サイト内の移動
最新投稿
当年度ブログの検索
カレンダー
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<  2024 - 11  >>


2024 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2023 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2022 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2021 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2020 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2019 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2018 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
分類
月別の記録
状態
現在: ゲストモード

庄内交通2022年10月から市内循環バス運行中 しょうもない交通からの脱却 
 庄内交通だけではなく全国的にコロナ禍での移動制限から大都市においても減便が相次いだ。地方での減便は自己中を加速させ自家用車の利用と免許返納しない高齢者を増やして事件事故も増えた。

 仙台~寒河江~鶴岡ルートを調べ直したら2022年10月1日から小型車による「鶴岡市内循環バス」が3ルート運行されていることがわかった。各ルートで1日8便×左右周りで、どれも1周が約40分に設定されてる。マイクロバスより小型の俗称ワゴン車ってやつだから小銭(両替不可)かICカード(車内チャージ不可)での支払い。

 「つるおか1日乗り放題券」だと紙の乗車券が廃止されICカードのみになり車内でのみ購入可能。市内循環は1乗車300円(乗り継ぎ割引なし)のため2回以上乗車や通常路線バスへ乗り継ぎなら1日乗り放題券Aコース500円がいい。羽黒山へ行く観光客なら全域2000円。

 過去に損だとしたが通常運賃の値上げによりエスモールから羽黒随神門860円(鶴岡駅前からは840円)、羽黒山頂まで1250円だから片側登山の往復だけでも損ではなくなった。

続きを読む ≫


 鶴岡市内循環バスの運行には改善の余地があり利用者の乗降と下車を分析すれば更なる利便性の向上が期待できる。左右回りで運行しないと隣へ行くにはほぼ1周する必要があるが、1周40分のコースが改善できれば片方向の運行にて最適化ができそう。減らせた便をもっと僻地へ予約式(オンデマンド方式)などで運行すれば隔絶される場所が減る。



 観光客として期待したのが乗り継ぎ。高速バスで鶴岡駅のほう(エスモールバスターミナル)へ来ないバスがあること。高速道路のインターチェンジから離れてるからだが「庄内観光物産館」とやらに停車されても困るわけ。

 高速バスはまだ運休が多いため少なくなってるが、それでも酒田から仙台行きで朝に4便がエスモールには来ない。1便だけエスモールバスターミナルから乗り継ぎ便が出るが、通勤通学用だから観光で使う時刻だと条件が悪くなる。

 そこで高速バスと鶴岡市内循環バスなど時刻表を照らし合わせたところエスモールバスターミナルを0840発の専用接続便が用意されてる酒田発の仙台駅行きで庄内観光物産館に0900、酒田発の山形駅行きだけで他は接続できる便の記載がない。

 探すと酒田発の仙台駅行きで庄内観光物産館を0820のを下車したとき鶴岡市内循環バスが0833に1本、温海営業所→エスモール行きのバスが0727に1本。他は長時間で接続しない。

 庄内観光物産館からエスモールまで徒歩で最短3.6km。高速バスの利用も観光客ではなく住民のほうが多いと考えると朝よりも夕方から夜の接続に困る。

 鶴岡市内循環バスが高速バスとの接続で使い物にならないだけで住民が利用する路線として価値があったから利用者が増えたって報道が見つかった。減便されると余計に使わなくなる。



 中心部は便利になったが外界とは更に閉ざされていた。2020年9月30日には温海営業所管轄内で多数の路線が廃線になってるが、バスがないと悲劇的な路線で廃線になってる。

2022年7月31日で廃線と掲載されていた路線
・酒田-湯野浜温泉線
・酒田光陵高校-湯野浜温泉線
・酒田-余目線
・特別支援学校-余目線
・十里塚-古湊線
・十里塚(光陵高校)古湊線
・八重浜-古湊線
・日本海総合病院-観音寺線
・酒田-山寺線
・酒田光陵高校-山寺線



 ローカル路線バス乗り継ぎ旅にて知られてるが新庄~余目の間で十数キロも路線がない。日本海側は鉄道の便数が多いが新庄~余目(鶴岡、酒田)は悲劇的。だから予定を組むにおいても山形新幹線で新庄には行かず新潟から日本海路線か山形から高速バス。

 ところが現在ならバスで行ける。2022年5月14日から約2年間は工事に伴い陸羽西線が全線運休で「陸羽西線代行バス」となっていた。過去に接続しなかった時刻に接続便があったりしたが、元の電車の駅をバスで通るため所要時間がかかる。現時点、新潟経由なら酒田は10:35着だが、新庄を経由すると12:24着。道路工事が優先なのだから廃線への布石と言われる。

 三春滝桜で調べると磐越東線では老朽化した設備の工事とかで2020年4月から約4年間も代行バス。もう完了したのか福島駅では山形新幹線へ片側分岐だったのが上下線に分岐接続する工事で代行バスだったはず。

 磐越西線は2022年8月3日の大雨で喜多方の先の橋が倒壊。復活した只見線も何かと止まる。自治体として廃線にされると困るからお金を出すわけだが大金は出せず、根本的な作りまで替えられないからツギハギ工事となり台風、大雨で順々に弱いところから壊れる。

 日本中で単なる盛り土な上に石を撒いて枕木って線路だらけなのだから大雨が続けば崩れる。JRになってから長いとは言え、そんな線路を作ったのは国鉄時代であるが、例えば100年前なら路線全部をコンクリートで固めるなんて無理でしょ。

そもそも自家用車に溺れて電車に乗らない奴らのために修復しようって気になるわけがない。

 東京では以前から老朽化が問題視された古くからある水道管にガス管のみならず高度成長期に作った設備の入れ替えが行われているが、昔から悪評の「年度末予算使い切り」によって余った予算だから一気に行わず部分工事が繰り返されている。加えて連携が取れてないため同じ場所の二度手間も見られる。

 交通網だけじゃないんだから詰め込んだ都市を作らず予め場所を作っておいて都市全体を50年で「式年遷都」したらいかがかな。都心部なら78年前のよう一度滅びないと無理。批判しても無駄なのは戦後の奴らが現在の東京なんて夢のまた夢で計画なんて立てられずはずがない。日本中で似たようなもの。だから今になって道路作るから立ち退けってなる。

≪ 続きを隠す
| emisaki | 2023-03-29 Wed 07:16 | 交通::情報・考察・計画 |