)
・オートパワーオフの時間設定なし
・数値メモリー 9個 A B C D E F x y M (定数に使えるが9個しかない)
・論理計算では関数は使えないため16進数でALPHAボタンを押す必要なし 赤字A~Fで直接入力
・論理計算でのn進数を指定する記号は数字より前 16進数の例なら h12 (10進で18)
・先に定数登録されてないと書いてしまったが47個登録(下記に示すが文字が見えなかった)
【この電卓で最大の欠陥は通信販売じゃ全くわからなかった】
プログラム関数電卓が2~3万円代のときから買ってたから恐るべきコストパーフォーマンス。
そうした賞賛も束の間、手にした瞬間に、おっちゃんももう目が悪くなったのかと思った。この表面のテトラポッドみたいな模様が目くらましになってた。見えるのはボタンの上だけ。真正面だと攪乱させられるが斜めから見ればよいですね…アホかボケぇぇぇ!
売る前にこの程度に気づけないのか…そりゃあ何かと日本の世界ランキングが落ちるよ。気配り忘れた日本って何が残るのか?
系列の上位モデル(fx-JP700, fx-JP900)も同じデザインだから表面に印刷されてる文字が読みにくいでしょう。2~4千円だから仕方ない事じゃなく、間抜けな模様にしなければよかったんだから。そこを勘ぐるとして、もしこれが薄っぺらな表面の板の強度を高める加工だったとしても、そこは表面である必要がない。
学生時代に使っていたのは全面が金属で覆われてたから使い込むと少し凹んだが使用上の問題は無い。それから裏面だけが金属製で表面はプラスティックに変更。これは表面が金属製に見え、裏はプラスティック。
この商品と付き合ってゆくには、正面から少しでも向こう側に倒して見てはいけない。人が使う自然に反するが少し手前に傾けるか、左右に斜め傾ける。
例えばパソコンのキーボードって平面に置いてあっても自分からしたら向こう側へ傾いてる。新聞や本を読むとき正面に対して上を手前に傾けて読む奴がいるか?間抜け言わざるを得ない。
学生時代にはプログラム電卓を使っていて、今回のにはプログラム機能がないが当時なら搭載されてない関数、そして個別に計算をしなければならなかったが機能が増えたことで操作行程を減らせる。fx-4500PA(2006年発売)はプログラム機能があったが内蔵関数は124。
時代が変わっても値段的な違いから劣ってしまったのは数値メモリーで学生時代(型番不明)は99個、壊れたfx-4500PAは26個だったのが9個と激減。それも今回のはプログラム電卓ではない。
発売時期が古いがプログラム電卓である fx-5800P(実売 6~7千円)なら変数メモリーは26~2398個。昔からだが個数が変動するのはプログラムと共用しているからプログラムをたくさん登録すると減ってしまうし、多いと変数名の指定にもメモリーを使ってしまう。
fx-4500PAは6千円程度で買ったと思うが、今回のは安値比較で fx-JP500 約2000円(直販3,630円)、fx-JP700 約2500円(直販4,950円)、fx-JP900 約4000円(直販6,600円)。本体の基本構造は同じでJP900だけボタンの色が違う。どれも変数メモリーは9個。製造コストが変わらぬとすれば中身は基本的に同じで機能制約を施しているのではないかと推測している。高機能モデルのほうが販売数が少ない代わりに利益率が高いという経営方針ではないか。
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| emisaki | 2023-01-09 Mon 10:48 | 生活::コンピューター・電気 関連 |
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